着物のクリーニングの頻度【3つの要素で解説】

着物の管理・保管
さとし
さとし
私、さとし。
・着物の営業・販売16年
・着物の店舗運営10年
・現在は、着物の制作にたずさわっています

『着物の管理』でよくある、以下のような悩みがあります。

着物のクリーニングって、『どれくらいの頻度』で出せばいいのかしら…?
お客様
お客様

こんな悩みについてお答えしていきます。

 

この記事では以下の3点を掘り下げて解説します。

・『着る頻度別』の着物のクリーニング
・長期保管中の着物を定期的にクリーニングすべきか?
・着物のクリーニングの頻度を下げる加工(予防として)
さとし
さとし
着物の難しい(というよりめんどくさい)管理の手助けになれば嬉しく思います。

着物のクリーニングの頻度【着る頻度で分けて考える】

着物のクリーニングの頻度
さとし
さとし
結論としては『着物のクリーニング』は『着物を着る頻度』に比例するという、当たり前と言えば当たり前の話です。

『着る頻度の低い着物』は着た後にクリーニング

着る頻度の低い着物の代表は『フォーマル』の着物です。

当然、そうじゃない人もいます。

着る機会が決まっている着物ですよね。

 

例えば…

『振袖』=基本的に成人式に着る着物
『留袖』=結婚式に親族の女性が着る着物
『喪服』=お葬式(不幸事)に着る着物

これら以外にも『フォーマル』の着物の種類はあり、それらも着る機会が決まっている着物になります。

フォーマル着物をクリーニングに出すタイミング

例として『留袖(とめそで)』を挙げます。

留袖を自分の子供の結婚式で着用したとします。

この留袖を次に着る時は、それ以外の子供が結婚する時か、親族の結婚式に着るか着ないかになりますよね。

 

なので、その留袖を着る機会は『大体の場合』、次の何かしらの結婚式になります。

誰かの結婚式に頻繁に参加する人もいますが、一般的にはそれは『いつか』になりますよね。

その『いつか』に備えて、留袖着用の直後がクリーニングに出す『いいタイミング』です。

 

