なぜ、仕事を辞めたいと思い起業したのか?【準備と1年後】

仕事を辞めたい
●38歳で15年勤めた会社を辞めて起業した男の体験談
●起業して1年、夢と希望と現実と
●起業にあたって、準備したこととしておけばよかったこと
さとし
さとし
私さとしは2020年7月、15年勤めた会社を退職し独立・起業しました。
退職・独立・起業という経験は、自分の人生の中でも非常に大きな出来事です。
そして、それから1年が経ちました。
この記事では、そんな自分の経験を共有させていただきます。
参考にしていただけると幸いです。

内容に入る前に少しだけ、私の自己紹介を…

さとし
さとし
私、さとし。
・1982年生まれ、妻と娘の3人暮らし
・大学を卒業後、着物の販売の会社に入社
・着物の営業・販売に携わりながら店舗管理者としてキャリアを積む
・2020年38歳で独立・起業

この記事では、以下の内容をお話しします。

・起業しようと思ったきっかけ
・起業を維持するお金について
・起業する前にもっとしておくべきだったこと

独立・起業して1年が経ちました。

さとし
さとし
正直順風満帆には程遠く、結果としては『1勝9敗』というところです。
ただ後悔はありませんし、やりがいと日々の充実があるんですよね。
この記事がこれから独立・起業しようとしている人、何か自分の人生を変えたい人の参考になれば嬉しく思います。

なぜ、仕事を辞めたいと思い起業したのか?【きっかけ】

なぜ、仕事を辞めたいと思い起業したのか?【きっかけ】
さとし
さとし
まずは、私の独立・起業するに至った『きっかけ』をお話しします。
行動するためには決断が必要で、良くも悪くもその決断を信じないと物語は前には進みません

私は会社では店長職を任せられていました。

店舗での営業・販売のリーダーであり部下を教育・育成する管理職でもあります。

さとし
さとし
仕事にはやりがいもありましたし、家族3人で慎ましやかに生活していけるだけの経済的余裕もありました。

そんな私が特立・起業したいと思った『きっかけ』を以下の3つでまとめます。

●『人生が変わる』本との出会い
●現状の不満からくる将来の不安
●自分の夢の実現

決断に至る重要なプロセスになります。

『人生が変わる』本との出会い

具体的な生き方を決めたきっかけになったのは『本』との出会いでした。

さとし
さとし
この本を読むことで、複数のキャリアを積み上げたいという思いが芽生え、チャレンジする意欲を掻き立てられました。

当時はのめり込むようにこの本を読み、YouTubeを通して著者の講演を聞いたものです。

学べば学ぶほど、自分の可能性に賭けたくなるんですよね。

やはり『出会い』は人生を変えるもので、『出会いは求めることで現れる』と確信しています。

現状の不満からくる将来の不安

さとし
さとし
私が勤めていた会社は『退職金』がありませんでした。
『将来のお金は現役の間に稼ぎだす』といった、モーレツな成果主義の営業会社だったんですよね。
ただ、そのことには不満はありません。
それによって鍛えられたのも事実だからです。

問題はそういう状況なのに、仕事に自由度がなかったことにあります。

『決められた道で成果を出すか否か』という、優劣の付け方が一択しかないスタイルだったんですね。

さとし
さとし
会社の中で勝ち組になるためには実力も重要ですが、ある種の『確率』に勝たなければなりません。
ポストには限りがあるからです。

それが一択しかないのは『将来への不安』となっていき、不満が募っていくことになるんです。

そして思います。

『愚痴っている暇があったら独立・起業をしよう』と…

自分の夢の実現へ

さとし
さとし
自分の夢は『着物のブランド』を作ることです。
着物を販売するだけではなく、制作にも携わって業界に貢献することなんですよね。

そしてそれに新しい価値をつけようと、こうしてWEBの仕事にも取り組んでいます。

掛け合わせることで、もっと着物を身近に感じてもらいたいんですよね。

生計を立てることができなければ意味はない

生計を立てることができなければ意味がない
さとし
さとし
人は生きていかなければなりません。
そのためには『お金』が必要不可欠です。
夢を追いかけるためには、現状を維持する『お金』という問題を避けては通れないんですよね。
よっぽど準備をした状態での起業なら問題はないかもしれませんが、一般的に会社を辞めると収入は減るものなんです。
そこへの対応がなければ、起業は続いてはいかないのです。

