
・着物の営業・販売16年
・着物の店舗運営11年(店長歴)
・現在は着物の制作にたずさわっています。
僕は16年間、ずっと会社勤めをしてきました。
そんな僕も『会社を辞めた』わけですが、その『辞めたかった』理由は…

真因を探っていくと、『自分のチカラを試したい』というところと、あえて会社のせいにすると『企業で働く限界』を感じたということです。
そんな僕はさておき、これまで僕は『たくさんの人が会社を辞めていく姿』を見てきました。
『会社を辞めたい』その理由というのは様々です。
この記事では、実際に10人の会社を辞めた人に『会社を辞めたかった理由』を聞き取りし、それを紹介していきます。
これから紹介する10人は、僕が勤めていた職場の同僚達です。
以下のような人達になります。
②僕と同じ『営業・販売職』の人達です
③男女5人づづの10人です

目次
『仕事を辞めたい』その理由【10人の人に実際に聞いてみた】

それでは実際に10人の人に聞いてみましたので、ご覧ください。
Yさん【女性・30歳】
職位:店舗責任者
彼女の仕事を『辞めたい』理由は業績の不振です。
期待をされて『店舗責任者』になりましたが、そこからは思うような業績を出すことができませんでした。
しかも、同期たちは着実に実績を上げています。
そんな折に、違う会社からのお誘いがあったんですよね。
それが彼女の『きっかけ』になったそうです。
Mさん【男性・41歳】
職位:店舗運営者(エリアマネージャー)
彼の『仕事を辞めたい』理由は、自身が会社にいる必要性を感じなくなったということです。
苦労した時代を知っているからこそ、整備された会社では『やりがい』を感じなくなってしまったそうです。
だからこそ、『新しい環境』に身を投じてみたくなったんです。
Kさん【男性・30歳】
当時の職位:社員
Kさんは新入社員の3ヶ月で仕事を辞めました。
『辞めたい理由』としては、やってみたかった仕事があったとのことでした。
ただ、仲のいい先輩には『仕事で周りにいじられる』ことが嫌であったと話していたみたいですね。
こういうことは本当によくあります。
周りの思いと、本人の思いが一致しない人間関係の問題ですよね。
全ての『仕事を辞めたい』という思いには、大なり小なりこの問題が入っているものです。
Aさん【男性・28歳】
当時の職位:店舗責任者
Aさんは『仕事に飽きた』というのが、『辞めたい』理由でした。
会社で働くことは、ともすれば単調な毎日となるのかもしれません。
『毎日決まった時間に、決まった人と、決まった仕事をする』これはもしかしたら退屈と感じるかもしれませんよね。
それを『安定』と捉えることもできますが、人によっては『マンネリ』ともなるんです。
Iさん【女性・26歳】
当時の職位:社員
彼女の『仕事を辞めたい』理由は、仕事年数が増えることで出る『プレッシャー』が原因となったということです。
さらに『給与面』での不満があったことも『辞めたい』思いに拍車をかけました。
仕事をする条件というのは大切で、その条件が満たされなくなると『辞めたい』と思うようになるんですよね。
Tさん【男性・27歳】
当時の職位:店舗責任者
Tさんは、店舗責任者となっての職務の重さが『辞めたい』原因になっています。
具体的にいうと『労働時間』です。
やはり、限度を超えた労働環境は『辞めたい』原因となりますよね。
あとは人間関係の問題があったそうです。
上司、部下、取引先との関係性に悩んでいました。
この人間関係はTさんがつくったものというより、そこの組織にある『文化』というものでもあったということです。
こうなるとなかなか難しい問題ですよね。
Gさん【女性・27歳】
当時の職位:社員
『辞めたい』理由は仕事内容とのミスマッチです。
営業の仕事内容が、想像していたものとは違っていたことが、理由になったそうです。
これは本人の確認不足というのありますが、視点を変えると『採用と現場の感覚の違い』が浮き彫りとなっている話でもありますよね。
就職活動で得られる情報には限界があるのかもしれません。
Mさん【男性・29歳】
職位:店舗運営者
Mさんの『辞めたい理由』を作ったのは『結婚』というのがきっかけだそうです。
務めていた会社の『勤務体系(不定休・土日休みなし)』では、家族との時間が取れないというのが一番の理由でした。
もう一つは、『他の業種を見てみたい(転職)』という動機もあったそうです。
退職というのは『自分の生活を豊かにする』『キャリアを積む』ということでもあるんですよね。
Kさん【女性・26歳】
当時の職位:社員
Kさんの『辞めたい』理由は、人間関係にあったそうです。
そこでのベテラン社員(いわゆるお局)との、折り合いが悪かったのが原因となっています。
あとは営業職への『やってみてわかる仕事の大変さ』が辞めたい原因にもなっているとのことでした。
特に『売り方』に受け入れられない要素があったということです。
『営業・販売』の現場というのは抜き差しならないという場面もあります。
『やりがい』にもなるところですが、『辞めたい理由』ともなるんですね。
Nさん【女性・26歳】
当時の職位:営業主任
彼女の『仕事の辞めたい』理由は残念ながら、病んでしまうという結末によるものでした。
そもそも物事の管理に自信がなく、それに対しての先輩の叱責が続いていたとのことです。
それによって『適応障害』と診断されてしまい、退職を決意します。
仕事では色んなことが起こりますが、やはり『病んで』しまうと後にも尾を引きます。
どこかで『折り合い』をつけるべきですが、それが難しいのも『仕事をする』という環境かもしれません。
『仕事を辞めたい』その理由【まとめ】

ということで10人の人の『聞き取り結果』をお話ししました。
まとめると、『仕事を辞めたい』その理由は…
・業績不振(期待に応えられない不安)
・人間関係(いじり 叱責 文化)
・仕事の内容(理想と現実とのギャップ マンネリ)
・労働時間(過剰な残業)
・プライベートな時間の改善
こういったところが出てきました。
仕事をする中で『仕事を辞めたい』と思うことは、よくあることです。
それが増えれば増えるほど、その『不安』は『不満』になります。
その『不安』と、『責任感』や『仕事をしなければいけない理由』などとのバランスが崩れると、『仕事を辞めたい』から『仕事を辞める』という決断に変わるんですよね。

そこに後悔がなければ、その『決断』はあなたの人生を好転させることになります。
今回、お話を聞いた10人の人は今も元気に働いていますし、その中でも悩みも抱えながら、懸命に頑張っておられます。
『会社を辞める』というのは経験なんですよね。
それを活かせるかが、一番重要なことだと感じています。
そのためには『仕事を辞める時の勉強』も重要ですよね。
準備なきままに、行動するのは少々危険だと言えるんです。
もう一つは『無理をしない』ということをオススメします。
仕事で『病んでしまう』人の多さを非常に強く感じます。

壊れてしまっては意味がないんです。
それだけは、肝に銘じてもらいたいんですよね。
今回は着物の話を一切しませんでしたが、僕のブログでは着物にまつわる話も多くしています。
よかったら、そちらものぞいてくださね。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
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