下記でも説明しますが着物は『汚れた状態』でほおっておくと、さらに汚れが広がります。

『いつか』はいつ訪れるかがわかりませんので、しっかりクリーニングをしておくことがいいんですよね。

さとし
さとし
そうして、綺麗な状態で『保管』するのが最適といえます。

着物を『汚れたまま』でほったらかしにしない

着物に関わらず、汚れというものは『広がり』ますし『定着』します。

さとし
さとし
例えば、洋服でもずっとほったらかしにしていた『コート』や『スーツ』がダメになっている経験をした事がありませんか。

『フォーマル』の着物は長期間の保管になる場合が多々あるので、その都度クリーニングをすることをおススメします。

『着る頻度の高い着物』はシーズンごとにクリーニング

着る機会の頻度の高い着物は『カジュアル』の着物です。

普段で着る着物は『着物を着ない人の機会は0』ですが、『着る人の機会は無限』ですよね。

ここでは、『カジュアルの着物を着て楽しんでいる人』を前提に着物のクリーニングの話をします。

さとし
さとし
そういう着物のクリーニングのタイミングは『シーズンごと』がいいです。

着物のシーズンとは

着物には『袷(あわせ)』と『単衣(ひとえ)』と『夏物(なつもの)』があります。

『袷(あわせ)』
→裏地がついている着物
『単衣(ひとえ)』
→裏地がついていない着物
『夏物(なつもの)』
→夏用の薄地の着物

さとし
さとし
季節(気温)によってそれらを着分けるのですが、そのシーズンが終わればクリーニングに出せばいいということです。

これは、洋服でも同じことがいえますよね。

衣替えをした時にクリーニングに出すということです。

着物も同じタイミングで『手入れ』をするのが、長持ちの秘訣です。

長期保管している着物の管理方法

長期保管している着物の保管方法

着用頻度の高い着物は、こまめに『手入れ』するのがいいというのが結論です。

しかし、『フォーマル』の着物は長期で保管することが多くなります。

長期保管している着物は、知らず知らずのうちに着物の汚れが広がることがありますし、『外的要因』で着物が傷んでしまうことがあります。

着物が傷む外的要因
・湿気による着物の劣化
・虫食いによる着物の損傷
・他の着物(洋服も含め)からのカビ等感染

このような要因で、いざ着る時に着物が『とんでもないことになっている』ということはよくあるんですよね。

この予防策をお話しします。

古き良き日本の文化『虫干し』

外的要因から着物を守る為には、『着物を定期的にチェックする』です。

もしくは『着物を着ていなくても定期的にクリーニングに出す』ですよね。

 

日本には『虫干し』という文化があります。

『春と秋の湿度の低い晴れた日に、着物をすべて出して日陰干しをする』これが虫干しです。

着物に問題が無いかチェックでき、着物に風を通すことにより『湿気』『虫』『カビ』を取り除くんですよね。

この『虫干し』ができればいいのですが…

それを行う時間と労力が取れないんです…
そして、そんな広い部屋もないし…
お客様
お客様

こういう声が続出するのが現実です。

 

現場で営業していても、『虫干し』を定期的にしている人に出会うことはなかなかありません。

現在の住宅環境をみても、物理的にできないという人のほうが多いとも思います。

『今どきの着物の保管方法』のご紹介

『そんな悩み』を助ける今の『着物の保管』のやり方があります。

この商品です。

先ほど説明した着物を傷める外的要因がこれ一つですべて解決します。

着物が傷む外的要因
・湿気による着物の劣化
・虫食いによる着物の損傷
・他の着物(洋服も含め)からのカビ等感染

価格も『虫干し』をする労働力を考えると、はるかに安いんですよね。

僕のブログ記事で詳しくを説明しているので、興味ある方は見てみて下さい。

着物の保管方法【めんどくさいを解決】≪『キモノの休息』のご紹介≫

着物のクリーニング頻度を下げる『加工』の紹介

着物のクリーニング頻度を下げる加工の紹介

着物は繊維なので、水滴をたらせば生地がその水分を吸い込みます。

しかし撥水加工をすれば、水滴を吸い込まずはじくんです。

さとし
さとし
つまり外からの汚れをはじき、つきにくくするのが撥水加工なんですよね。

これをしておくことで、着物は汚れにくくなります。

『着物のクリーニングの頻度』そして『かかる費用』を抑えることができるんですよね。

撥水加工の名称

この撥水加工には様々な名称があります(さとし調べです。他にもあるかもしれません)。

・ガード加工
・パールトーン加工
・スコッチガード
・ハジック加工
・はればれ加工

業者によって、いろんなやり方を採用しています。

それぞれに特徴があるんですが、着物に撥水加工をほどこすということに変わりはありません。

撥水加工のタイミング

ではこの撥水加工をするタイミングとはいつなんですか?
お客様
お客様
さとし
さとし
一番は購入する時です。

どんな着物屋(呉服屋)さんでも、仕立てをするところなら、この撥水加工は取り扱っています。

 

なので着物を仕立てる時には、撥水加工も一緒にしておくことをおススメします。

というより、『撥水加工も含めて着物の仕立て』と思うようにしてください。

今後の着物のお手入れが格段に楽になるんですよね。

すでにある着物には?

ちなみにすでに仕立ててある着物も、撥水加工はできます。

汚れたままで撥水加工をすると、その汚れまでコーティングすることになるので注意が必要ですが、大事にしたい着物には加工をおススメします。

撥水加工ができる業者に相談してみて下さい。

まとめ

僕のブログでは、着物のクリーニングの基本知識(価格を含めた)も解説しています。

 

着物を持つ上で『管理する』というのはやはり必須項目になります。

この部分を解決することで、『もっと着物を楽しむことができる』ようになりますし、大事な着物に愛着を持てるようにもなるんですよね。

 

その為の『知識』と『不安の解消』に、このブログが一役買えれば嬉しく思います。

 

着物のクリーニング【まとめ】

では、よき『きもの』ライフを(^^)y