●『退職願』はいつ出すのか?
●『退職願』と『退職届』の違いとは?

話が前に進むからです。
その時は『文書』で意思を示すようにして下さい。
そうすることで『意思をうやむやにされる』という危険性を回避できます。
この記事では、そんな時に活躍する『退職願』について解説していきます。
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

・営業・販売の仕事を17年
・店舗管理(店長職)を通じて多数の社員を育成・教育
・自身も会社を退職して独立・起業した経験あり
この記事では、以下の3点をお話しします。
・就業規則の確認は自分を守るための準備
・仕事を辞めることは通過点で、その後の『準備』が重要
感情的な話をせずに事務的に仕事を辞めるために、有効なやり方を知ることができるので読み進めてみて下さい。
目次
【重要】仕事を辞めたいなら『退職願』を提出しよう


なぜ、『退職願』を提出するべきか

退職の意向を上司に『相談』すると、大体『慰留(退職を引き止められる)』されます。
『仕事を辞めたい』のが悩みではなく『決意』なら、『書面による意思の明示』が最適なんです。

退職はいろんな人の感情が入り乱れ、『自分の思い』を止められることがあります。
『退職願』を提出すると、そういう感情的な話を避けることができるんです。

【知っておきたい】『退職願・退職届』の違い
労働契約の解除を会社に願い出るための書類で、退職への強い意志と、申し入れた根拠になります。
この提出を基に退職の承認を得て、退職日を決めます。
退職したことが確定した後に、会社に対して提出する書類です。
つまり『退職届』とは、退職確定後の形式的な書類なんですよね。


一方的に退職を決めて会社に通知するには

ここでは『退職届』を使います。
退職が確定したということで『退職届』を送って、事務処理を一方的に進めるというやり方ですね。


『自分ではそこまでの行動ができないが、会社に行くのが辛い』くらいに追い込まれるのなら、『退職代行』を利用するのもいいんですよね。
仕事を辞めたい時は『就業規則』を確認しよう

会社には就業規則というルールがあり、従業員はそれに則って仕事をしています。
しかし働いている人がこれを知らないこと(存在は知っているが内容は知らない)は多いんです。
ルールを知ることは重要です。

当然、『退職』におけるルールも就業規則には記載されています。

【絶対重要】就業規則は確認できる状態にする
会社は働いている人に『就業規則』を周知する義務があります。
あるのは知っていたけど、そのことについて何か言われたことはないなぁ…


『自分の会社の就業規則は自分で確認する』、これは当たり前なんです。
その当たり前は『困った時の自分』を助けることになります。
退職する時の『スジを通すこと』の重要性


つまり、スジが通っていないんですが、こういうことってよくありますよね。
会社員は『雇用契約』を結んで働いています。
その『雇用契約』の解除をする時(つまり辞める時)は、建設的に話を進めることが大切です。

なぜなら感情論になると『揉めてお終い』だからです。
人類はこの『スジを通さずに揉める』をずっと繰り返しています。

仕事を辞めたい時は『準備』を怠らずに


準備が大切な理由
『仕事を辞める』は『何かを始める』ということです。
そして『何かを始める』為には準備が必要です。
辞めるのにも準備が必要で、その後も準備も準備が必要です。
これができると『社会を生き抜く能力』が身につきます。

その選択を最良にする為には、やはり『準備』が大切なんです。
まとめ
●『退職願』は意思を伝えること、『退職届』は手続きである
●就業規則に則って、スジを通した行動をとる
●辞めるのにも、次に進むにも準備が重要
『人を守ることができる』人はルールを熟知し、スジを通して自分の主張ができる人です。
そういう人は、『頼りになる優しい人』だと言えるんですよね。

最近のコメント