●七宝柄の着物での使われ方って?
今回は『七宝(しっぽう)』と呼ばれる柄について、以下でまとめていきます。
・七宝柄の着物での使われ方を写真を交えて解説
内容に入る前に少しだけ、私の自己紹介を…
着物に使われる柄の種類〜七宝(しっぽう)〜【起源と意味】
七宝柄はもとは大陸から伝来し、『輪違い』という有職紋様から抜き取られたものです。
その他、『仏教に経典に出てくる7種類の宝』=『七宝』からきているという説もあります。
その『縁やつながり』は七宝と同等の価値があるということで、その名がついたとのことです。
ともあれ、縁起のいい柄であることは間違いありません。
①金
②銀
③瑠璃(るり)
④玻璃(はり)
⑤しゃこ貝
⑥珊瑚(さんご)
⑦瑪瑙(めのう)
着物に使われる柄の種類〜七宝〜【着物での使われ方】
七宝の中に、菊菱の柄もあります。
柄の縁起の良さと、シンプルで優しい印象のある柄は着物のみならず、コーディネートする小物にもよく使われます。
『着物に使われる柄の種類』シリーズ
下記のリンクでは『着物に使われる柄の種類』をまとめていますので、そちらもご覧になってください。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
・着物の営業・販売の仕事を19年
・着物の店舗運営(店長歴)を11年
・現在は独立し、着物の制作にたずさわりながら、全国津々浦々で着物の提案活動をしております