●男性着物によく使われる柄って?
●男性着物の柄の組み合わせって?
この記事では、以下の3点について解説していきます。
・よく使われる男性着物の柄3選『江戸小紋の柄』『亀甲』『市松』
・私(筆者)の男性着物をご紹介
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…
・着物の営業・販売の仕事を18年
・着物の店舗運営(店長歴)を11年
・現在は独立し、着物の制作にたずさわりながら、全国津々浦々で着物の提案活動をしております
目次
着物に使われる柄の種類〜男性着物〜【基本は無地】
もしくは、無地に見える細かい連続柄ですね。
でも、柄がある男性着物ってダメなんですか?
それを解説するには、男性着物の作り方を説明するとわかりやすいでしょう。
男性着物も女性着物も一反の反物から作る
着物は全て反物から作られます。
なので、極端な話…
可愛い花柄で、男性着物を作ることもできます。
やっぱり、スッキリした着物の方がかっこいいですよね。
男性着物のフォーマルは黒紋付という無地
そのことも『男性着物の基本は無地』のイメージになっているんですよね。
着物に使われる柄の種類〜男性着物〜【よく使われる3選】
男性着物に使われる柄の種類【江戸小紋の柄】
江戸小紋にも様々な柄がありますが、どれも細かい連続柄で遠目に見ると無地に見える柄です。
その中でも小紋5役と呼ばれる、江戸小紋を代表する柄を紹介します。
男性着物に使われる柄の種類【亀甲柄】
亀甲柄は亀の甲羅をモチーフとした柄で、その連続した柄の着物は男性着物としてよく使われます。
ずっと男性着物の柄として愛用されてますよね。
男性着物に使われる柄の種類【市松模様】
亀甲模様は石畳がルーツとされる柄で、江戸時代に佐野川市松という歌舞伎役者がこの柄の袴を履いたことで人気となり、この名前がついています。
着物に使われる柄の種類〜男性着物〜【私の男性着物】
最後に私の着物をご紹介します。
これも参考にしてみて下さい。
男性着物に使われる柄の種類【象形文字柄の着物】
黒の色無地を男性仕立てにしています。
角帯も同じ象形文字で、セットにしました。
この角帯(男性用帯)は、袋帯(女性用帯)をカットして作りました。
男性着物に使われる柄の種類【亀甲柄の大島紬】
シワがすごいですが…
朝出勤したら、買うことが決まってました。
『恐るべし、着物業界』と思った18年前の思い出です。
大島の亀甲文様のアンサンブルです。
男性着物では定番の仕立て方です。
『よく使われる柄』でも説明した男性着物の定番の柄ですね。
男性着物に使われる柄の種類【千鳥格子のポリエステル】
白地の千鳥格子のポリエステルの着物です。
ポリエステルの生地を、自分サイズに仕立てました。
単衣(ひとえ→裏地がついていない)なので、暖かい時期によく着ています。
男性着物に使われる柄の種類【唐草柄の赤の着物】
赤の着物です。
地柄は『唐草』で、緑の裏地をつけて『クリスマスカラー』にしました。
裏地の地柄は『スカル』です。
話題になる着物なので、いいんですよね。
ただ、こういった着物は着用頻度が低いです。
男性着物に使われる柄の種類【薔薇柄の羽織】
着物の上に着る『羽織』です。
ホストもびっくりの『色と柄』で、インパクト重視の着物です。
着物に使われる柄の種類』シリーズ
下記のリンクでは『着物に使われる柄の種類』をまとめていますので、そちらもご覧になってください。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y