着物を着る時のアクセサリーのマナー【『ルール』か『自由』か考えてみた】

着物のコーディネート
さとし
さとし
私、さとし。
着物の営業・販売の仕事をしています。
この道16年、日本各地でお客様とともに着物の輪を広げてきました。
今は店舗の店長として、店舗運営に携わっています。
このブログでは、私の着物の知識や経験をもとに、着物のあれこれや営業・販売について綴っています。

お客様からこんなことを聞かれることがあります。

着物を着る時に『アクセサリー』ってつけていいんですか?
お客様
お客様

 

着物には『マイナスの美』というのがあります。

つまり、できる限り何もつけなくて『着物本来の美しさ』を追求するという考え方ですよね。

さとし
さとし
素晴らしいと思います。

 

ただ、着物はもっと変化があってもいいと思うんですよね。

その多様性を認めることで、『着物人口が増える』というのが私さとしの考え方です。

 

お客様の『想い』として

もっと自由に着物を楽しめれたらいいのにな…
お客様
お客様

こういう声ががあるのも事実です。

 

なので、『もっと自由に着物が楽しめる』ように、着物とその『アクセサリー』を考えていきたいと思います。

着物のTPOの中での『アクセサリー』

着物にはTPOがあります。

 

その場面に応じた『着物のルール』です。

そんな着物のTPOをまとめたのが下記のリンクです。

着物の種類の一覧【全て解説】

 

ではその中で、『アクセサリー』の存在を考えます。

フォーマルの場面

基本的にフォーマルの席で着物を着る場合は、『アクセサリー』にも制限がかかるとされています。

 

代表的なものは以下の通りです。

着物の世界でよく言われる『あるある』です。

①ピアスはあまりよくない
②腕時計はないほうがいい
③当然、ネックレスはダメ
④指輪は、結婚指輪等の平たいものはいいけれど
⑤マニキュア・ネイルなども派手なものは×
⑥ブレスレットはしないほうがいい
さとし
さとし
ということで、大体ダメですよね…

着物はマイナスの美

着物はその『着物自体』をより美しく見せる為に、必要以上に『アクセサリー』をつけないほうが美しいとされています。

『腕時計』や『ブレスレット』も、手首を綺麗に見せる為につけないほうがいいとされているんですよね。

他の『アクセサリー』も同様のことが言われます。

 

さとし
さとし
このことは『頭の中に入れておく』といいと思います。
フォーマルの席は『自分ではない、他の誰かが主役』な場面がほとんどなので、その場面にあわせる(気をつかう)ことは大切です。
これは、『洋装』でも一緒ですよね。

カジュアルの場面

ではカジュアルではどうか。

これは自由ですよね。

だから『カジュアル』なんです。

 

当然、その着物に合ったコーディネートの中での『アクセサリー』ということですが、自由に楽しんでもらいたいんですよね。

 

そして『アクセサリー』の中には『和風』のものもあります。

「それじゃないといけない」と言っているわけではありません。

着物の世界も『コーディネートの幅』が広がっているということなんですよね。

現場で感じる『着物の今とこれから』

さとし
さとし
私、さとしは着物の販売の現場で仕事をしています。
その現場の第一線での実際の光景を紹介します。

着物の柄『モダンテイスト』の着物のご紹介

そもそも『着物の柄』は変化の一途を遂げています。

 

この変化を考えずに、『アクセサリー』の良し悪しを語ることはできません。

 

例えばこんな着物があります。

洋花の薔薇を、大胆に描いた着物です。

そして煌めく薔薇の帯です。

この着物のイメージには、『アクセサリー』は合いそうですよね。

大胆にあわせてみてもいいんじゃないかと思います。

 

これは、『ユニコーン』が描かれている着物です。

このイメージの着物になってくると、完全に自由だと思います。

『らしく』楽しんでいただきたい着物ですよね。

 

この着物は『付下』です。

着物のTPOで言うと『フォーマル』なんですよね。

でもこの色はモダンテイストです。

ちょっと『アクセサリー』をいれてみたら華やかですよね。

『フォーマル』の場面も変化の一途です。昔ほど厳格な席も少なくなっいます。洋服でも同じことが言えます。

 

こういう風に着物も色んなものがあり、増えてきています。

そして現場で販売していて、こういう着物が『お客様の支持を受けている』のも事実です。

つまり『売れている』んですよね。

 

さとし
さとし
今回のこの着物の写真は、着物の作家ブランド『想・創・蒼』にご協力を頂きました。よかったら下記のHPもご覧ください。

お客様の声

現場でも、『もっと自由』に着物を楽しみたいというお客様が増えてきています。

 

着物の世界には『着物警察』と呼ばれる人がいます。

『ルールを重視する着物のベテラン』ですよね。

 

でも着物の『自由化』の流れは、どんどん進んでいます。

そういう要素を求めて、着物を着る人が多くなっているんですよね。

そして、これに『年代』はあまり関係ありません。

 

色んな人が『自由に自分にあった着物』を着ているんです。

 

せっかく自由に着物を楽しみたいと思っているのに、『ルールばっかり』ではつまらない。
お客様
お客様

最近よく受ける『お客様からのクレーム』です。

こういう声を聞くと、『我々がもっとコーディネートの勉強をしなくてはならない』と思うんですよね。

『着物らしさ』の追求!それもコーディネート

ただ、着物にはその『らしさ』があります。

『古典柄』の着物には、『アクセサリー』は合わなかったりします。

着物のにもそのイメージによって、最適なコーディネートがあるんです。

更には、その人その人の『好み』もありますよね。

 

さとし
さとし
やっぱり着物は『コーディネート』なんです。

 

なので、その装いがあっているのであれば『アクセサリー』もつけて大丈夫、というのが僕の考えです。

そして、『楽しくなければ』着物は着ません。

『ルール』だけに囚われてしまうと、結局『着物を着る機会』を失ってしまうんですよね。

まとめ

ということで、今回は着物と『アクセサリー』について話してきました。

 

これからはもっと『和』と『洋』の融合は進んでいきます。

そのことによって着物のコーディネートの幅はさらに広がります。

 

それが着物の『ファッション』なんですよね。

もっと自由に着物を楽しんでいただけると、嬉しく思います。

 

下記のリンクに着物を着る為に必要なものをまとめています

参考にしてください。

必見!着物を着るのに必要な小物の種類【一覧で解説】

 

では、よき『きもの』ライフを(^^)y