着物のクリーニングって高い!?【価格の根拠を3点で考える】

着物の管理・保管
さとし
さとし
私、さとし。
・着物の営業・販売16年
・着物の店舗運営11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。

現場で感じる『着物のクリーニング』への率直な感想があります。

『着物のクリーニング』って価格が高いと感じるのよね…
お客様
お客様

こういう『声』はよく聞きますよね。

 

確かに『着物のクリーニング』は洋服などのそれと違い割高になっています。

この記事ではその『根拠と対策』を以下の3点でまとめていきます。

・着物のクリーニングの価格の相場
・着物のクリーニングの高い理由の本質
・着物のクリーニングの頻度を下げる
さとし
さとし
この記事を読むことで、着物をもっと気軽に扱えるようになればいいと思っています。
是非、読んでみてください。

着物のクリーニングって高い!?【価格の相場】

着物のクリーニングって高い!?【価格の相場】

一般的に『着物のクリーニング』といえば『丸洗い』という加工を指します。

丸洗いとは…

①ドライクリーニングである
→石油系溶剤で着物を洗う
②油分の汚れは落ちるが、水性の汚れは落ちない
→水性のシミを取る場合は別途料金が必要
③着物の状態のまま洗う

こういう特徴があります。

 

この『丸洗い=着物のクリーニング』の価格の相場は…

さとし
さとし
3000円といったところです。

これには注意が必要で、別途のシミ抜き代は含まれない『丸洗い』だけの値段になります。

『多少の汚れ落としを前提』に価格を設定するところもあれば、キャンペーンをはって一挙に注文を集め価格を安くする工夫をするところもあります。

さとし
さとし
なので扱うお店や業者によって、その価格はまちまちです。
私の経験を踏まえて考えていくと、大体この相場で『丸洗いだけ』はやってくれます。

『ネットで頼める着物のクリーニング』の一部のリンクを以下に載せておきます。

大体、3000円台でやってくれるんですよね。


さとし
さとし
私も利用したことがありますが、満足のいくものでした。

着物のクリーニングって高い!?【価格の本質】

着物のクリーニングって高い!?【価格の本質】

先ほど説明した『相場3000円』を高いと捉えるか、安いと捉えるかですが…

さとし
さとし
昔に比べると随分安くなったのは事実です。
ただ『洋服などのクリーニング』と比べると、やはり着物は割高に感じる。

こういう『感覚』なのではないかと思います。

では、着物のクリーニングの工程を考えて『その価格の本質』を考えていきます。

自宅では洗えない着物

着物を自宅で洗えるなら、価格を気にしないかも知れません。

しかし着物を自宅で洗うのは基本的には困難です。

特に『丸洗い』の場合は大がかりな機械が必要で、それを自宅で揃えるのは現実的ではありません。

かつては『洗い張り』というやり方で自宅で着物を洗っていましたが、これにはかなりの労力を要し専門的な知識が必要で、一般的家庭で行うのは難しいと考えます。

さとし
さとし
こう考えると、特殊なクリーニングになる着物では『高いと感じる価格の相場』も適正なのではないかと言えるんですよね。

『着物のクリーニング=丸洗い』の内容

『丸洗い』とはどういう工程を経ていくかを解説していきます。

 

まずは『丸洗い』に入る前に丹念に検品をします。

そこで『汚れの度合い』や『着物のほつれ等』を確認していきます。

それを、注文主に報告し了解を得てから作業に取り掛かるんですよね。

 

さらに『丸洗い』に入る前には、下処理を行うのが一般的です。

『丸洗い』は水溶性の汚れは落ちませんが、とはいえどうしても目立つ汚れをそのままにしておくわけにもいきません。

なので下処理の段階で、多少の汚れはとっています。

 

それがすむと、専用のドラム式洗濯機に石油系溶剤を入れて『丸洗い』をします。

その後は検品をし、シワを取るのと補正のためのアイロンがけをします。

 

それをたとう紙に入れて、『丸洗い』は完成になります。

さとし
さとし
結構な手間をかけて丁寧にしているのが、『着物のクリーニング=丸洗い』なんですよね。

着物のクリーニングって高い!?【クリーニングの頻度を下げる】

着物のクリーニングって高い!?【クリーニングの頻度を下げる】

最後に、『着物のクリーニングの頻度』を下げる着物の保管方法をお話しします。

クリーニングの頻度が下がれば、当然使うお金は少なくてすみますもんね。

便利アイテム『キモノの休息』

さとし
さとし
これです‼︎
価格は約2000円。これで着物のクリーニングの頻度が減るのであれば安いものです。

着物の保管で気をつけないといけないことは…

・湿気
・虫食い

です。

 

この『キモノの休息』はこれらから着物を守ります。

パックにしてしまうので、外から湿気が入ってきません。

除湿シートもついていて、これも干したら何回も使うことができます。

同じくパックにするので、虫も入ってこれません。

 

最近の住宅事情を考えると、自宅に着物用の箪笥を置くのは困難だったりしますよね。

そういうご家庭でもこれを使えば、クローゼットでも保管ができて心配いらずです。

そんなに簡単でいいの?
お客様
お客様

こう思われるかもしれませんが、価格も安いので一度試しに使ってみるといいと思います。

便利さを実感できるはずです。

まとめ

ということで『着物のクリーニング』の価格についての根拠と対策をお話ししてきました。

着物を着る時って『特別な時』だったりしますよね。

そんな時に、気持ちよく着物を着てもらうために『着物の管理』は重要になります。

 

そうしてもっと着物を楽しんでもらえると嬉しく思います。

では、よき『きもの』ライフを(^^)y