着物で座る時の悩み解決【辛くなりにくい『正座』の仕方】

着物の悩み
●着物を着ると正座をするが、それが辛い
着物
を着て足を崩したらはだけて不恰好、でもどうしたら…

●正座の綺麗な立ち方と座り方って?

正座ってやはり辛いです…

さとし
私は着物の販売をしています。
商談する時は、もっぱら正座です。
18年間、正座をし続けた私の『正座の仕方』です。

 

内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

さとし
私、さとし。
・着物の営業・販売を18年しています
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。

 

この記事では、以下のことをお話しします。

・どんなに慣れても正座は辛いもの
・【実話】正座の恐ろしい話
・辛くなりにくい正座を実践
・着物での正座『座り方と立ち方』

この記事を読むことで正座の辛さが軽くなり、さらに美しい正座を知ることもできます。

正座をする着物のプロに聞きました

着物好き女子
日常的に『正座』をしている着物屋さんなら、正座が辛くないんですか?
さとし
そんなことはありません!
長時間の正座は誰だって辛いものです。

 

超ベテランの着物の販売員も、『慣れはあるが、足がしびれることもある』と言います。

さとし
私のお客様に『お寺の奥様』がおられました。
いわく、『正座は気合で乗り切っている』とのことです。

 

正座とはそういうものです。

さとし
慣れることはあっても、辛いに変わりはありません。
正座のほうが楽という人もいます。

【辛すぎると危険】正座の恐ろしさの話

正座の恐ろしさの話
さとし
正座の危険さは『足がしびれる』ことです。

足がしびれると足の感覚が無くなり、その状態で立ち上がると転んでしまうことがあります。

 

さとし
非常に危険です!

ある新入社員の女性の事例

正座をしながら『上司』の話を聞いていました。

さとし
話が盛り上がり40分くらい正座をしていたんですよね。

そんな時、お客様が来られてとっさに立ち上がったのですが、そのままよろけて転んじゃったんです。

 

さとし
足の感覚がなくなっていて『つま先から地面に着地』してしまったんですよね。

その女性は靭帯を損傷、全治1か月以上のケガをしてしまいました。

 

さとし
40分間も『そのことに気づかなかった上司と周り』にも問題がありますが、『足のしびれ』がもたらす事故は本当に怖いんですよね。

 

とにかく慣れない正座には要注意です。

着物好き女子
怪我したら、元も子もないしね。
さとし
必要以上に我慢しないことが大事なんですよね。

【簡単】辛くなりにくい正座の仕方

【簡単】辛くなりにくい正座の仕方
さとし
そんな危険すら伴う『正座』ですが、基本的なやり方をご紹介します。

【辛くなりにくい正座の仕方】基本姿勢

さとし
背筋を伸ばして、『膝』を意識して座る。
ポイントは『重心を前に!』です。
正しい正座の仕方

これが基本姿勢です。

 

着物好きマダム
後に重心をかけると、太ももとふくらはぎが圧迫されて、しびれるのよね。
間違った正座の仕方

『背中が丸まる』と後ろに重心がいきます。

 

さとし
『背筋を伸ばして重心を前にすること』は、正座の基本スタイルであり、美しい正座姿にもなるんですよね。

【辛くなりにくい正座の仕方】準備と応急処置

とはいえ、それでも正座の辛さは変わりません。

それを和らげる準備と応急処置を解説します。

【準備】ストレッチをする

辛い正座の原因の一つに『身体の硬さ』があります。

さとし
一般的に男性より女性の方が身体の柔軟性が高いので、『正座への耐久度』も女性の方が高い傾向があります。
着物好き男子
確かに…
僕は正座は絶対に無理…

 

ということで、普段からストレッチをしていると正座も楽になります。

『身体の硬さ』はケガの元です。

さとし
正座うんぬんにかかわらず、ストレッチを始めてみて下さい。

【応急処置】休憩が大事

正座のしびれは血流の流れが原因で、一番の対策は『正座の状態を開放する』です。

さとし
つまり『動く』ですね。

 

具体的な行動は以下の3つです。

足を組みかえる
・重心をさらに前に倒す
・時には立ち上がる

 

これらを駆使して、休憩しながら正座を続けます。

正座時の足の組み替え

 

着物好き女子
そんなことができない状況もあるのでは?
さとし
でも、足が痺れて転倒するよりはマシですし、その方が周りに迷惑をかけると考えて下さい。

【辛くなりにくい正座の仕方】正座椅子を活用する

さとし
正座の辛さを根本的に解決するアイテムをご紹介します。

コチラの正座椅子です。

 

これをお尻の下に置いて正座します。

前から見ると見えません。

さとし
足の圧迫を抑えて痺れを軽減するんですよね。

着物での正座【座り方・立ち方を画像で解説】

着物での正座『座り方と立ち方』
着物好き女子
着物での綺麗な正座の仕方を知りたいわ。
さとし
ということで、ここでは着物での座り方と立ち方を画像とともに解説します。

着物での正座『座り方』

着物での正座の仕方①

まずは座り方からです。

 

着物での正座の仕方②

右足を半歩ほど引きます。

 

着物での正座の仕方③

右手で上前を引きます。

 

着物での正座の仕方④

左手でふとももを押さえながら、腰を落としていきます。

 

着物での正座の仕方⑤

裾が膝の下に綺麗に入るようにしていきます。

 

着物での正座の仕方⑥

 

着物での正座の仕方⑦

両袖を膝に乗せて完成です。

着物での正座『立ち方』

着物での正座『立ち方』①

続いては立ち方です。

 

着物での正座『立ち方』②

両つま先を立てて、かかとをお尻にのせます。

 

着物での正座『立ち方』③

右手で上前を押さえながら、片足を前にずらして立ち上がります。

 

着物での正座『立ち方』④

上前を整えて完成です。

着物での正座『動画』

上記の内容を動画にしています。

さとし
振る舞いや仕草は、動画の方がわかりやすいですからね。

まとめ

下記は『正座があまり苦にならない人の傾向』です。

・身体が柔らかい
・体重が軽い(足への重みが少ないのでしびれにくい)
さとし
つまり、正座が辛くなくなるのは『理想の体型に近づいている』ということでもあるんですよね。

ぜひ、正座に慣れてみて下さい。

 

☆この記事で紹介した正座を楽にする商品☆

では、よき『きもの』ライフを(^^)y