恒例の『着物に使われる柄の種類』シリーズです。
『麻の葉(あさのは)』と呼ばれる柄について以下でまとめていきます。
●着物での使われ方
内容に入る前に少しだけ、私の自己紹介を…

着物に使われる柄の種類〜麻の葉(あさのは)〜

植物の麻を抽象的に表した柄になります。
元々は、仏教の尊像の衣服の柄として使われていました。
江戸時代は産着としても定番となり、歌舞伎役者が衣装として使った柄でもあります。
浮世絵でも着物の柄として描かれます。
最近では『鬼滅の刃』のキャラクターがこの柄の着物を着て大ブームになっています。

着物での使われ方【男性着物としても】

様々な麻の葉を基本としたデザインが今なお生み出されています。

麻の葉柄には『粋』さが十分にあるし、大柄で表現した時には『色気』も感じさせてくれるんです。
これからも人気であり続ける柄でなんですよね。
『着物に使われる柄の種類』シリーズ

下記のリンクでは『着物に使われる柄の種類』をまとめていますので、そちらもご覧になってください。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
・着物の営業・販売の仕事を16年
・着物の店舗運営(店長歴)を11年
・現在は独立し、着物の制作にたずさわりながら、全国津々浦々で着物の提案活動をしております