●着物を着て汗をかいちゃった…どうすればいいの？
●自分で汗抜きってできるの？
●自分で汗抜きってできるの？
着物を着て汗をかいたら、どうするか悩みますよね。
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…
私、さとし。
・着物の営業・販売を18年しています
・着物の店舗運営（店長歴）11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。
・着物の営業・販売を18年しています
・着物の店舗運営（店長歴）11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。
この記事では、以下の3つのことを具体的に説明します。
・汗抜きのやり方を画像で解説
・汗抜きのポイントと長襦袢の汗抜き
・着物をクリーニングに出す場合の注意点
・汗抜きのポイントと長襦袢の汗抜き
・着物をクリーニングに出す場合の注意点
汗抜きの網羅的な知識を手に入れることで、いかなる対応もできるようになるでしょう。
目次
着物の汗抜きって自分でできるの？【やり方と箇所の2点】
汗抜きを難しく考える必要はありません。
やり方とポイントを知っておれば、誰だってできるんです。
【画像で解説】着物の汗抜きの仕方
それでは、汗抜きを実践していきます。
綺麗なタオルを敷きます。
その上に汗抜きをしたい箇所を広げます。
霧吹きをかけます。
拭き取ります。
こすらずに叩いて吸い取るイメージで拭き取ります。
あて布をしてアイロンをあてます。
着物を伸ばすようにしてアイロンをあてていきましょう。
着物を伸ばすようにしてアイロンをあてていきましょう。
そして着物を陰干しします。
これで汗抜きは完了です。
注意点もまとめておきます。
✔︎汗が定着しないようになるべく早く汗抜きをする
✔︎絹は水で縮む性質があるので、作業はスピーディーに
✔︎アイロンの温度は低めに設定する
✔︎絹は水で縮む性質があるので、作業はスピーディーに
✔︎アイロンの温度は低めに設定する
汗抜きによって輪ジミになる可能性があります。
【ポイント】汗抜きをする箇所
汗抜きってどこをすればいいのかなぁ？
全体的に汗をかいているのなら、それぞれの箇所を汗抜きしていくのですが、特によく汗をかく場所は、『脇』と『腰回り』です。
帯を巻いている腰回りは汗をかいて、溜まっているポイントでもありますので、入念にチェックして汗抜きをして下さい。
さらにいうと、長襦袢（着物より）にも汗が付着しています。
そちらにチェックも忘れずにしましょう。
そちらにチェックも忘れずにしましょう。
【注意】着物のクリーニングだけでは汗は落ちません
自分でやるのが不安な人は、着物のクリーニングを利用するのもいいでしょう。
でも、一つだけ注意点があります。
着物のクリーニング（丸洗い）では汗は落ちない
一般的に着物のクリーニングとは、丸洗いを指します。
丸洗いって？
丸洗いとはドライクリーニングのことで、石油系溶剤を使って着物を洗います。
要するに、『油性の汚れは落ちるが水溶性の汚れは落ちない』ってことです。
そして、汗は水溶性です。
だから、『水を吹きかけて汗を取る』というやり方を説明したんですね。
そして、汗は水溶性です。
だから、『水を吹きかけて汗を取る』というやり方を説明したんですね。
じゃあ、着物のクリーニング出してもダメなんだ…
なので別途、『汗抜き加工』を加える必要があります。
着物のクリーニングを扱うような所では、こういったことも丁寧に説明してくれるはずです。
予備知識として持っておくのが大事ね。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
✔︎汗は水溶性の汚れなので、水で落とす
✔︎着用後、早めに汗を落とす（放っておくと定着する）
✔︎着物のクリーニングだけでは汗は落ちません
✔︎汗は水溶性の汚れなので、水で落とす
✔︎着用後、早めに汗を落とす（放っておくと定着する）
✔︎着物のクリーニングだけでは汗は落ちません
そんな悲劇からあなたと着物を救いたい、この記事はそんな取り組みになります。