着物に使われる柄の種類〜七宝〜【意味と使われ方】

着物の柄

●七宝柄ってどういう意味があるの?
●七宝柄の着物での使われ方って?

今回は『七宝(しっぽう)』と呼ばれる柄について、以下でまとめていきます。

・七宝柄の起源と意味について
・七宝柄の着物での使われ方を写真を交えて解説

 

内容に入る前に少しだけ、私の自己紹介を…

さとし
私、さとし。
・着物の営業・販売の仕事を19年
・着物の店舗運営(店長歴)を11年
・現在は独立し、着物の制作にたずさわりながら、全国津々浦々で着物の提案活動をしております

着物に使われる柄の種類〜七宝(しっぽう)〜【起源と意味】

着物に使われる柄の種類〜七宝(しっぽう)〜

七宝柄はもとは大陸から伝来し、『輪違い』という有職紋様から抜き取られたものです。

さとし
輪が四方に広がるという意味から、古くは『四方襷』などと呼ばれ、その四方が七宝へと変化したと言われています。

 

その他、『仏教に経典に出てくる7種類の宝』=『七宝』からきているという説もあります。

着物好き女子
なんの繋がりがあるんですか?
さとし
円形が繰り返し連鎖するこの柄は、『円満』や『ご縁』などの意味が込められています。
その『縁やつながり』は七宝と同等の価値があるということで、その名がついたとのことです。
着物好き女子
こじつけ感があるわね…
さとし
そうですね。
ともあれ、縁起のいい柄であることは間違いありません。

 

ちなみに『7つの宝』とは以下の通りです。
①金
②銀
③瑠璃(るり)
④玻璃(はり)
⑤しゃこ貝
⑥珊瑚(さんご)
⑦瑪瑙(めのう)

着物に使われる柄の種類〜七宝〜【着物での使われ方】

『着物に使われる柄の種類』シリーズ
さとし
円形がずっと連なっているこの柄は、『地紋』としても、『染』としても、『織柄』としても、非常によく使われる柄です。
着物好きマダム
の柄としてもよくみるわ。
帯の織柄の一部に入る七宝の柄。
七宝の中に、菊菱の柄もあります。

 

七宝の帯・織柄

 

柄の縁起の良さと、シンプルで優しい印象のある柄は着物のみならず、コーディネートする小物にもよく使われます。

帯揚げに使われる七宝の柄

『着物に使われる柄の種類』シリーズ

下記のリンクでは『着物に使われる柄の種類』をまとめていますので、そちらもご覧になってください。

 

では、よき『きもの』ライフを(^^)y