【最速】着物のクリーニングを早く仕上げたい

着物の管理・保管
着物好きマダム
着物のクリーニングを急ぎでやってもらいたいのよね。
どれだけ早くやってもらえるのかしら?
着物好き女子
洋服のクリーニングだったら、即日仕上げっていうのもあるわよね。
それと違って着物のクリーニングってやっぱり、ある程度は時間がかかるものなのかしら?
さとし
一般的には1ヶ月くらいかかると言われる着物のクリーニングですが、できる限り早く仕上げてもらうにはどうしたらいいのか?
頼む人からしたら、気になるところでもありますよね。
この記事では、着物のクリーニングを早く仕上げるために『理論的に』考えてみました。
その内容をお話ししていきたいと思います。

内容に入る前に、少しだけ自己紹介を…

さとし
私、さとし。
・着物の営業・販売を17年しています
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。

この記事では、以下の内容を解説していきます。

・着物のクリーニングの最短の結論
・着物のクリーニングとはどういうことをするのか?
・お店に持って行った時の最短を理論的に解説

この記事を読むことで、着物のクリーニングを最短で仕上げる方法がわかります。

これがわかると、着物のクリーニングの仕組みもわかるので、いざクリーニングを頼むときの参考にもなります。

読み進めて確認してみて下さい。

着物のクリーニングを早く仕上げたい【結論4日】

着物のクリーニングを早く仕上げたい【結論4日】
さとし
ズバリ、着物のクリーニングの早く仕上げるには『最短で4日』で仕上がります。
着物好きマダム
そんなに早くできるの?
着物好き女子
やっぱり洋服ほどは早くないのね。

ただ、4日という最短を実現するとなると、下記のような条件をクリアしなければなりません。

☆最短の4日を実現する条件☆
①4日間の営業日が続いていること
②着物のクリーニングのみをすること
→その他の染み抜きなどの加工はしない
③頼むお店や業者などとのコミュニケーションがあるということ
さとし
これらの条件が揃ったら、なんとか4日で着物のクリーニングは仕上がるはずです。

その根拠をお話ししていくのにはまず、着物のクリーニングとは一体どういったことをするのかということを解説していかなければなりません。

着物のクリーニングってどういうことをするのか?

着物のクリーニングってどういうことをするのか?

一般的な着物のクリーニングというのは『ドライクリーニング』を指します。

揮発性溶剤を使いドラム式洗濯機で着物を洗い、そしてアイロンをかけて仕上げるのが着物のクリーニングです。

さとし
つまり、着物のクリーニングは洗濯機を回してアイロンをするだけなので、1日でもできる作業でなんですよね。
着物好きマダム
じゃあ、どうして通常の着物のクリーニングは1ヶ月くらい時間がかかるのかしら?

それを考えていきましょう。

着物のクリーニングが時間のかかる要因

通常の着物のクリーニングが時間のかかる要因を洗い出してみます。

事前の点検に時間がかかっている

着物のクリーニングが工場に届いたら、事前に着物の細部まで点検をしています。

預かった時には気づかなかった汚れなどがある場合もあるので、念入りに点検していたりするものです。

万が一、着物の紛失などがあってはならないように、印になるものをつけたりしています。

さとし
つまり、実際の作業に入るまでに時間がかかっているというのがあるんですよね。

引き合いがある

着物を点検していると、通常のクリーニングでは落ちない汚れや、作業を進めていく上で問題となることがわかったりします。

さとし
勝手に進めていくわけにはいかないので、そんな場合は確認とために連絡を取り合うことで時間がかかったりするんですよね。

多少の付随加工がはいっている

さとし
どんなに確認してもクリーニングというものは、やってみないとどうなるかわからないという要素が含まれるんですよね。
着物好きマダム
確かに、落ちると思っていても落ちないものもあるものね。

そういった場合にはある程度は、ドライクリーニング以外の手作業の工程で汚れを落としたりします。

さとし
それも踏まえて時間がかかるというのもあるんですよね。
割高な着物のクリーニングでは、こういう対応が値段に含まれていたりもします。

順番待ちがある

さとし
着物のクリーニングをする工場などは、洋服のそれと比べると数は圧倒的に少ないです。
着物好き女子
確かに…
需要が違うものね。

その数少ない工場で全国の着物をクリーニングします。

さとし
基本的には注文が入った順番通りに加工をしていくので、どうしても時間がかかるというのがあるんですよね。

まとめて送っている

着物のクリーニングは洋服のそれと比べて、その絶対数は少ないものです。

加工を受ける所も、コストをできる限り抑えるという目的で、ある程度注文を受けた上でまとめて送っているということもあります。

さとし
当然そうすると、待ち時間があるのでクリーニングに時間がかかってしまうということになるんですよね。

もったいつけている

着物のクリーニングは洋服などと比べると、価格が高めであることが多いです。

さとし
さらには高価な着物というイメージもあるので、あんまり早くでき上がってしまうとお客様が不信感を抱くというケースもあるんですよね。
さとし
実際、私が店舗運営をしている時、早すぎる仕上がりだとmお客様が心配するというケースは結構ありました。

