・着物の営業・販売16年
・着物の店舗運営11年(店長歴)
・現在は着物の制作にたずさわっています
成人式の『男子着物』はかっこいい!
色とりどりの着物に、華やかな袴を履いて、人生に一回しかない節目を『和服』で彩るっていいですよね。
着物男子が主役にもなるんです。
が、しかし!
着物にはかっこよく着る『着方』があります。
この記事では以下の3点で、着物のプロが『成人式での男子着物の心得』をお話しします。
●立ち姿って大事
●成人式での振る舞いとは?
一生に一回の節目を最高の思い出にする為に必見です。
目次
男性着物での成人式【かっこよく着るための秘策】
これまでの人生、着物を着る機会ってあまりなかったと思います。
特にこういう本格的(男性のフォーマルである『紋付羽織袴』)なものは初めてですよね。
2つのポイントを押さえてみて下さい。
補正が大事【自分をでっけぇ男に見せる】
着物はガッチリとした体型の方が、着姿がかっこよく見え、さらに着付も安定します。
『そんな時間はない!』と言われてしまいそうですね。
ということで『補正』という手段を使います。
呉服屋さんをくまなく調べたら、『補正パッド』なるものが売っています。
これを通常の手段で見つけるのは非常に手間です。
そんな時はインターネットを活用して手に入れてみて下さい。
かっこよくなると思えば、安い買い物です。
『そんな余裕はない!!』というのであれば、最終手段は『タオル』です。
成人式に着物を着ようとした場合、どこかで着付を頼むはずなので、その時に『タオル』を用意して持っていきましょう。
バスタオル級の大きさのタオルと、普通のハンドタオルを持って行って下さい。
きっと着付をしてくれる人が、良きようにしてくれるでしょう。
姿勢が大事【猫背の着姿はかっこ悪い】
着物を着付けた後に気をつけるのが『立ち姿』です。
補正でも言いましたが、自分をガッチリ見せることがポイントなんです。
その為には『姿勢』が大事です。
日本人は基本的にほうっておいたら、猫背になります。
それではかっこいい着姿にはなりません。
なので…
あのお笑い芸人のです。
背筋を伸ばして、胸を突き出す感覚の着姿をイメージして下さい。
きっとかっこいい着姿になるでしょう。
特に写真に撮られる時には意識して下さい。
最高にかっこいい着姿を記録に残しましょう。
成人式を厳粛に受ける【真のかっこよさを目指して…】
『荒れる成人式』が毎年問題になります。
久しぶりの友達と再会したり、節目を祝いたい気持ちでハイテンションになること自体には問題はありません。
しかし誰かに『迷惑』をかけたり、『周りを威圧する』ような振る舞いは『かっこいい』とは対極であるということを覚えておきましょう。
【重要】避けるべき失敗『3選』(経験談より)
→お酒は屋内(特に冬は)で、美味しいおつまみを食べながら飲むのが、最良とされています。
大人のお酒の飲み方は『味わう』と言うのが重要です。
→入ってはいけないところに車で入り、それを注意した会場の職員さんに『ブチギレ』てる新成人をかつて見たことがあります。
はっきり言って爆笑してしまったので、そんなダサいことは止めましょう。
→これをすると、式典の話をちゃんと聞きたい人に嫌われます。
同世代の人に嫌われにいくような真似は、今後の人生において得策ではありません。
まとめ
成人式は一生に一回のことなんです。
だからこそ最高の思い出にして欲しいと願っています。
その為には『心がまえ』と『準備』って絶対に大切なんですよね。
人生のかけがえのない1日となりますように…
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
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