

羽織をはおっているなら見た目的にもないとおかしくなるんですよね。

今回はそんな『羽織紐』の話をしていきます。
その前に自己紹介を…

●着物の営業・販売歴16年
●着物の店舗運営11年(店長歴)
●現在は独立して着物の制作にたずさわっています
この記事では以下の3点をお話ししていきます。
●羽織紐ギャラリー
●手作りで作れる羽織紐

男性の『着物好き』を心から応援するものです。
読み進めて『きもの街道』を突き進みましょう!
目次
男性着物に必須の羽織紐【種類とTPO】

羽織紐にも種類があり、TPOがあります。
それらを見ていきましょう
羽織紐【フォーマル】
まずはフォーマルの羽織紐です。
たまにカジュアルの場面で、フォーマルの羽織紐をしている人を見かけます。
非常にカッコ悪いので注意して下さい。
最礼装の羽織紐

この房がついている羽織紐がフォーマルの羽織紐です。
特に白は最礼装です。
黒も最礼装で、喪の時に使います。
準礼装の羽織紐

形は一緒ですが、白と黒以外の色が準礼装の羽織紐になります。
家紋がつくような格の高い着物や羽織を着る場合には、フォーマルの羽織紐をつけましょう。
羽織紐ギャラリー
ここからは色々な羽織紐を紹介します。
天然石を使った羽織紐



天然石の羽織紐は非常に人気があります。
天然石には、それぞれにいわれがありますよね。
自分の思いに合わせた天然石を選ぶと、さらに愛着が湧きますよね。
紐のトップに天然石を配した羽織紐

オーソドックスな羽織紐ですが、シンプルでかっこいいですよね。
羽織と同じ生地を使った羽織紐

写真は女性用ですが、男性用でもこういう羽織紐があります。
既製のものに多く、羽織紐が羽織に縫い付けられています。
取ってしまって、別の羽織紐をつけてもOKです。
アクセサリーパーツを使った羽織紐



アクセサリーパーツは様々なものがあります。
おしゃれですよね。
手作りで羽織紐を作ろう

羽織紐は既製のものが販売されており、その種類も多岐に渡ります。
しかし、手作りで羽織紐を作ることもできます。
手作り羽織紐の作り方


まずはこういう、羽織紐と羽織をつなぐパーツが必要になります。
手芸屋さんで販売をしていたりします。
両端に使うので2個用意してみて下さい。
古くなったアクセサリーを分解したりしながらパーツを集めていきます。
天糸(テグス)を使うやり方が一番簡単です。
自分オリジナルの羽織紐ができたら、楽しいことこの上ないですよね。
まとめ
ということで、『羽織紐』についてまとめてきました。
男性着物は基本的にシンプルなものが多いので、こういうところでおしゃれを楽しんでみて欲しいんですよね。
自分オリジナルの着姿になれば、着物はもっと楽しくなるんです。

その為に準備するものとして『羽織紐』があるとも聞いたのですが、どんなものなんですか?