人間関係も上手くいかないし、労働時間も長い…
その上、今の仕事に向いてないと思うし、評価されないのも辛いんです。


そんな時は一度立ち止まってみて、進むべき道を考えて欲しいんです。
この記事が、そんな考えの助けとなるように話を進めていきます。
その前に少し、私の自己紹介を…

・着物の営業・販売16年
・着物の店舗運営11年(店長歴)
・現在は着物の制作にたずさわっています
・15年勤めた会社を辞めて、独立・起業した経験があります
・仕事における『辛い』は幾多と体験してきました
この記事では、以下の4つの仕事が辛いパターンをピックアップして考えていきます。
②労働時間が長くて辛い
③向いてないのが辛い
④評価されないことが辛い

この記事が悩みの解決のきっかけになれば嬉しく思います。
目次
なぜ、仕事が辛くて辞めたいのか?【4つのパターンを解説】

まずは仕事が辛い4つのパターンを解説していきます。
①人間関係が辛くて辞めたい

なぜなら、人間関係は他者が関わることなので、自分では解決しにくいからです。
瞬間的な人間関係の問題なら『過ぎ去るのを待つ』で大丈夫かもしれませんが、継続的な『辛い』と感じる人間関係なら、正直その悩みは尽きないことが多いんですよね。
なので、こういう時は『期限を決めてみる』のが、いいと思います。
『1ヶ月』『3ヶ月』『半年』などの期限を決めて、それでも辛さを感じるのであれば行動に移すといった具合にです。
ハラスメントを受けているなら
人間関係の大問題に『ハラスメント』があります。
これを受けている(そう感じる)なら、即座に行動を取ることをオススメします。
自分が壊れてしまっては元も子もないのです。
下記の記事を参考に、すぐに行動を起こしてください。
②労働時間が長いのが辛くて辞めたい
まずは労働時間に対する基準を知ることから始めます。
原則として、労働時間は『1日8時間・週40時間』とされています。
これを超えると残業ということになるんですよね。
一般的に、時間外労働(残業)が月で100時間以上か、2ヶ月〜6ヶ月の月の残業時間の平均が80時間以上というのが『長時間労働における過労死のライン』とされています。

ぜひ、知っておきましょう。
さらに厚生労働省によれば、月の残業時間が45時間を超えて長ければ長くなるほど、健康被害のリスクが徐々に高くなるとされています。
こういった基準と照らし合わせて、自分の置かれている環境を見つめ直すのも大事ですよね。

給料に反映せずに労働力を搾取するそのやり方は、従業員に対する敬意が足りないと言っていいでしょう。
それが熱中できるならいいんですが
『残業の全てが悪いわけではない』というのが私の考え方です。
それが自分にとって熱中できるものであれば、そういう仕事は楽しくてやりがいのあるものとなるからです。
残業とは他者から強要されて、イヤイヤするものではないということなんですよね。
③仕事が向いてないのが辛くて辞めたい

それは『熱中できること』なんです。
仕事をする期間は『とにかく長い』んです。
平均寿命もどんどん伸びる今、仕事の期間もさらに長くなっているのです。
そんな長い仕事の期間を『向いていない』ことをずっとするのは、大きな苦痛となんですよね。
だから、熱中して取り組める仕事をする方が、人生は楽しいし仕事の効率も間違いなく上がるんです。
転職活動のススメ


100%というのは難しいかもしれませんが、選択肢が増えると『向いていること』に出会えるチャンスは広がります。
そのために『転職活動』をするって有効なんです。
『活動』なので、絶対に転職しないといけないわけではありません。
転職活動を通していろんな人の話を聞くことや、仕事のあり方を学ぶということができるんですよね。
その中で本当に興味がある仕事に出会えたら、それは『向いている仕事』なのかもしれません。
下記の記事では転職活動の具体的なやり方をまとめています。
興味があるのなら、読んでみてください。
④評価されないのが辛くて辞めたい

成果主義と言われて久しいですが、そんな中でも、会社では『0か100かという評価』は下しにくいんですよね。
ある意味これは、『従業員を守っている』という見方もできるのです。

さらに会社は、ポストの数も限られています。
上のポストに行くなら、そのポストが増えるか空くかしかなく、その争いが『出世競争』と呼ばれるものですよね。
ということは評価の範囲を広げるためには、会社自体を成長させることが最も近道なんです。

『仕事辞めたい』に働いた年月は関係あるのか?

仕事を辞める(もしくは辞めたい)時には、その仕事にどれだけの年月を費やしたががよく議論になります。
石の上にも3年という言葉があり、3年間は続けないと何もわからないという論調もありますよね。
確かに、長くすることで熟練度は上がりますし、やりがいも出てくるかもしれません。

3年頑張っても、また後3年頑張れとなりますし、僕は15年目の時に辞めたいと考えましたが、その時もあと3年は頑張れと言われたものです(結局、辞めました)。
仕事は辛いけど新卒で辞めるって…どうなの?
辞めたいと考えてるんですけど…


ただ、そういった場合には一つ考えて欲しいことがあります。

新卒採用をする企業は、就職活動の時から始まって職場に配属されその後も、新卒社員に莫大な投資をしています。
『即戦力』ということで考えるなら、『中途採用』方が効率がいいんですよね。
ということで、新卒1年目で辞められると会社にとっては随分の損失で、『マジでがっかり』というところなんです。
『そんなの関係ない』と思うかはあなた次第なんですが、この事実は知っておくといいと思います。

そういう場合は、最初の項でもお話ししましたが、即座の行動が重要だということを補足しておきます。
『仕事が辛い』と考える30代の人へ


非常に気持ちがわかります。
辞めようと思っても、なかなか決断ができないかもしれません。
自分の家族がいる場合は、なおさらその思いが強いかもしれません。
ただ、根本的にはやはり年数(年代)に関係なく、辛い仕事ををずっと続けることは、あなたとあなたに関わる人にとっても不幸せなことだと考えています。

仕事が辛いということはそこまでなかったですが、『自分のしたいことをしたい』という思いを留めることはできなかったんですよね。
下記のリンクは私の経験談と、会社を辞めた経緯をお話ししたブログ記事になります。
よかったら参考程度にでも覗いてみてください。
まとめ
ということで、『仕事が辛くて仕事を辞めたい』ということについて、4つのパターンを交えながらお話ししてきました。

そうして行動したことに後悔がなければ、事態は好転すると信じているんですよね。
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