ちなみに私(我が家)の起業して1年経った収入源は以下の通りです。

着物販売員としての業務委託
→夢に繋がる『労働』
足りない収入を埋めるアルバイト
→夢には繋がらないが安定的な生活のために必要な『労働』
WEB制作の委託業務
→自分の仕事に広がりを持たせる『新しい価値』
ブログ・アフィリエイトなどの収益
→将来的な事業の拡大のための『新しい価値』

これらを駆使して、サラリーマン時代の8割くらいの収入をなんとか得ています。

さとし
さとし
ぶっちゃけ、『死ぬ気で頑張れば生きていくぐらいの収入は得ることができる』というのが、退職して1年経った感想です。

ただ、『労働』だけで生きていくのであればサラリーマン時代からの変化はありませんし、夢には届きません。

現状『収入がほとんどない分野』も広げていかなければならないんですよね。

さとし
さとし
そのために一番重要なことは『時間の管理』です。
時間とはお金よりも価値のあるものです。
時間をお金に変えることもできますし、将来を作るのも時間です。

全人類が平等に持っているこの時間を、どういう風に使うかシュミレーションし、計画的に使っていくことは本当に重要なんです。

自分の仕事を創り上げていくということは『時間を操れるかどうか』と言っても過言ではありません。

【感謝】家族の協力

妻は子育てをしながら、パートに出てくれています。

収入を増やすということは、生活のことだけでなく『安心感』にも繋がることです。

それがないと物語は根底から破綻するのかもしれません。

そうやって支えてくれる妻には感謝の気持ちしかありません。

だから『何がなんでも成功しなければならない』と思うのです。

【後悔】起業する前にしておけばよかったこと

【後悔】起業する前にしておけばよかったこと
さとし
さとし
起業して1年、こうなるんならもっとやっておけばよかったと思うことがあります。
それこそ無茶苦茶あるのですが、重要な3点をまとめました。

無駄使いなんてするんじゃなかった…

さとし
さとし
起業して一番変わったことは『お金』に関する感覚です。
『お金』には使うべきお金と、無駄使いのお金があります。
それが実感を持ってわかるようになると、『無駄使い』をしたことが一気に後悔となって襲ってくるのです。

自分の支出を把握して無駄を改善することは非常に大切ですし、自分がどれだけの『お金』を得たいのかを考えることも大切です。

この経済的な感覚は早くから身につけておくのがいいんですよね。

最強の防御力であり、攻撃力にも繋がることなんです。

準備はもっと前からするべきだった…

さとし
さとし
例えば、今書いているこのブログ…
これを始めるのが5年早ければ、結果は全然違うことでしょう。

『収益に繋がること』『価値を上げるのに必要なこと』の準備は早ければ早いほうがいいんですよね。

『その時になったらやる』では遅すぎるんです。

そのためには『こういうやり方がある』と知ることが大切で、その為に勉強しないといけないんです。

こういったことは全て繋がっているので、何度も言うんですが『早め』に取り組むべきなんですよね。

人脈作りがあなたの価値を上げる

さとし
さとし
サラリーマンの弱点は『限られた人にしか会わない』ということかもしれません。
現に私もそうでしたから…

気心知れた人といるのは居心地がいいんです。

自分のキャラクターが周知され、それに合わせてくれる環境は仕事もしやすいんですよね。

さとし
さとし
しかし、そういった環境では『仕事を与えてくれる人』に出会うことはないんですよね。

『新しい仕事は外に出て探さないと見つからない』という当たり前の話なんです。

まとめ

夢と勢いがないと起業はできないし、夢と勢いだけじゃ起業は続かないとの事実です。

誰もが自分らしく生きたいと思い、可能性を模索しているはずです。

この記事がそんな人の手助けとなることを心から願っています。