恒例の『着物に使われる柄の種類』シリーズです。
『龍(りゅう)』という柄について以下でまとめていきます。
●着物での使われ方
内容に入る前に少しだけ、私の自己紹介を…

着物に使われる柄の種類〜龍(りゅう)〜

龍は中国では【神様】であり、中国の象徴ですよね。
中国歴代の皇帝は、『龍の化身』とされてきました。
日本でもそんなイメージがあり、干支の十二支も『辰』だけが架空の生物になっています。
龍の体は九つの動物からなると言われています。
以下の動物たちです
頭は駝(ラクダ)
眼は兎
胴は蛇
腹は蜃(蜃気楼をつくる架空の生物)
鱗は鯉
爪は鷹
掌は虎
耳は牛

フォーマルでもカジュアルでも、よく使われる柄です。
個性を追求したい人は、是非ともチャレンジしてほしい柄になります。
着物での使われ方

描き手によって龍はいろんな表情を持ちます。
自分の好みの龍を見つけて欲しいんですよね。

縁起のいい柄として、フォーマルシーンでも広く使われます。
特に男性は『龍』の柄を好んで使うことが多いんですよね。
チャレンジして欲しい着物の柄になります。
『着物に使われる柄の種類』シリーズ

下記のリンクでは『着物に使われる柄の種類』をまとめていますので、そちらもご覧になってください。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
・着物の営業・販売の仕事を16年
・着物の店舗運営(店長歴)を11年
・現在は独立し、着物の制作にたずさわりながら、全国津々浦々で着物の提案活動をしております