仕事を辞めたいけど生活ができない…そんな心配を抱えるあなたへ

仕事を辞めたい
●仕事を辞めた後って生活にどんな変化があるのかな?
●退職後の生活に困らないために必要なことは?
●退職後の生活を成り立たせるための心構えとは?
さとし
さとし
仕事を辞めようと思う人にとって『生活の心配』はつきものです。
非常に共感できますが、少し心配しすぎでもあるんですよね。
これまで多くの仕事を辞めた人を見てきましたが、自分自身も含めて路頭に迷った人を見たことがありません。
そんな経験も踏まえてこの記事では、生活の心配をやわらげる『心構えと具体的方法』をお話ししていきます。

 

その前に、少し私の自己紹介を…

さとし
さとし
私、さとし。
・営業・販売の仕事を18年
・店舗管理(店長職)を通じて多数の社員を育成・教育
・自身も会社を退職して独立・起業した経験あり

 

この記事では、以下の3点をお話ししていきます。

・『そもそも辞めたら生活が変わるのか?』を考える
・生活の安定は『支出の見直し』から
・『行動力』がないと不安は払拭されない
さとし
さとし
『仕事を辞めたい』という思いには、『前向きでいい』と提案するとともに、『準備と行動力』の重要性を感じてもらいたいという内容です。

『心配(不安)』の解消となれば、嬉しく思います。

仕事を辞めたいけど生活が心配なあなたへ【生活の変化】

『仕事を辞めたい』けど生活が心配なあなたへ【生活の変化】
さとし
さとし
『仕事を辞めて生活ができるのか?』という不安の解消ですが、そもそも『生活に変化があるのか』を最初に考えてみましょう。

仕事を辞めた後に取る行動を、以下の3点にまとめます。

①転職する
②独立する
③何らかの要因で働けない期間がある

これらの状況で、どんな生活の変化があるかになります。

仕事を辞めた後、転職をする場合

さとし
さとし
今の会社から別の会社に移る、これが転職ですが、この場合は条件が整っていれば生活の変化はありません。
・前職の退職日の次の日から働き始める
・給料(福利厚生)が前職と変わらない、もしくは多い

こういう条件が揃っていたら、経済的には変化なく仕事を辞めることができますよね。

つまり重要なことは…

さとし
さとし
次の仕事をちゃんと決めてから、仕事を辞めるということです。

当たり前のことですが、『生活への心配(不安)』があるならば、準備がいるということなんですよね。

転職後の給料

転職後の給料って、今より減ってしまうのではないですか?
和夫くん
和夫くん

確かに給料が、同じかそれ以上だと保証されているわけではありません。

ただ、転職の場合は交渉することもでき、交渉材料は『今(これまで)の給料』です。

『給料』とは、その人の評価です。

さとし
さとし
良くも悪くも、あなたの仕事ぶりの指標となるのです。

転職活動をすると前職の給料は必ず聞かれます。

転職しようとする会社は、『あまりにも給料が下がるような仕事の提案』をしませんし、『前職の給料に見合う仕事がない』なら、あなたは採用されません。

さとし
さとし
よほど特殊な仕事をしていない限り、給料が著しく変動するということはないんですね。

『転職活動』では、その給料という盾を持って自分の主張をして下さい。

その『強さ』は本当に大事です。

仕事を辞めた後、独立する場合

独立する場合は、これまでの支出の状況が変わってきます。

●税金関係の支払い方と金額の変更
●これまで受けてきた会社の福利厚生(住宅手当など)が無くなる

会社勤めの場合、税金関係などは給料から天引きされていました。

その状況が変わります。

さとし
さとし
金額にも変化がありますし、状況によっては『免除や一部免除』を受けることができる制度もあります。
国や行政が向こうからそれを教えてくれることはありませんが、調べることはいくらでもできます
独立するのなら、情報を取得しリスクを回避することは必須です。

さらに、社宅などで暮らしていたら当然、退職とともにそこからは出て行かなければなりません。

これらも同様に、独立したと決めた時から計画的に考えて下さい。

仕事を辞めた後、働けない期間がある

仕事を辞めた後、働けない期間があるんですよね…
和美さん
和美さん
さとし
さとし
そういった場合は、労働での収入が途絶えてしまうので当然、生活の心配は出てきますよね。

