管理職の仕事術【重要な2点を詳しく紹介】

仕事術
さとし
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リーダーの一番の悩みは、そのチームを構成する人のことです。
人を管理し、最適化して効率よく動かしていくことはリーダーに求められる最も大きなことで、それが故に悩みにもなります。

そんなリーダーの思いとは裏腹に人の問題はどんな組織においても、日常茶飯事に見られることです。

健全な組織運営に必要不可欠なことは『全員が平等』であるということです。

平等というのは、成果や待遇のことを言っているのではなく、機会の平等のことになります。

不平等や不公平は、間違いなく不満になりますし、それが元でチームの生産性は下がります。

ただ、リーダーも神ではありません。

全ての人に平等に接することは難しいんですよね。

さとし
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その解決の糸口は『ルールを作る』ということと、『話を聞くという機会を設ける』ことになります。
この記事では、その点について掘り下げていきたいと思っています。

内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

さとし
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私、さとし。
・営業・販売の仕事17年
・店舗運営(店長歴)11年
・15年勤めた会社を退職し、独立・起業しています。

この記事では、以下の2点をまとめています。

①ルールの作成
②個別ミーティングの実施

健全なチーム作りをするための、必須事項をこの記事で吸収してみて下さい。

きっと役に立つはずです。

管理職の仕事術【ルールの作成とその方法】

管理職の仕事術【ルールの作成とその方法】
さとし
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『ルール決める』というのは、『従業員に規制をかける』という意味だけではありません。
むしろ、『働いていくための安心感』を持ってもらうために重要なんです。

仕事をしていく上で『安心感』という要素は非常に重要です。

従業員の仕事への定着率は、仕事の成果に確実に比例するからです。

そして、従業員が仕事を辞める大きな要因の一つに『不安→不満』のメカニズムがあるんですよね。

そんな重要なルールの策定の以下の4箇条をまとめていきます。

・ルールの策定方法
・ルールで重要視するところ
・ルールの周知
・ルールの体現者

ルールの策定方法【全員で決める】

ルールつくりの基本は『リーダーだけでなくみんなで決める』ということです。

時間はかかりますが、大事な事です。

『みんなでつくったという事実』が、問題が起こった時にリーダーを助けることになります。

リーダーはある程度『雛形』をつくって準備し、全体で議論して『ルール』を作り上げていきます。

そうやってケースバイケースの指針を、全員で決めていくんですね。

さとし
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ルールは不変ではなく、その状況などによって変更していくこともあります。
そんな変更も、全員で決めるという手続きが非常に重要になるんですよね。

ルールで重要視するポイント【朝って大事】

朝の流れは非常に重要です。

朝とはいってますが、昼からとか、夕方からとか始まる仕事もあります。

とにかく、今から仕事だっていう時の流れが重要なんですね。

リーダーがその朝の場面にいない時もあります。

だからこそ型を決め、常に同じモチベーションで仕事に取り組んでもらえるよう、準備することが大切です。

具体的にどういう行動をとっていくのか、これを全体に浸透させることが重要です。

仕事は同じ繰り返しになることがよくあります。

マンネリを防ぐためにも、毎日のスタートは大切なんですね。

朝の動きのルールとその『厳格化』を目指すと、組織は変化を起こすはずです。

『ルール』の『厳格化』と言っていますが、固いことばかりでなくてもいいんです。

みんなで最近あった楽しい話を、するとかでもいいんです。

朝に笑顔になることは仕事の効率を上げますからね。

重要な事は『厳格化』→毎日、絶対に行うという事です。

気分によって、それをしないというのが絶対にいけません。

さとし
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『ルール』で決めたことは『したり、しなかったり』では絶対にいけません。
そうなるくらいなら、『ルール』はないほうがいいです。

ルールは周知し続ける【書面化して張り出す】

こうして決めたルールは、書面化にして全員が見えるようにします。

せっかく決めたルールも、運用されなければ意味がありません。

ルールを破るのもまた『人』なんです。

なので、それが誰の目で見ても明らかになるように準備しないといけません。

それには張り出すというのがわかりやすいです。

リーダーはこれに従って仕事していくといいと思います。

リーダーは臨機応変さを求められる仕事ですが、みんなが守っているルールを、リーダーが率先して従わなくてはなりません。

そうすることでルールはより『厳格化』していきます。

【重要】リーダーはルールの体現者

再度言いますが、リーダーはそのルールを誰よりも守る人でなければいけません。

なぜならリーダーは店の鏡なんです。

成果に直結する行動を取ることはもとより、誠実さがないといけません。

難しいことですが重要です。

そういうチームは外部(お客様も含め)が見ていても、気持ちのいいチームです。

そんなチームを目指したいですよね。

個別ミーティングの実施方法【聞くが最初】

個別個別ミーティングの実施方法【聞くが最初】
さとし
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『ルールは全員で決める』と言いましたが、リーダーは個別に話をするというのも非常に大事なことになります。
ルールや仕事内容の浸透度のチェックや、新しい提案を受け付ける、そしてガス抜きという観点でも重要になるんですよね。

こういった時の取り組んで欲しいのが『個別のミーティング』です。

個別ミーティングの基本は『聞く』です。

間違っている人が多いのですが、こっちの考え方を押しつけるのはミーティングではありません。

一人一人の話に耳を傾けることが、重要になります。

この『聞く』という能力がリーダーには重要なんですね。

【give-and-take】は『give』が先です。

『話すより聞くが先』です、間違えてはいけません。

この個別ミーティングは『定例で、全員に、平等に』やることが重要になります。

これもルールにしてしまうと、メンバーにも安心感が生まれていいのかもしれませんね。

まとめ

今回は店舗つくりの基本を『ルールの作成』と『個別ミーティングの実施』という観点でお話ししました。

リーダーを任せられることは大変なことでありますが、この上ない『やりがいと充実感』を得ることができます。

しかもその経験は、どんな仕事でもどんな状況でも使えるスキルになります。

なので、リーダーになるチャンスがあれば、逃さないことをおススメします。

かけがえのない機会とスキルを身につけることができるでしょう。