●墨流しってどういう技術の染めなの?
●墨流しの柄ってどんなものがあるの?
この記事では、『墨流し(すみながし)』について、以下でまとめていきます。
・墨流しの着物の用途とTPO
・墨流しの柄のあれこれ
内容に入る前に少しだけ、私の自己紹介を…
目次
着物に使われる柄の種類〜墨流し〜【起源・技法・TPO】
大体のことがわかります。
墨流し染めの起源
墨流しは、『墨を水に流し水面に写った模様を写し取る技法』です。
海外でも同様の技術があり『マーブル(マーブリング)』と呼ばれます。
着物への染めについては墨ではなく、絹地に定着する染料を使います。
墨流し染めの技法
墨流しの技法のイメージが伝わればと思います。
水面に浮く染料を垂らします。
竹ひごで染料を切って流します。
水面の柄を半衿に写し取ります。
こんな感じでできるんだ。
墨流し染めの着物の用途とTPO
季節感も問わない柄で帯も合わせやすいので、コーディネートのしがいのある使いやすい着物になります。
着物に使われる柄の種類〜墨流し〜【ギャラリー】
楽しみながら見ていって下さい。
『着物に使われる柄の種類』シリーズ
下記のリンクでは『着物に使われる柄の種類』をまとめていますので、そちらもご覧になってください。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
・着物の営業・販売の仕事を18年
・着物の店舗運営(店長歴)を11年
・現在は独立し、着物の制作にたずさわりながら、全国津々浦々で着物の提案活動をしております