前もってその状況がわかっている場合は準備を

さとし
さとし
仕事を辞める時は、どうあれ準備が必要であり、綿密に考えなくてはいけません。

一番最初に取り組むべきは『節約(生活費の調整)』です。

これは非常に重要なことなので、後述します。

突発的に働けなくなる場合は誰かに頼ることも視野に入れて

様々な原因で、突発的に働けなくなることもあるでしょう。

そういった場合は、誰かに頼ることも考えて下さい。

・『家族』の援助を受ける
・『行政』の救済措置を受ける

『行政』の救済措置を受ける場合は、とにかく情報です。

知らないことは不安の増大につながります。

厚生労働省の生活困窮者自立支援制度についてはコチラ

生活の不安の解消には『生活費』の改善が重要

『仕事を辞めたい』けど生活が心配なあなたへ【生活の改善】
さとし
さとし
仕事を辞めた生活が心配なのであれば、注視するべきは現状の生活の見直しです。

ここでは、その具体的なやり方をお話ししていきます。

【公式】生活費を抑える

『利益=売上−経費』という公式があり『売上をのばし経費を抑える』という言葉があります。

これは企業などにおける、利益を生み出す為の基本的な公式なのですが、個人に置き換えると、『売上(収入)をのばし経費(支出)を抑える』ということになります。

さとし
さとし
安定した生活のためには、収入も大切ですが支出を抑えることがそれ以上に大切だと思って下さい。
防御は最大の攻撃力となるのです。

支出を抑えるためには『書き出せ』

節約って苦手なんですよね…
和夫くん
和夫くん
さとし
さとし
気持ちはわかります…
節約の手順として重要なことは、『書き出す』ということです。

1ヶ月単位で現状の支出を全て書き出して下さい。

1ヶ月分のレシートや領収書を集めてみるのもいいでしょう。

紙に書き出して、無駄を見つけてみて下さい。

時には誰かの意見を聞いてみるのもいいでしょう。

さとし
さとし
節約(支出を抑える)の第一歩です。
効果的なので是非、取り組んでみて下さい。

生活ができないと心配なら『行動力』を鍛える

『仕事を辞めたい』けど生活が心配なあなたへ【行動力を鍛える】
さとし
さとし
『心配(不安)』を払拭する為に『行動』することは重要です。
最大の不安解消であると言えます。

『営業』という仕事で説明してみます

『営業』における行動とは『顧客との接点』の確保です。

顧客には『消費者』がいたり『取引先』がいたり『共に働く仲間』がいたりします。

こういう人たちとどれだけ『接点』を持つかが、営業活動においては重要です。

さとし
さとし
この営業活動の結果、『仕事』をもらうことができ、それが収入になります。

転職をするにしても、独立をするにしても、情報を仕入れるにも、とにかく動かないと始まりません。

今はネットでも様々な行動が取れます。

動かなくても動けるということです。

行動を止めてはいけません。

『仕事を辞めたい』という思いを『行動力』に変える

以上のようなことは、『独立』を目指す人だけのことだけではありません。

転職にしても、次の仕事で『評価(=給料)』を上げる為には、与えられた仕事をこなすだけではいけません。

スキルの向上、知識の吸収、資格の取得、人脈作り、すべて自分の『行動』の結果で獲れるものです。

『仕事を辞めたい』というのは、ネガティブなものではなく、自分自身の成長につながるきっかけと思うべきです。

逆にいえばこの前向きさがなければ、『仕事を辞めたい』と思うのは危険ともいえます。

不安ばかり広がる結果になってしまうんですよね。

仕事を辞めたくて、心が潰れてしまいそうな人へ

『仕事を辞めたい』と思う場合は『行動力』が必要という話をしてきましたが、そうは言ってられない事情もあります。

さとし
さとし
今まさに『仕事で追い詰められている』人ですよね。

その原因は様々ですが、仕事によって『精神的に疲弊』している人がいます。

『心が潰れてしまう』のは、最も生活を不安にさせることです。

限界を迎えている人は、『誰かに頼る』という手を取ってでも、状況を変える必要があるんです。

さとし
さとし
どんな人にも『向いている』ことと、『向いていない』ことがあります。
世の成功者は『向いている(自分に合っている)』ことに没頭できた人なんですよね。

まとめ

日本は非常に恵まれた国家です。

さとし
さとし
人々が安定して暮らせる制度と法律がたくさんあるんですよね。
次の仕事を見つける材料も揃っています。

しかし、それを知らねば不安は増大するばかりですし、知っていても活かさなければ意味はありません

心配は払拭することができるのです。

悩んでばかりではなく、具体的な方法で前向きに行動してみて下さい。