着物屋店長の店舗運営【重視すること5つ】

店舗運営・モラル
さとし
さとし
私、さとし。
着物の営業・販売をしています。
この道15年、お客様とともに『和』を広げてきました。

今は店舗の店長をしてます。

このブログでは、私の経験をもとに着物の知識や、営業・販売のあれこれを綴っています。

色んな『店舗展開』があります。

僕がしている『着物の商売』も店舗展開をしています。

 

自分で言うのもなんですが、『着物の店舗展開』で店長の存在は重要です。

「店舗の命運を握る」と言っても過言ではありません。

店舗の業績も店長によって変わります。

 

というより、これからはこういう『小さい組織』がより一層、存在感を増していくのだと思います。

どんな業種・業態でも『現場(=お客様)』の近い存在の役割は大きいんですよね。

 

今回は、そんな着物屋の店長の自分に、自分で密着!!

ってな感じでまとめてみました。

 

色んな『店舗運営』のリーダーや、『プロジェクトの責任者』にも参考になれば嬉しく思います。

店長の任務【これがブレちゃいけない『利益の確保』】

『店長の任務』当たり前のことをですが、『利益』を出すという事です。

 

こう言うと、「結局金儲けですか」と言われるかも知れません。

「そうなんですよ!」とも言いたいところですけど、それだけではありません。

雇用を生み出しそれを存続させる
社会に経済的な貢献する

こんな事の実現には絶対に必要なのが『利益』です。

 

何よりも最優先に考るべき『顧客』のことです。

店が無くなってしまうといちばん困るのは顧客です。

 

だから、店は無くなってはいけません。

『店長という人』が大事なのではありません。

店舗そのものが大事なんですね。

 

『顧客』がモノやサービスを買うことで、売上がうまれ利益になっていきます。

その『顧客の期待に応え続けること』が店舗の役割で、その結果というべき『継続な利益』が店舗の存在意義となるんですね。

 

当たり前な話なのですが、これを念頭に置いた店舗運営は重要です。

これを念頭に置かない店長は、いつか『矛盾』にぶつかり、その迷路から出れなくなってしまいます。

店長は率先垂範者【結果(=成果)のど真ん中に存在する】

では店長は日々、何をすればいいのか?

答えは簡単『売る』ことです。

 

僕の場合は、『着物を』ですね。

着物という特殊商材の販売は難しいです。

その販売を率先して行うのが店長です。

 

『営業』と『販売』は違います。

ざっくりいうと『営業』は『販売』の準備です。

『販売』は『売る』ことそのものですよね。

このことは下記のリンクでも、まとめています。

必見!営業と販売の違い【モノを売る前にこれは把握しておこう】

 

店長は『営業』にも関わりますが、『売る』という成果の見えるところに最大注力します。

 

野球で例えるなら…

チームメイトは全員、勝利の為に邁進します。

相手を研究しそれに備え練習をする。

これが『営業』ですね。

 

そして、試合で確実に勝利を導く一発を放つのが『4番(=エース)』の役割です。

『4番』は結果を残せる人です。

販売を締結させ結果を残せる人、それが店長です。

 

そんな『局面を変える一発』が放てないとリーダーシップは取れません。

「売れ売れ」と言うだけの人ではいけません。

そんな人の言うことは誰も聞きません。

 

着物は高額の商売になることが多くあります。

中々なプレッシャーなんですが、そこで決定を出していくのが大切なんです。

 

ちなみに僕がだした一番の高額伝票は『800万』です。

『着物で』です。

びっくりですよね。

なんたって一番僕がびっくりしました(^^)

 

800万の伝票というのは、普通の着物屋さんなら、ものすごいインパクトです。

実際、社内でも大きなニュースになりました。

 

めったとない事例ですが、こういう事例のど真ん中に、店長は存在しないといけません。

それがリーダーの役割だと思います。

 

優勝争いに絡んでいない『4番』はいないのです。

人を育てる【店長の分身をつくれるか?】

それを踏まえて、今度は人を育てないといけません。

店長が全ての顧客を押さえるわけではないので、店長と同じ動きができる人を育てる必要があります。

 

これが実現すると、売上は倍々ゲームで増えていきます。

1つの店舗に店長が複数いるという『理想形』です。

 

だが、『この人を育てる』というのは本当に難しい。

これだけで本が書けるくらいですし、そんな書籍はいっぱい存在します。

 

