男性着物の履物【種類・履き心地・靴はいいのか『3点を解説』】

男性着物
着物好き男子
男性が着物を着る時の『履物』ってどんなものがあるのですか?
慣れてないと『足が痛くなる』と聞くのですが、そうならないための方法とかがあるんですか?
さとし
男性着物の履物の種類は3種類、『雪駄』と『草履』と『下駄』です。
確かに着物の履物は慣れていないと、指の股や鼻緒に触れる部分が痛くなるものです
その対策も知りたいところですよね。

ということで今回は『男性着物の履物』についてお話ししていきます。

その前に少し自己紹介…

さとし
私さとし。
●着物の営業・販売歴16年
●着物の店舗運営11年(店長歴)
●現在は独立して着物の制作にたずさわっています

この記事では以下の3点で話を進めていきます。

●男性着物の履物の種類
●痛くならないようにする具体的対策
●男性着物で靴を履く場合
さとし
私、さとし。
男性の『着物好き』を心から応援するものです。
読み進めて『きもの街道』を突き進みましょう!

男性着物の履物【種類とTPO】

男性着物の履物【種類とTPO】

最初に男性着物の履物の『種類』と『TPO』についてお話ししていきます。

男性着物の履物の種類

冒頭でも話した通り、男性着物の履物の種類は『雪駄』『草履』『下駄』3種類です。

それぞれを詳しくみていきましょう。

雪駄

男性着物の定番といえばこの『雪駄』になります。

かの千利休が考案したと言われ、台の裏に牛革の底を縫い付け、かかとに金具をつけていいます。

草履

雪駄とほぼ形状は似ていますが、表と裏の間に一枚芯を入れています。

雪駄と違いかかとに金具はついていません。

下駄

木が素材になっている履物です。

写真は二枚歯と呼ばれる物ですが、右近下駄と呼ばれる高さの低いものが最近は主流です。

男性着物の履物のTPO

続いてはTPOの話です。

礼装用の履物

これは『畳表に白鼻緒』で間違いありません。

下駄でも二枚歯で畳表に白鼻緒のものを正装用として使用する場合があります。

礼装以外の履物

男性着物の場合は礼装用だけをわかっていれば、後はそんなに気にせず自由に履物を選んでいいと思います。

最近は洒落感のある履物も多く増えていますので、場面にあったものをチョイスするべきですよね。

カジュアル限定の履物

その中でも『下駄』は基本的にカジュアル限定の履物になります。

軽やかに下駄を履いて歩く姿もかっこいいですよね。

男性着物の履物【痛くならないための対策】

男性着物の履物【痛くならないための対策】
着物好き男子
一度、雪駄を履いたときにすごく痛かったんですよね。
これってどうにかならないものですか?
さとし
男女問わず、これはよくある悩みですよね。
これが原因で着物嫌いになる人もいるほどです。
ならば、解決していかないといけないですよね。

この痛みの原因『鼻緒ずれ』についてお話ししていきます。

鼻緒をならす

新品の履物は鼻緒が固くなっています。

そのまま履いてしまうと、痛くなってしまう恐れがあるんですよね。

その解消のためにすることは『鼻緒をほぐす』です。

鼻緒を外側にむけて引っ張ったり、試し履きでほぐしてみて下さい。

鼻緒が触れる部分を保護する

『鼻緒ずれ』の一番の原因は摩擦なので、鼻緒があたる部分の負荷をなくすことも効果的です。

第一に足袋を履くことですね。

次は『絆創膏』や『当て布』などで、鼻緒との接点部分を保護します。

他にもベビーパウダーなどを足につけて摩擦を軽減するのも効果的です。

男性着物に靴を合わせるのってどうなの?

男性着物に靴を合わせるのってどうなの?

着物の履物に靴を合わせるという人がいます。

女性では『着物の裾を上げてブーツを履くというスタイル』は定番化しています。

卒業式の袴にブーツもありますよね。

男性着物でもそのコーディネートをしている人も多くいます。

さとし
ただ、これは男女ともに言えることですが、このコーディネートは難易度が高いんですよね。
着姿の雰囲気に合わせて、ばっちりコーディネートできたらすごく素敵です。
とりあえず靴を履いたというのでは『この人、雪駄忘れたのかな…?』と思ってしまうくらいになるので注意が必要です。
『おしゃれとダサいは紙一重』という言葉があるくらいなんですよね。

まとめ

ということで『男性着物の履物』についてまとめてきました。

『おしゃれの基本は足元から』と言われるように、それは着物でも例外ではありません。

でも着物の世界では、その部分を疎かにしているパターンというのは結構あるんですよね。

是非ともこだわって最高の着姿を目指してみて下さい。

 

さとし
では、よき『きもの』ライフを!