指示を出す【従業員に気持ちよく動いてもらう為の心得】

店舗運営・実践
さとし
さとし
私、さとし。
着物の営業・販売をしています。
この道15年、お客様とともに着物の輪を広げてきました。
今は店舗で店長をしています。
このブログでは私の経験に基づいて、着物の知識や営業・店舗運営のあれこれを綴っています。

リーダーは重要な存在ではあるのですが、仕事のすべてを自分でやることはできません。

仕事を効率よく配分していかないとダメなんですよね。

 

その為にリーダーは、従業員に『指示』を出します。

 

その『指示』が遂行されることによって、チームの仕事は円滑に進んでいくんですよね。

非常に単純明快な話ですが、現実はそんなに円滑には進まないことのほうが多かったりします。

 

与えた『指示』に対して、リーダーの満足する『結果』を得られないことがよくあります。

リーダーがそれに対して『ダメ出し』や『叱責』を繰り返したりします。

 

それが続くと、リーダーは孤独になり、従業員は置いてけぼりになるんですよね。

そうして『指示』は、より通りにくくなるんです。

 

重要なことは、リーダーの『指示の考え方』なんですよね。

 

まず一番に考えないといけないことは

さとし
さとし
従業員に気持ちよく動いてもらう!

これです。

 

これができるかできないかで、『指示の効率』は変わります。

 

その為の『指示の出し方』が重要で、キーポイントは以下の通りです。

①指示は『お願い』する
②『目的』を明確にする
③結果に対しては、基本的に褒める(ねぎらう)

 

では、これらをくわしく解説していきます。

指示は『お願い』する

『指示』はどう出せばよいのか?

さとし
さとし
答えは簡単『お願いする』です。

特に、男性のリーダーがこれが下手な傾向があります。

逆を言うとこれができる男性は、女性より『支持』を集めやすかったりします。

 

指示内容は仕事の一環なので、従業員はその仕事をすることで給料をもらっています。

このことが『考え方』として先行している人は、『指示』がどうしても上から目線になってしまったりします。

 

気持ちはわかりますが、これでは効率を落とすことが多いので、やめることをおススメします。

 

重要なことは、指示を出すときのスタンスを『お願い』にすることなんです。

 

これが習慣的にできているチームは、リーダーと従業員の関係性が良好で、仕事の効率が高い組織が多いんです。

 

このことを『従業員になめられる』と感じるリーダーは、リーダーとしては失格です。

従業員がリーダーを軽んじる原因は、そんなところではありません。

『目的』を明確に指示を出す

重要なのは『目的』です。

こんな指示の出し方をしていませんか?

さとし
さとし
今日の17時までに〇〇様に、『ご納品』の連絡をとって納品の日時を決めてください。

なるほど、具体的な指示ですよね。

 

従業員は言われたとおりに、やればいいのかも知れません。

でもこれは『目標』しか明確になってないんですよね。

 

この場合の指示での目標は、

①17時までに連絡をすること
②お客様と納品の日時を決めること

ですよね。

 

では目的はなんですか?

例えば、

①納期が迫っているので、今日中に連絡を取らないとお客様からクレームになる恐れがある。
②リーダーも行動予定を立てたいので、17時までにお客様の予定を知りたい

とかが、この『指示の目的』だったりしますよね。

 

これは明確にしないとわからないことです。

それを従業員と共有しておくのがいいんですよね。

 

なぜなら目的がはっきりしている仕事は、従業員も動きやすいものなんです。

このひと手間をリーダーが加えれるかが、ポイントだったりします。

 

リーダーは『従業員の仕事のしやすさ』に労力を使うといいんですよね。

従業員はそんなリーダーの期待に、応えようとするものなんです。

結果が出たら『褒める』か『ねぎらう』か

従業員はリーダーの指示に従って、仕事を進めていきます。

そうすると、必ず『結果』が出ます。

 

この『結果』は色んなものがあります。

 

期待以上の『結果』になることもあれば、必要最低限の『結果』に終わることもあります。

残念な『結果』が出てしまうこともあるし、指示が進まずに保留という『結果』もあるんですよね。

 

ただ、どういう結果であれ、リーダーは従業員に対して『褒める』か『ねぎらう』かで対応するのが重要なんです。

 

そしてその上で『課題と対応策』を共有するんですよね。

 

『褒める』『ねぎらう』をなしに、いきなり『課題と対応策』を始めてしまうリーダーがいますが、これではリーダーの言葉は届きにくいんですよね。

そうなると、指示の目的・目標は達成されにくくなります。

 

そして、負のスパイラルに陥ります。

まずは『認める』ことによって、『結果を変えて行こうとする道』を選ぶことなんですよね。

まとめ

ということで、効率的な『指示の出し方』をお話ししていきました。

 

途中で感じた方もいるかもしれませんが、これはチームにおける『人間関係』つくりの基本だったりもします。

 

こうやって、仕事を通しながらチームとしてのコミニケーションを深めるときっといい組織ができ上がるんですよね。

是非、参考にしてみてください。

 

では、よき『きもの』ライフを(^^)y