・着物の営業・販売16年
・着物の店舗運営11年(店長歴)
・現在は着物の制作にたずさわっています
男性着物の値段って…?
着物の価格をズバリと言うのは非常に難しいのですが、あえて言います。
正絹(素材が絹)で、着物と羽織と長襦袢を『誂え』て小物を全部つけたら…
この答えに『ホッとした人』『驚いた人』『絶望した人』と色々いると思います。
価格は上げようと思えばいくらでも上げれますが、結構お得に算出したつもりです。
ただ、安心して下さい。
もっと値段を抑えて、男性着物を始めることもできます。
今回はこんな感じで『男性着物の値段』にどんどん切り込んでいきます。
切り込む手順は以下のとおりです。
②レンタルという道の模索
③男性着物を始めて欲しい理由
ぜひ、着物を始めてみましょう!
男性着物の値段【誂えか既製か】
着物の価格は『誂え(=反物で購入し自分サイズに仕立てるもの)』で購入するか、『既製』で購入するかで大きく変わります。
詳しく見ていきましょう。
憧れの誂え男性着物
着物の揃え方の王道はやはり『誂え』です。
洋服でもそうですが、『オーダーメイド』ってかっこよくて憧れませんか?
ですがその場合は『仕立て代』が当然、かかってきます。
着物が『50,000円』、羽織が『40,000円』、長襦袢が『25,000円』くらいです。
・裏地を付ける(正絹の表地にあわせて裏地も正絹)
・ゆのし(湯通し)をする
・仕立て代は様々だが、20,000〜30,000円くらいで計算している
ここに『仕立て代と同じ値段の表地』を揃えたとして、一式を計算すると…
●羽織表地40,000円+仕立て代40,000円
●襦袢表地25,000円+仕立て代25,000円
●角帯30,000円
●雪駄10,000円
●羽織紐5,000円
●肌着+足袋+和装小物10,000円
=285,000円
選び方によって高くなったり逆に安くなったりしますが、何とか『30万円』におさめました。
これは正絹での一式の計算ですが、素材を『化繊』にするとコストが抑えられます。
全部化繊で同じように一式を揃えたら『10万円』くらいです。
(※仕立て代も裏地が化繊になるので変わります)
着物は引くぐらい『相場』が分かりにくい衣類です。
これは16年業界で着物を見てきた僕なりの値段設定です。
この値段を頭に入れて、自分らしい着物を探してみて下さい。
そして『憧れの誂え着物』で自分を変えてみませんか?
もっと気軽に始めるなら
既製の男性着物もあります。
ネットで調べたらフルセットで『20,990円』のものがありました。
まずはデビューするのに負担のない値段です。
サイズと色も豊富に選べます。
気軽に男性着物を始めてみるのもいいですよね。
レンタルという手を考えてみよう
男性着物のみならず、着物のレンタルは流行っています。
男性着物のレンタル
全国14店舗!全国最大級・最安値の着物レンタル【きものレンタルwargo】
こちらのWEBサイトから男性着物のレンタルが予約できます。
値段は、着付や付随の小物も含めて『WEB決済で2980円+税』。
一歩目を踏み出す値段としては格安です。
レンタルの場所は…
・京都駅前京都タワー店・京都清水寺店
大阪エリア
・大阪心斎橋店
関東エリア
・東京浅草店・銀座本店
北陸エリア
・金沢店・金沢兼六園店
①WEBサイトから『メンズプラン』を選ぶ
②店舗と日付を指定
③レンタルする着物を選ぶ
④必要情報を入力して決済に進む
⑤当日、店に行く
気軽に着物デビューをしてみましょう。
こういうのって『ドキドキ』するものですが、行動する事によって新しい発見があるものです。
興味を形にするって最高の贅沢だと思いませんか?
全国14店舗!全国最大級・最安値の着物レンタル【きものレンタルwargo】
まとめ・男性着物をもっと広める為に
男性が着物を着ると、着物を着る人はもっと増えます。
着物の業界の主要ターゲットはそのほとんどが『女性』です。
でも男性でも着物を着て楽しみたい人がたくさんいますし、女性も男性の着物参入を心待ちにしているものなのです。
そんな役割を担っていきたいというのが、着物を専門に扱う僕の思いなんですよね。
これからも全力で応援していきます。
よろしくお願いします。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
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