
着物の営業・販売をしています。
この道15年、お客様とともに着物の輪を広げてきました。
今は、着物店舗の店長をしています。
水戸黄門の御一行がいます。
そこに『うっかり八兵衛』というキャラクターが存在します。
『うっかり八兵衛』は大体うっかりしており、食には精通していますが、戦いにはほとんど参加しません。
他が名うての達人ばかりなのに対して、かなり異色な存在です。(ご隠居もそれなりに戦うのにも関わらず)
じゃあ、八兵衛の存在理由は一体何なのか?
『ムードメーカー』なんですよね。
組織にとって、こういう『ムードメーカー』の存在は重要なんです。
『うっかり八兵衛』はうっかりしながらも、ご隠居一行と視聴者に笑顔と緩和を与えてくれます。
そんな八兵衛もひょんなことから、問題解決の糸口を見つけたりもします。
『うっかり八兵衛』は、真面目な他の御一行には思いつかないような『発想』をもっていたりするんですよね。
これを考えて(気づかえて)できる人は、真の『ムードメーカー』であると言えます。
そういう人は組織にとって、本当に重宝すべき存在なんです。
つまり『ムードメーカー』には価値があるんですよね。
そんな組織にとって価値のある『ムードメーカー』とはなにかを、お話ししていきたいと思います。
目次
『バカ』になることを誇りに思え【ムードメーカーは目立つ】
『ムードメーカー』は、『バカ』を演じることが上手かったりします。
ただ、すべてがそのスタイルだとは限りません。
でも、目立つ人には間違いありません。
その目立つということを、嫌う人がいます。
こういう人は『ムードメーカー』には絶対になれません。
そのことに『誇り』を持てないといけないんですよね。
というより、それを楽しめる人がいいんです。
『ムードメーカー』はある意味で、『空気の読めない人』なんです。(それを演じているんです)
『空気を読まないから、空気を変えることができる』、これが『ムードメーカー』の強みです。
この勇気ある自分に、『誇り』を持つべきなんですよね。
そのことが、『ムードメーカー』になる一歩目なんです。
議論は答えを持ちながら、一回大きくはずせ
『ムードメーカ』の存在価値が出る場面があります。
それは会議(大小は問わずに)です。
いろんな人と話し合う会議は、大抵途中で行き詰りまります。
『引っ張る人』と、『従う人』に分かれてしまうからです。
『従う人』は、誰かに賛同したがるので自分の意見はあまりいいませんし、意見を求められても『いわゆる』無難な事しかいいません。【答えを探すタイプです】
『引っ張る人』は、自分の意見をはっきり言いますが、一人だけで決めるのはよくないと思い、周りの同調を求めたがるものです。【答えを生み出すタイプです】
この人達だけで議論をすると、答えは案外案単にでますが、その答えは『普通』なんですよね。
その結果を大きく変えるのが、『ムードメーカー』の役割です。
『ムードメーカー』は周りがびっくりするような意見を、あえて一回ぶつけてみることなんですよね。
この時に重要なのは、『答え』はしっかりもっていることなんです。
ただの突飛な人になってはいけません。
これができたら、会議はより活発になります。
同調だけしていた『従う人』も自分の意見を言いやすい環境になります。
『引っ張る人』も意見がたくさん出れば、議論の精度が上がって嬉しいんですよね。
そして『ムードメーカー』は、両者から必要とされる存在となるんですよね。
これは会議という場面だけではなく、いろんな組織(友人関係なども含めて)でも言えることですよね。
『ムードメーカー』の存在は、貴重で重要なんです。
ムードメーカーつぶしとの闘い
この世には、こんな価値のある『ムードメーカー』をつぶしにかかる人がいます。
こういう人を『フォーマル』な人と呼びます。
「こういう風でないといけない」という思いが強い『頑固な人』ですよね。
そんな『フォーマル』な人は、自由に見える『ムードメーカー』を嫌う傾向にあります。
そういう人への対応策をまとめておきます。
支持者を集める
『フォーマル』な人が重要視する一つに『多数派』という言葉があります。
『多く』に流れる傾向があります。
なので『ムードメーカー』は組織内で、そのキャラクターを周知させておくといいんですよね。
『ムードメーカー』は人から好かれる傾向にあるので、作業としては簡単だったりします。
「〇〇さんはこういう人で、いつもムードつくりを頑張ってくれている」という評価が多数派になれば、『フォーマル』な人は、『ムードメーカー』を排除することができません。
権力者に支持される
『フォーマル』な人は『権威』に弱いという特性を持っています。
なので、そういう『ムードメーカー』はそういう『権威』を取り込んでおくといいんですよね。
『うっかり八兵衛』も、ご隠居に好かれていることが、あの組織に存在していられる重要な要素なんです。
したたかなやり方ですが、こういうのを『営業力』と言うんですよね。
自分を貫き続ける
最後は『一貫性』です。
『ムードメーカー』は、そのキャラクターを変えてはいけません。
貫き通すことで、そのキャラクターは完全に定着します。
定着した『ムードメーカー』の存在は、もう無敵と言っても過言ではありません。
まとめ【ムードメーカーを大切に】
『ムードメーカー』の存在は重要ではあるのですが、『ムードメーカー』はねぎらわれることの少ない存在でもあります。
みなさんの周りでそんな存在がいるのであれば、定期的にねぎらうことをおススメします。
そうすることで、『ムードメーカー』はさらなるパワーを発揮するからです。
『ムードメーカー』が力を発揮すればするほど、その組織はもっと良くなること間違いありません。
ムードメーカーを大切に…
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
最近のコメント