特に着物の場合は、いざ着る時に気持ちよく着たいと考えるものです。
この記事では、そんな着物のクリーニングをするタイミングについて考えていこうと思います。
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…
・着物の営業・販売17年
・着物の店舗運営11年(店長歴)
・現在は独立し、着物の制作にたずさわっています。
『着物のクリーニングをするタイミング』を以下の2点で提案します。
・春と秋の衣替えのタイミング
この記事を読むことで、効率よく着物のクリーニングを利用できるようになります。
目次
着物のクリーニングをするタイミング【長期保管前に】
そんな時は『着物のクリーニングをするタイミング』ですよね。
目に見えない汚れは、長い間放っておくと顕在化してくる場合がありますし、その汚れが定着することもあります。
なので長期間、その着物を着ないのならば、クリーニングをするべきなんですよね。
振袖のクリーニングのタイミング
ピークを過ぎると、着なくなる着物の代名詞が『振袖』です。
振袖は大多数が『成人式』の為に揃えます。
その後、学校の卒業式で着ることがあり、だいたいそこで着る機会は最後になります。
なので、『振袖』のクリーニングのタイミングはそこですよね。
目立つ汚れはなくても、細かい汚れが長期間の保管では広がったり定着したりします。
しっかり、クリーニングしておくことをおススメします。
上記のように長期間の保管の前にはクリーニングを!
振袖以外でも、着物を長期間の保管をする場合はその前にクリーニングをしておくべきです。
・留袖
・訪問着
上記のようなフォーマルの着物はそういったタイミングで、着物のクリーニングをすることが多いですよね。
着物のクリーニングをするタイミング【衣替え】
『衣替え』のタイミングですよね。
主なタイミングは春の始まりと秋の始まりです。
このタイミングで着物をクリーニングに出せばいいんですよね。
本来の着物の衣替えを解説
6月・9月=単衣(ひとえ)
7月・8月=夏物
お茶の世界では、こういう風に着物を着分けることになっています。
ただ、現場で感じる着物の着分けは『単衣(ひとえ)』の時期が長くなっているように感じます。
特にカジュアル着物の場合は『単衣(ひとえ)』の方が、機能的で着やすいです。
まとめ
ということで、『着物のクリーニングのタイミング』をご提案してきました。
今回の記事は僕の主観によるところが大きいですが、参考にしていただけると嬉しく思います。
そもそも着物のクリーニングの頻度を減らしたいのであれば、着物の保管が重要になってきます。
そこで現代の『住宅事情に合わせた着物の保管アイテム』を、下記のブログで紹介しています。
一見の価値ありです!!
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では、よき『きもの』ライフを(^^)y