
・着物の営業・販売16年
・着物の店舗運営11年(店長歴)
・現在は着物の制作にたずさわっています
だからこの仕事を辞めたいと考えていて…

ここ最近、『労働時間に関わること』は非常にセンシティブに取り扱われます。

そしてそのことが『辛くて辞めたい』のなら、『辞める』ということも含めたなんらかの行動が必要なんですよね。
この記事では、以下の3点で『長時間労働』について考えていきます。
・長時間労働に対する対策
・労働時間外をどう過ごすか
仕事の悩み解決に役立ててください。
目次
長時間労働が辛いから仕事を辞めたい【基準】

まずは労働時間の基準を整理しておきましょう。
何事も基準を押さえるのは大事なことです。
長時間労働の基準を考える
原則として労働時間の基準は…
とされています。
それを超える場合は、『残業』ということになるのです。
過労死ライン
一般的に、時間外労働(残業)が100時間か、2ヶ月〜6ヶ月の平均が80時間というのが『長時間労働における過労死のライン』とされています。
健康リスクが非常に高いとされているラインです。
基準値として知っておき、自分が置かれている環境を鑑みてください。
・月の残業時間が100時間以上
・2〜6ヶ月の残業時間の平均が80時間以上
長時間労働の一般的な基準
厚生労働省によれば、月の残業時間が45時間を超えて長くなればなるほど、健康被害のリスクが徐々に高まるとされています。
これも一つの基準として考えるのがいいと思います。
この基準値を常態的に超えている職場は、注意が必要と考えていいんですよね。
・月45時間以内
(当然、継続性も考慮して)
長時間労働が辛いから仕事を辞めたい【対策】

基準と照らし合わせて、自分の職場や仕事がどういう状況なのかを知ることは大切です。
その上で長時間労働に対する対応を考えてみてください。
サービス残業って本当にヤバい
サービス残業をいうものがあります。
残業(時間外労働)をしているのに、その時間を記録につけずにするというやり方ですよね。
記録上では『残業していない(そこまでしていない)』という状態です。

雇っている側も『時間外労働』させるのであれば、最低限記録はつけさせるべきです。
違法とか云々の前に、『従業員に対する敬意』が全くないと言えるんですよね。
長時間労働で健康を害した時に、その労働実態が無いとなればうかばれません。
サービス残業は『給与も払われない』こともさることながら、『労働をしていない』ということにさせられることなのです。
そんなことをする企業で頑張る気になれますか?
長時間労働が常態化している会社
長時間労働が『クセ』になっている会社があります。
これまでもずっとそうで、それが『当たり前』になり『文化』となっているんですよね。
長時間労働は『苦労話』として美化される傾向にもあります。

こう言ったことも、従業員への配慮を図る物差しになるんです。
この感覚が欠けている会社とみなされるんですよね。
長時間労働から抜け出すために
そんな長時間労働から抜け出す『対策』を考えます。
主張する

『長時間労働をしない』という主張ですよね。
悪しき文化がはびこる組織には、それに対して『物申す人がいない』というのがあります。
いわゆる『空気を読む』というやつです。
しかし長時間労働から脱却するには、自分の主張を押し通すしか無いのです。
押し通すと言っても、間違ったことを言っているわけでは無いんですよね。
辞めてしまう

主張が受け入れられないことや、そもそも主張ができないということもあります。
『従い続ける』のも選択肢なのですが、それが耐えれない場合は身の振り方を考えるべきです。
仕事はたくさんあるし、労働環境もたくさんあります。
自分に合った仕事と職場は見つかるものなのです。
長時間労働を乗り越えて

最後に長時間労働を乗り越えた時に、労働時間外をいかに過ごすのかを考えてみてください。

今回は『長時間労働が辛いから辞めたい』ということでの話ですが、『長時間労働してでも頑張りたい』という価値観もあるんですよね。
労働時間が辛いのか、仕事が辛いのか
まずは『長時間労働が辛いから仕事を辞めたい』時に、果たしてそれが辛いのか、はたまた『仕事の内容』が辛いのかを整理して考えてみてください。
仕事が辛いというのであれば、『自分がどういう仕事をしたいのか』を考えないと、その『辛いのスパイラル』からは結局抜け出すことはできません。

一度冷静にゆっくり考えてみてください。
労働時間外をどう過ごすか?
今の世の中は、実は『長時間労働がしにくい』環境と言えることもできます。
『働き方改革』の名の下で、労務管理の健全化に拍車がかかっています。
では、『そうやって長くなった労働時間外に何をするのか?』を考えることは重要です。
その時間をただ無意味に過ごしていると、『実は頑張っている人』との差がついてしまったりするものです。
難しい話なのですが、『長時間労働』を考える場合にはセットとして考えないといけない問題でもあるんです。
まとめ
ということで、『長時間労働』について考えてきました。
楽しいことにどんなに時間をかけても『辛い』とはなりません。
これが仕事となると、少し複雑になることもあるんですよね。
その上で『自分がしたいこと』を見つける事が、一番大事な事であると考えています。
今回はまったく、着物のことはお話ししませんでした。
普段の僕のブログでは、着物のあれこれもお話ししていますので、よかったらソチラも覗いてみてくださいね。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
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