長時間労働が辛いから仕事を辞めたい【基準と対策】

仕事を辞めたい
●職場が明らかに長時間労働をしている
●労働時間の基準と、危険なラインとは?
●長時間労働から抜け出すには?

ここ最近、『労働時間に関わること』は非常にセンシティブに取り扱われます。

さとし
さとし
労働時間には基準があり、超えているなら注意が必要です。
そのことで『辛くて辞めたい』のなら、なんらかの行動が必要です。
この記事では、長時間労働の基準と対策についてお話していきます。

内容に入る前に少しだけ、私の自己紹介を…

さとし
さとし
私、さとし。
・営業・販売の仕事を17年
・店舗管理(店長職)を通じて多数の社員を育成・教育
・自身も会社を退職して独立・起業した経験あり

この記事では、以下の3点で『長時間労働』について考えていきます。

・長時間労働の基準を知る
・長時間労働に対する対策
・労働時間外をどう過ごすか

基準を知ることで、今の自分が置かれている環境がわかります。

そして、対策を知ることでどうすればいいか見えてきます。

読み進めて確認してみて下さい。

長時間労働が辛いから仕事を辞めたい【基準】

長時間労働が辛いから仕事を辞めたい【基準】

まずは労働時間の基準を整理しましょう。

何事も基準は大事です。

長時間労働の基準を考える

原則として労働時間の基準は…

1日8時間・週40時間

とされ、それを超えたら『残業』になります。

過労死ライン

一般的に、時間外労働(残業)が100時間か、2ヶ月〜6ヶ月の平均が80時間というのが『長時間労働における過労死のライン』とされています。

健康リスクが非常に高いとされているラインです。

さとし
さとし
基準値として知っておき、自分が置かれている環境を鑑みてください。
過労死ライン
・月の残業時間が100時間以上
・2〜6ヶ月の残業時間の平均が80時間以上

長時間労働の一般的な基準

厚生労働省によれば、月の残業時間が45時間を超えて長くなればなるほど、健康被害のリスクが徐々に高まるとされています。

これも一つの基準として考えて下さい。

この基準値を常態的に超えている職場は、注意が必要と考えていいんですよね。

一般的な残業の基準ライン
・月45時間以内
(当然、継続性も考慮して)

長時間労働が辛いから仕事を辞めたい【対策】

長時間労働が辛いから仕事を辞めたい【対策】
さとし
さとし
基準と照らし合わせて、自分の職場や仕事がどういう状況かを知ることは大切です。

その上で長時間労働に対する対策を考えてみてください。

サービス残業って本当にヤバい

サービス残業をいうものがあります。

残業(時間外労働)しているのに、記録をつけないやり方です。

記録上では『残業していない(そこまでしていない)』という状態になります。

さとし
さとし
これは非常に危険です。
雇っている側も『時間外労働』させるのであれば、最低限記録はつけさせるべきです。
違法とか云々の前に、『従業員に対する敬意』が全くないと言えるんですよね。

長時間労働で健康を害した時に、その労働実態が無いとなればうかばれません。

サービス残業は『給与も払われない』こともさることながら、『労働をしていない』とさせられることなのです。

そんなことをする企業で頑張る気になれますか?

長時間労働が常態化している会社

長時間労働が『クセ』になっている会社があります。

それが『当たり前』になり『文化』となっています

長時間労働は『苦労話』として美化される傾向もあります。

さとし
さとし
当然仕事は頑張るべきですが、長時間労働が常態化している会社は危険だと言えます。

このことも、従業員への配慮を図る物差しになり、配慮が欠けている会社とみなされるんですよね。

長時間労働から抜け出すために

そんな長時間労働から抜け出す『対策』を考えます。

主張する

さとし
さとし
まずは長時間労働から抜け出すためには『主張』が大事です。
『長時間労働をしない』という主張ですよね。

悪しき文化がはびこる組織には、それに対して『物申す人がいない』というのがあります。

いわゆる『空気を読む』というやつです。

しかし長時間労働から脱却するには、自分の主張を押し通すしかありません。

押し通すと言っても、間違ってはいません。

辞めてしまう

さとし
さとし
そして次はこれしかありません…

主張が受け入れられないことや、そもそも主張ができないということもあります。

『従い続ける』のも選択肢ですが、耐えれない場合は身の振り方を考えるべきです。

仕事はたくさんあるし、労働環境もたくさんあります。

自分に合った仕事と職場は見つかるものなのです。

長時間労働を乗り越えて

長時間労働を乗り越えて

最後に長時間労働を乗り越えた時に、労働時間外をいかに過ごすのかを考えてみてください。

さとし
さとし
自分の意に沿わない『長時間労働』をする必要は無いと思っていますが、人生をより良くするためには『仕事に没頭して頑張る』のも重要だと考えます。

今回は『長時間労働が辛いから辞めたい』ということでの話ですが、『長時間労働してでも頑張りたい』という価値観もあるんですよね。

労働時間が辛いのか、仕事が辛いのか

まずは『長時間労働が辛いから仕事を辞めたい』時に、果たしてそれが辛いのか、はたまた『仕事の内容』が辛いのかを整理して考えてみてください。

仕事が辛いというのであれば、『自分がどういう仕事をしたいのか』を考えないと、その『辛いのスパイラル』からは、結局抜け出せません。

さとし
さとし
ここはすごく大事です。
一度冷静にゆっくり考えてみてください。

労働時間外をどう過ごすか?

今の世の中は、実は『長時間労働がしにくい』環境と言えることもできます。

『働き方改革』の名の下で、労務管理の健全化に拍車がかかっています。

では、『そうやって長くなった労働時間外に何をするのか?』を考えることは重要です。

その時間をただ無意味に過ごしていると、『実は頑張っている人』との差がついてしまったりするものです。

難しい話なのですが、『長時間労働』を考える場合にはセットとして考えないといけない問題でもあるんです。

まとめ


✔︎月100時間、平均80時間以上は過労死のライン
✔︎残業の基準ライン『月45時間以内』(継続的かも重要)
✔︎長時間労働から抜け出すには、『主張する』か『辞める』か
✔︎労働時間以外をどう過ごすかも同時に考える

ということで、『長時間労働』について考えてきました。

さとし
さとし
楽しいことは時間をかけても『辛い』とはなりませんが、仕事となると複雑になります。

その上で『自分がしたいこと』を見つける事が、一番大事な事であると考えています。

そのために重要なことは、あなたの行動に他ならないんです。