
着物の営業・販売をしています。
この道15年、お客様とともに、着物の輪を広げてきました。
今は、店舗の店長をしてます。

今回はこんな疑問に答えながら、毎日の行動を見つめなおしたいと思います。
店長の仕事は多岐に渡ります。
特に着物屋店長の『仕事の権限』は広いんですよね。
計画の立案
人材採用・育成
商品手配と企画
緊急事態(事故・クレーム)対応
etc…
独立個人事業主ばりの、総合的仕事量です。
すべての仕事を一人でやっているわけではないのですが、すべてに責任があるので主体的に行っている仕事だと言えます。
ただ今回は、『日々』というところに絞って掘り下げます。
毎日の主たる仕事というと…
②部下のモチベーションを管理する
③個別ミーティングを行う
この3点が重点実施項目ですね。
簡単に言うと…

なんですよね。
掘り下げていきます。
目次
プレイヤーとしての店長
店長は管理者でありながら、『率先垂範をするプレイヤー』なんです。
今の時代、ただ管理するだけでは『リーダー』とは言えないんですよね。
『リーダー』とは、自らの背中で人を引っ張る、そんな存在なんです。
変化するお客様の状況に対応するには【接する】しかない
お客様の状況は刻一刻(こくいっこく)と変化していくものです。
店長は、その変化を敏感に察知しないといけません。
報告を受けることも大切ですが、やはり店長自らお客様に接していくことで、その変化に気づかないといけないんです。
その為に、店長は接客・営業の最前線に立たないといけないんですよね。
人から見えないところで、事務作業ばかりしていてはいけません。
本日、決め切る『熱意』の販売
着物屋さんなので、やっていることは着物の『商売』です。
『着物の商売』は、準備をして動員をかけて販売をしていくという形もありますが、やはり目指すべきは『本日決め切る販売』です。
これが出ると、状況が一気に好転するんですよね。
なので、店長はいついかなる時もそのチャンスがきたら、その行動をとれるようにしておかなければならないんです。
その緊張感を途切らせないことが、店長の存在感になっていくんですよね。
部下に勇気と行動力を与える
店長の日々の主たる仕事は、部下(従業員)のモチベーションの管理です。
店長の存在は重要ですが、一人ですべてをやっているわけではないし、店長が不在の時だってあります。
店長は『チーム作り』が大切なんです。
営業現場は工事現場と一緒【油断は大敵なんです】
モチベーションというと、精神論っぽく聞こえて『気合と根性』みたいな話になってしまうかもしれません。
営業の現場も、そこに立っている以上、一定の緊張感を保たないといけません。
チャンスを逃してしまうという意味もありますが、『事故』につながる危険性があるんですよね。
工事現場と違って『ケガをする』なんてことはほとんどありませんが、営業の現場ではお客様が常に見ていると考えるべきなんです。
大きなクレームやミスや機会損失は、大体がモチベーションが下がって油断している時に、その足元をすくわれるように発生するものなんです。
なので、店長はその『緊張感を保つためのモチベーション』を管理し続ける必要があります。
これはただ、現場をピリつかせるということではありません。
コミニケーションをとって緊張をほぐす、この『モチベーションのかけ方』も大事になるんですよね。
『頑張ろうという気持ちと適度な緊張感がバランスよくある状態』をつくり続けるのが、店長の仕事なんです。
個別ミーティングの重要性
着物の営業は、点ではなく線です。
その場限りではありません。
お客様と長い関係性を築くことが重要なんですよね。
『お客様の状況を正しく共有する』にも、『従業員の状態を見極める』にも、個別ミーティングの頻度が重要になります。
店長の仕事を突き詰めると『お客様と接する』か『従業員と接する』、この2択だけでいいんですよね。
それが成果に直結する行動だからです。
個別ミーティングは基本的に『話を聞く』という意識が大事です。
店長はどうしても、自ら話していることが多い職種です。
なので、個別に話をする場合は従業員の『言葉』を拾ってあげるのが大切なんですよね。
それを意識すると、『より真実に近い情報』と『従業員とのコミニケーション』を得ることができます。
確実に店長の仕事の能率が上がりますよね。
まとめ
そんな感じで店長の一日は、今日も瞬く間に過ぎ去っていきます。
『瞬く間に過ぎ去る』ということは、仕事が充実しているということです。
そんな時は、成果もよく出るんですよね。
逆に『暇なとき』=『仕事に取り組んでいない時』はやっぱり成果は出ません。
店長は『日々、どんな仕事をするか』を突き詰めないといけないんですよね。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
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