それを加味してか、特に着用予定のない着物の場合は長めに納期を取ったりすることがあるんですよね。

着物好きマダム
変な話だけど、そう言ってくる人がいるのもなんとなくわかるわ。

【4日】着物のクリーニングを最短でするために

【4日】着物のクリーニングを最短でするために

ということでここからは本題の、最速で着物のクリーニングを仕上げる方法になります。

さとし
色々な早く仕上げる条件と押さえ、長くかかる要素をうまく回避しながら、最短でできる方法を理論的に考えます。

着物のクリーニングを早く『4日』でするフロー

まずは最短の4日のフローチャートをまとめてみます。

さとし
どういう行動予定で動いて、何を依頼していけばいいのかを具体的に解説します。

1日目

着物をクリーニングに持っていきます。

着物のクリーニングを扱う店舗を想定しています。
直接クリーニングの工場に着物を持って行けるなら、もっと早く着物のクリーニングは仕上がります。

その日中にクリーニングの加工先に送らないといけないので、なるべく早めに持っていくのがいいでしょう。

その時に、着物のクリーニングだけと依頼し、早急に加工に入るようにお願いして下さい。

2日目

着物がクリーニングをする加工先に届き、検品もそこそこに早速ドライクリーニングの工程にはいっていきます。

さとし
とにかく、すぐにクリーニングをしてもらうように頼むことが最大のポイントになります。

これは、ドラム式洗濯機に入れるだけなのでそれほど時間はかからないでしょう。

3日目

洗濯された着物が乾き、すぐにアイロン(プレス)をかけます。

それをたとう紙に収納したら、着物のクリーニングは完成です。

次の日に着くように、早急に送り出します。

4日目

クリーニングのでき上がりを取りにいきます。

これで最短の4日で着物のクリーニングのでき上がりとなります。

着物のクリーニングを早くするポイント

上記の行動を成り立たせるためのポイントをまとめました。

さとし
冒頭でもお話しした4つの条件が、そのままポイントとなります。
☆最短の4日を実現する条件☆
①4日間の営業日が続いていること
②着物のクリーニングのみをすること
→その他の染み抜きなどの加工はしない
③頼むお店や業者などとのコミュニケーションがあるということ

月曜日か火曜日に持っていく

4日で着物のクリーニングを完結させようとすると、その4日間が営業日でないといけません。

途中で休日を挟んでしまうと、遅れてしまいます。

さとし
特に加工先の工場は、カレンダー通りに稼働しているところが多いんですよね。

あわせてクリーニングに持っていく日も、その日の発送に間に合うように早めに持っていくことも覚えておいて下さい。

ドライクリーニングのみを依頼する

クリーニングというのは、付随加工を付け足そうと思えばいろんなものがあります。

しかし、そうすると当然時間がかかるんですよね。

なので最短でクリーニングをしようと思えば、一般的な着物のクリーニングである『ドライクリーニングのみ』をすぐに取り掛かってもらう必要があるのです。

何度も急ぎであることを伝えて納得してもらう

さとし
最後に重要なことは着物の今まで言ってきたことを、着物のクリーニングをする業者やお店にお願いするだけのコミュニケーションがあるかということです。

ここまで早急な着物のクリーニングを、理論上ではできても受け付けてくれるかどうかはわかりません。

さとし
受け付ける方も、慎重に進めていきたいという思いがあるものです。
それを押して頼むには、受け付けてくれる先とのコミュニケーションというか、信頼関係がないと難しかったりするんですよね。

まとめ

ということで、着物のクリーニングを早く仕上げる方法をお話ししてきました。

さとし
実際はここまでして4日で、着物のクリーニングをして欲しいという人はなかなかいないかもしれません。
ただ最短の方法を知っておくと、急いで欲しい時にそれは役に立つ情報になります。
☆今どきの着物の管理方法の紹介☆
着物の管理を方法知ることで、着物のクリーニングによる負担はより軽減されます。
今時の着物の管理方法も紹介しているので、気になる方は下記の記事も読んで見て下さい。

『買う前に見て!』キモノの休息【クリーニング要らずで万能】

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