
・着物の営業・販売16年
・着物の店舗運営11年(店長歴)
・現在は着物の制作にたずさわっています
店舗のその日を決めるのは、『朝礼』です。
朝の意思統一で、営業の成果は変わってきます。
仕事へのモチベーションを上げる為も朝礼は重要で、リーダーの腕が試されます。
営業活動において、朝礼の役割は多いんですよね。
もう一つあります。
朝礼とは、リーダーと従業員の『教育』の場です。
リーダーにとっては、『プレゼン能力を鍛える』そんな場面です。
メンバーにとっては、やるべきことと新しい知識を得るところです。
朝礼は充実させることによって、いろんな効果が期待できるんですよね。
今回はそんな朝礼を
②内容
③準備
という3本柱でお話ししたいと思います。
ご参考になれば嬉しいです。
【重要】朝礼は時間を決める
上司が終わることなく延々と話を続ける、そんな朝礼があります。
校長先生が生徒が貧血で倒れても話し続ける、そんな朝礼があります。
こんなステレオタイプな朝礼をしては絶対にいけません。
これを打ち破る方法は、最も簡単な1つです。

例えば、朝礼は『15分』だと決めます。
それがわかっていると、受け手は準備ができますね。
最初から決めておけば、「話が長いなぁ…」なんて不満が出ることもないですし、朝礼をするほうもその時間にあわせるという、プレゼン技術がついてきますよね。
とっても大事な事なので是非、実践してください。
そして、朝礼時間を『宣言』してみてください。
今まで時間がまちまちな朝礼を受けていた従業員は、きっと『ホッ…』とすることでしょう。
課題より『成功事例』を振り返る
営業では朝礼で前日(前回営業日)の振り返りをするとき、課題(良くなかったところ)と対策の話ばかりになることがあります。
課題を改善するというのは大切なんですが、朝礼でそればかりになるとモチベーションを上げることができません。
なので【課題より『成功事例』を振り返る】、というやり方のほうがいいんですよね。
営業は単純作業ではなく、結果が見えない中進んでいく仕事です。
お客様にあわせて臨機応変に対応しなくてはいけません。
なので朝礼も最終的には精神論(『今日もがんばろー!!』)で締めくくることが多いんですよね。
『答え』のない営業の世界は、それが最善であったりします。
そうなんであれば、絶対にモチベーションが上がるような朝礼内容にすべきなんですよね。
では、課題はどうしたらいいのか?
これは、個別で話すべきです。
できれば課題(問題点)が出た直後に、改善策を話し合うべきなんですよね。
とにかく朝礼は『ホメる』が先行している状態にするべきなんです。
朝礼で士気を下げてしまっては、その日一日の成果は見えなくなります。
高速アウトプットの実例
朝礼はリーダーのスキルアップの場面でもあります。

知識をつける為にはインプットが大事ですが、吸収した知識をいかにアウトプットするかは、もっと重要です。
アウトプットすることで、知識は自分のものとなるんですよね。
なので、僕は朝礼前の出勤時間などに、今日の朝礼で話すことを勉強します。
勉強媒体は『本』『ブログ』『twitter』『YouTube』『Voicy』などです。
それらの勉強で得たインプットを、直後にある朝礼でアウトプットする。
これを毎日行う事で知識の深みは格段に増し、、自身のプレゼン力も鍛えることができます。
これは朝礼を行えるリーダーの、役得と言ってもいいんですよね。
無駄にしてはいけません。
『朝礼』を活用して、自分の能力を向上させましょう。
まとめ
ということで、朝礼のお話をしてきました。
朝礼は、単なる連絡事項の共有ではありません。
本日の成果を変える場面でもあり、未来への自己研磨そして教育の場面でもあるんですよね。
そうやって取り組んでいくと、きっとその組織は良い方向に変化するのではないかと思っています。
今回はまったく、着物のことはお話ししませんでした。
普段の僕のブログでは、着物のあれこれもお話ししていますので、よかったらソチラも覗いてみてくださいね。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
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