そんな人材育成のポイントは『承認』です。

『承認』は人のポテンシャルを引き上げます。

 

店長はそのポテンシャルを引き上げることに目を向けるべきです。

ポジティブに人に関わり、小さな『出来る=成功』を発見し大きくしていく、時間はかかりますが、噛み合ったときの成果は倍増します。

 

着物の商売は『顧客と従業員の関係』が密接になります。

従業員のスキルが上がることが、顧客の定着率になるんです。

なので、教育はすごく大事なんですよね。

モラルの体現者

その上で、店長は店舗のモラルを体現していかなければなりません。

 

『承認』といいましたが、なんでもありではいけないんですね。

ダメなことはダメだとしっかり言えないといけません。

『社会的、人道的』にみてダメなことをダメというのは当たりまえです。

 

店舗運営をしていると、『細かいほころび』がいっぱい出ます。

それを放置して『モラル』が崩壊すると、人間関係がめちゃくちゃになります。

人が多くなるほど、そのゆがみはいろんな障害を出します。

 

僕の店舗は10人くらいの組織ですが、『ルール決め』は全員で行います。

そしてこの『ルール決め』は定例でやっています。

『定例』って大事です。

従業員もそれに向けて、準備ができるからです。

 

そして出てきた事例をみんなで共有し『ルールを決めて書面化』、これの繰り返しです。

 

こうやって、『従業員が仕事をしやすい状態』をチームでつくりあげます。

 

そしてそれを店長が率先する。

こうして『店格』というのをつくりあげます。

 

地道な作業なんですが、すごく大切ですね。

ダメな店は大体、この『モラル』が崩壊している店です。

エースの品格

先程店長は『4番』だと話しました。

僕は野球が好きなのでよく野球で例えます。

野村克也さん(数々の記録を残して名監督のあの人です)は『エースの品格』という本で、『エース(4番)はチームの鑑でないといけない』と話しておられるんが、店長はまさにそれです。

店舗の『鑑』でないといけないんですね。

 

その上で監督業でもある店長は本当に大変ですが、『やりがい』もあるんですよね。

野村克也さんは色々著書を出されていますが、本当に参考になりますよ。

仕組みをつくる【その上で『マンネリ』をつぶせ】

そして今度は仕組みづくりです。

人材育成をしていく中でも、やはり個々の能力やモチベーションには違いがあります。

だから、成功への雛形をつくらないといけません。

 

一番注力するのは『集客』の仕組みつくりです。

すべての業界に言えることですが、商売の結果は『集客』によって決まります。

 

だから集客の手法はしっかり『仕組み』として機能させるべきです。

『誰に』『何を』『どうやって』というのを、『仕組み』として落とし込んでいく、店長の大事なしごとなんですよね。

仕組み作りの最大の敵『マンネリ』

着物屋は扱っている商品は、いつだって『きもの』です。

だから、変化がないと絶対に飽きられてしまいます。

飽きるのは『顧客』もですが、もっと怖いのは従業員の『マンネリ』です。

 

なので『仕組み』はその基本形を維持しながら、目新しさも重要になります。

では何が目新しさになるのか。

①商品の変更
②場所・場面の変更
③人の変更
④大義名分の変更
etc…

これらを毎回変更しながら、もっというなら『一つ一つを掛け算で答えを変えながら』、顧客にも従業員にも『マンネリ』から脱却させます。

これが成功すると、みんなが『集客』にワクワクするようになります

成功にへの近道ですよね。

店長として一番重要なこと

それは『楽しむ』ということです。

店舗運営は色々なトラブルの連続です。

 

クレームもあります。

人間関係の問題もあります。

頑張っているのに売れない、これが一番心にきます。

 

でもそれはそれで『いつだって楽しむ』、このメンタルが重要です。

 

ドラゴンボールの孫悟空は強敵が現れると『オラ,ワクワクすっぞ!』だそうです。

さすがサイヤ人なんですが、店長も『それくらいの大きな気持ちをもって店舗運営をする』、これが大事ですよね。

 

そうしたら見えてくる未来があるんです。

今日も仕事を終えて…

今日も一日、そんな店長職を邁進しました。

日々の疲れはありますが…

 

毎日、誰かが僕の存在に期待しています。

毎日、誰かが僕の行動で笑顔になります。

 

それに感謝しながら、店長は今日も帰路につくのであった…

 

ではよき『きもの』ライフを(^^)y