着物に使われる柄の種類〜龍〜【意味と使われ方】

着物の柄

●龍の柄にはどんな意味があるの?
●龍の柄の着物ってどんな時に使うの?

着物に使われる『龍(りゅう)』の柄について、以下でまとめます。

・柄の意味
・着物での使われ方

 

内容に入る前に少しだけ、私の自己紹介を…

さとし
私、さとし。
・着物の営業・販売の仕事を19年
・着物の店舗運営(店長歴)を11年
・現在は独立し、着物の制作にたずさわりながら、全国津々浦々で着物の提案活動をしております

着物に使われる柄の種類〜龍(りゅう)〜

着物に使われる柄の種類〜龍(りゅう)〜
さとし
龍は中国では【神様】であり、皇帝の象徴ですよね。
中国歴代の皇帝は、『龍の化身』とされてきました。

そんなこともあり、着物に使われる龍の柄には『出世』や『飛躍』などの意味があるとされています。

 

龍の体は『九つの動物』からなるとされています。

以下の動物たちです。

角は鹿
頭は駝(ラクダ)
眼は兎
胴は蛇
腹は蜃(蜃気楼をつくる架空の生物)
鱗は鯉
爪は鷹
掌は虎
耳は牛
着物好き女子
龍って、強そうなイメージとか極道的なイメージもだけど、縁起のいい柄なのね。
さとし
そうですね。
ただ、やはりイメージそのままに『個性が出る柄』であることは、間違いありません。

龍の柄【着物での使われ方】

さとし
龍は『描き手』によって、いろんな表情を持ちます。
龍の柄を身につけたい時は、自分の好みの龍を見つけて欲しいんですよね。
着物好き女子
確かに!
かわいい龍もいるものね。

 

2頭の龍が描かれた帯の紋様

 

着物好きマダム
辰年の人からすると、自分の守護神のように感じている人もいるわよね。
さとし
そういった人が龍の柄の訪問着を作ったりもしますよね。

 

着物好き男子
男性着物にとっても、龍って憧れなんだよな。

『着物に使われる柄の種類』シリーズ

『着物に使われる柄の種類』シリーズ

下記のリンクでは『着物に使われる柄の種類』をまとめていますので、そちらもご覧になってください。

 

では、よき『きもの』ライフを(^^)y