●着物を始めたい時に用意する物は?
●着物の着付けってどこで習ったらいいの?
着物を着たいと思ったら、何から始めたらいいのか?
内容に入る前に、少しだけ自己紹介を…
・着物の営業・販売を19年しています
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。
この記事では、以下の『着物を始めたいと思った時にすること』について解説します。
・【必須】着物の着付けを始めるのにいる物
・【選択肢】着物の着付けの覚え方3つ
この記事を読むと、着物と着付けに対する『意識』『道具』『やり方』が揃います。
読み進めてみて下さい。
目次
着物は着姿が大事【基本前提を念入りに解説】
まずは『やっぱり着姿』ということを、念押しするためのお話をしていきます。
基本であり、超重要項目だからです。
着物のルールを覚えるより、着れるようになること
まずは着れるようになることが、重要なんです。
よく考えると当たり前で、『自分で使用できない』そんなものが長続きするわけありません。
『着物のルール』より『着れること』です。
【更に言うなら】綺麗に着れるようになること
さらに重要なことは、『とりあえず着れる』ではなくて、『綺麗に着れる』です。
どんなブランドの洋服も、だらしなく着ているとチープに見えるわ。
このことは、絶対に念頭に置いておいて下さい。
着物は「いい着物をそろえる」「着物の知識を蓄える」ではなく、まずは『綺麗に着れる』なんです。
着物は『着こなす』を目指す
『着せられている』と『着こなしている』の違いです。
どうしたら、そうなるのかしら…?
着付の練習は、数をこなすことでより綺麗に着れるようになります。
そして、着て出かける回数を増やすと着姿は洗練されるんですよね。
着て出かける回数が、練習のクオリティーも上げるんです。
再度言います。
着物は着て出かけることによって、着姿が綺麗になっていきます。
楽しくないと長続きしない、これが『着物を始めるのに重要なこと』なんですよね。
着物は着姿が大事【揃えるべき必要なもの】
一覧でまとめました。
・和装ブラジャー
・タオル3枚
・ワンピース肌着
・衿芯
・腰紐3本
・コーリンベルト2本
・伊達締め2本
・えもん抜き
・帯板
・帯枕
・帯締
・帯揚
・足袋
・草履
参考にしてみて下さい。
着物は着姿が大事【着付はどうやって覚える?3つの方法】
それらを紹介するとともに、メリットとデメリットについてもお話しします。
【着付けを覚える方法】着付け教室
昨今、かつてないほど『着付け教室』が隆盛を極めています。
そんなことで、色んな企業や団体が着付け教室を企画・運営しています。
無料の着付け教室
企業はボランティアではありません。
無料というなら、どこかで『その投資分の回収を考える』のは普通です。
その出会いが、あなたの着物のレベルを大きく上げてくれるかもしれません。
オススメしている人は見極める
その『選択権』は、企業のレベルも上げることにもなるんです。
有料の着付け教室
着付け教室で採算が取れているなら、『むやみやたらのオススメ』はありません。
ただ、そんなところでも『おススメの呪縛』が絶対にないわけではありません。
有料の着付け教室に通っていた友達が、着物の展示会へのお誘いを受けたと言ってたわ。
着物屋さんが行う着付け教室
形態は『有料』『無料』、どちらもあります。
それが選ぶメリットかな。
それ以外のメリットもまとめてみました。
→『着方』に必要なものは一通りそろっているはず
・着る機会を提供してくれる
→定例で『着物の会』を開催しているところが多い
【着付けを覚える方法】親しい人に教えてもらう
『教えることが好き』な人は多いです。
ただ善意だけで教えてくれる人は『おせっかい』である場合もあり、結局何かに巻き込まれることもあります。
【着付けを覚える方法】本や動画で調べてみる
着付けを教える動画は、それこそ山のようにあります。
問題は、『一人でやり続けるモチベーションの維持』です。
【早く覚えられる】着付けを学ぶ時の注意点
つまり『知識』からはいるところです。
着物は『着れるようになる』ことで、興味が広がります。
ことが大事で、興味が出てきたら色んな知識を吸収すればいいんです。
順序を間違えている着付けの覚え方には、くれぐれも注意して下さい。
まとめ
着付けはよく『英会話』に例えられます。
最初は片言で恥ずかしいけど、慣れたら上達のスピードは早いです。
『着付け』も一緒です。
すべての成功に共通することです。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
すなわち『着物を着れるようになること』です。
全てはそこから始まります。
この記事では、それを前提に着物の始め方をお話しします。