
着物の営業・販売をしています。
この道15年、お客様とともに着物の輪を広げてきました。
今は、店舗の店長をしています。
2020年4月7日、緊急事態宣言が7都府県に出されました。
実際僕の働いているところは、その緊急事態宣言の地域に入っています。
最終的な決定として『営業活動』は自粛、店舗は休業、僕は自宅待機となりました。
決定には従うのみで、ひとつの異論もありません。
ただ、こういう初めての事にはやはり『不安』が付きまといます。
僕だってそうです。
しかし、それと同時にもうひとつの感情もわいてきます。
『このときだから、やれることのスピードを上げていこう』という闘争心にも似た感情です。
僕はそういう人なのかもしれません。
よく言えば逆境に強い人、悪く言えば、尻に火がついたら頑張る人なのかもしれません。
今回は『緊急事態宣言』を受けての記事です。
記録と思いを綴ります。
想像を絶することが起きている【緊急事態宣言を受けて】
今起きていることは、すべてが常識外なんですよね。
今まで僕は営業パーソンとして、ショッピングセンターのきもの屋さんとして働いてきました。
僕の感覚では『ショッピングセンター』というところは、絶対に休まないんですよね。
昔は休館日というものがあって、「毎週〇曜日は休む」とか、「月一回は休む」とかがありました。
そんな昔の時代を懐かしいと感じながら、今や『年中無休』が当たりまえです。
でも、変化の兆しが出てきました。
直近でいえば、2019年10月の台風19号です。
その時も、ショッピングセンターが休業になりました。
僕にとっては、それも初体験でした。
どんな時でも、営業をするというのが『使命感』みたいなところがありましたから。
ただ、その時は1日の休業でした。
今回は約1か月の休業となります(2020年4月8日現在)。
はっきり言って、想像を絶することです。
当然、人の安心・安全を第一に考えることは絶対に大切です。
それ以上に社会の『考え方』が変わり、仕事の『あり方』が変わる革命が始まっていると感じています。
この『コロナ』を、関わる人みんなで乗り切った後には、『全く違う世界』が広がっていると確信しています。
次からは僕が感じる『予測』を少しだけ綴っていきます。
テレワークとは『遠さ』ではなく『本質的な近さ』が重要
『テレワーク』
この言葉が、大いに流行っています。
ちなみに『テレワーク』の『テレ』は『離れた所』という意味で、『ワーク』は『仕事』という意味です。
『離れた所での仕事』という意味ですよね。
感染のリスクの少ない働き方として、今注目されています。
特に、緊急事態宣言の出ている地域では、『この働き方しかない』というところもたくさんあります。
では、今の『コロナ』が収束したら、この流れは終わるのか?
そうではないんですよね。
『テレワーク』は今後も定着するはずです。
これは色んな人が言っていることですし、そもそも便利なこのやり方を、以前から使っていた人も多くいるんですよね。
でも、これが定着すると、逆に『対面のコミニケーション能力』がより一層、必要となるように思っています。
簡単に言ってしまうと、テレワークの浸透で、『コミニケーション能力の差』がもっとわかりやすくなると思います。
イメージですけど、オンラインで会議をした時、まったく発言の無い人は画面から消えてしまうと思います。
『あれ、〇〇さんがいない…』ってなるんじゃないのかな?
だから、これからの時代は『コミニケーション能力』とか『営業力』、もっと言えば『個性』というものが『重要な個人の能力』になり、評価を受け必要とされると感じているんですね。
誠実さが個人にまで【嘘だけはいけない】
『判断』が非常に難しい時代になってきています。
例えば、『政府』がどんな発表を出しても、結果が出るまでは大体に批判されます。
結果が悪かったら、それはずっと尾を引きます。
結果が良くても、すべての人に良い結果などないので、ある程度の批判はされるんですよね。
リーダーにとっては難しい時代になりました。
だから、リーダになりたくない人も増えてくるでしょう。
リーダとは魅力のある仕事ではなくなりました。
このリーダの悩みの解決策は、『誠実さ』しかないと思います。
結果はどうあれの世界では、首尾一貫しているのも大事ですが、間違ってしまったら素直に『ごめんなさい』と言える人が、一番安心感を与える人だと思います。
つまり、『多くの人』からの支持を受けます。
そういう人が、リーダに最適な人になるんだと思います。
雄弁というだけではいけません。
カリスマ性だけではいけません。
『誠実な人』が必要とされ、支援を受けて、優秀なリーダーになっていくのではないかと思っています。
こんな時代に…
僕自身も、こんな時代に大きな『不安』を抱えています。
でもこの『不安』は自分を『変化』させます。
時代の流れに乗らないとという『危機感』と、変わりゆく時代への『ワクワク感』が入り混じった感情です。
みんなでこの難局を乗り越えながら、よりよい未来を描いていきましょう。
最後に…
僕も『緊急事態宣言』の渦中にありますが、くれぐれも健康には気をつけて、日々を過ごしていきましょう。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
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