営業における目標設定【それはあなたが主体の目標ですか?】

営業ノウハウ
営業には目標設定が大事だといいます。
でも、目標設定ってどういう風にすればいいんですか?
和夫くん
和夫くん
さとし
さとし
営業活動において、『目標設定』は重要です。
個人においても『成果』は『評価と報酬』につながりますし、企業においては、『成果から出る利益』は存続していく為の必須条件です。
今回は『個人の目標設定の仕方』をお話ししていきます。
一番のポイントは、『ワクワク』するくらいの『動機付け』があるかどうかです。
詳しくお話しをしていきます。

内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

さとし
さとし
私、さとし。
・営業・販売の仕事を17年しています
・店舗管理運営(店長歴)11年
・現在は独立・起業して全国各地で営業活動をしています

目標設定の手順は以下の通りです

①ビジョン(動機付け)をつくる
②『成功イメージ』の為の他者を設定する
③『数値化する』重要なのは具体的プロセス

目標がただのやらされ仕事になったらいけません。

この記事を読むことで、自分の魂が入った目標を設定することができ、それが成果につながることがわかります。

営業における目標設定【動機付けが最も大切】

営業における目標設定【動機付けが最も大事】
とりあえず『会社から与えられている目標』がありますが、それでいいんですか?
和夫くん
和夫くん

まずは『目標は与えられる』、この考えを捨てないといけません。

さとし
さとし
目標は、自分の思い描く未来にそって立てるもの!

これが『目標設定』の大切なところです。

目標は『自分のもの』になっていないと、まったく意味がありません。

そうでない目標は、単純に忘れてしまいます。

『目標は?』と聞いて、忘れてしまっている人が結構います。

これは『怒る』ことではなく、『形だけの目標にしかなっていなかった』と反省すべきだなぁ…。
さとし
さとし
僕としては、共感できない目標を立てたことがいけなかったんだなぁ…。
和夫くん
和夫くん

こういう風に、両者が思えるといいんですが…

【重要】ワクワクするための『動機付け』の確認項目とは

目標設定には『ワクワクする』、『やりたくなる』という要素が必要になります。

その為に考える項目を整理します。

①なりたい自分がそこにあるか
②欲望に正直なものがあるか
③社会貢献がはいっているか
④『お金』という基準が入っているか

これを詳しく解説します。

『目標設定』はこの部分をしっかり決めれば、後は簡単です。

『動機付け』ができれば『行動』するだけですし、ワクワクする『動機付け』であれば『行動』はともなうはずだからです。

なりたい自分(夢はでっかく)

まずは、なりたい自分を思い描きます。

夢は大きいほうがいいんです。

簡単なやり方として『タイトル』をつけると、考えやすくなります。

例えば、

『日本一』の~
『業界で一番』の~
『同世代で一番』の~

とかです。

『言うのは簡単』、だから宣言してしまうことが大切なんですよね。

文句を言われる筋合いはありません。

むしろ、大きい夢を宣言すると必ず、助けてくれる人が出てきます。

欲望を隠すことは意味がない

次の手順は、そこに『自分の欲望をいれる』ということです。

欲望なので、自分に正直であるべきです。

例えば、『日本一の~』になったら、自分にどんな『旨み』があるのかをかん考えるんですよね。

動機付けは、『自分にとって』が大事です。

綺麗ごとだけでは、目標には届きません。

目標へのモチベーションの為にも、『楽しい未来を思い描く』のは大事です。

思わず『ニヤニヤしてしまう』そんなことを、『動機付け』として織り込みましょう。

社会貢献を考えてみると、動機は広がる

これは『綺麗事』と言われてしまうかもですが、大切な事なんですよね。

これだけではいけませんが、これがないのもダメなんです。

目標達成することで、『社会にどういう貢献をもたらすのか』をイメージするのはいいことです。

例えば、

①目標達成することで、収入をあげ『税金』で貢献できる
②目標達成した自分の経験を、『発信』することができる
③自分が働いている地域を『活性化』させることができる
④新しい商品・サービスを『開発』することができる

とかです。

自分の頑張りが『社会とか地域とか業界』に『貢献』しているというのは、目標にむかう中で『モチベーション』になります。

自分の思い描く未来の中で作成してみて下さい。

『お金』で考える【これは正攻法】

以上のようなことを、『お金』という要素をいれて考えてみてください。

例えば、『いくら儲かるのか』であり、『社会にいくら還元できるか』という風にイメージするのもいいです。

日本社会で働くということは、『経済活動に参加する』ということです。

『お金』で物事をとらえるのは重要ですし、絶対に成長につながるんですよね。

これを無しに考えると、目標設定は『絵に描いた餅』になりかねません。

成功イメージの設定をする

成功イメージを設定する

以上のような『動機付け』ができたら、次はその『成功イメージに近い人』を探すことが一番早いし、具体的です。

これは、自分が所属している『先輩』でもいいですし、『憧れている誰か』でも大丈夫です。

自分の『動機付けにあったイメージの人』になりたいと願い、真似ることが近道なんですよね。

できれば、その『人』のマニアとなって、徹底的に何をしてきたか調べ上げましょう。

『目標設定』がきっと、できやすくなるはずです。

数値は具体的なプロセスが大事

数値は具体的プロセスが大事

こうやってイメージができたら、目標に数値を落とし込んでいきます。

これは売上であったり、契約件数であったりと色々です。

その『結果の目標』も大事ですが、それへの達成の為の『プロセスにおける数値』のほうがもっと大切になります。

例えば、契約を10件取るために『訪問を50件』しないといけない、とかです。

これは、綿密に具体的に立ててみることなんですよね。

数値目標は期限を決めて

この『数値目標を設定』する時に大事なことが、『期限を決める』ことです。

『期限なき仕事』はありません。

重要なことです。

そしてそれをできる限り、『細分化』してみてください。

1年、半年、今月、今週、そして今日という具合にです。

そうすることによって、『努力すべき目先の仕事』が見つかり、行動となっていくんですよね。

まとめ

このやり方で、【今から何をしないといけないか『明確』】になり、それを【自分がやりたいという状態】になれば、『目標設定は大成功』です。

後は、失敗を恐れずに一生懸命やってみるだけですよね。

 

私自身、ずいぶん長い間『目標設定』が曖昧でした。

何となく、与えられたことを頑張っていました。

できた時はただ喜び、できなかった時も悪い意味で『割り切る』だけでした。

それを今は後悔しています。

でも遅くはないんです(当然早かったほうがいいんです)。

目標をしっかり設定して、毎日を過ごすことは人生の充実につながるんですよね。