『男性着物』入門のまとめ【求む!男性着物を着たい人】

男性着物
着物好き男子
着物を着たいんです。どうすればいいのかなぁ…。
『必要になるもの』『着付はどうしたらいいのか?』『どんな場面で着たらいいのか』詳しく知れたらいいのになぁ。
さとし
その悩みは嬉しい話です。
着物を始めようとしてくれるのは本当に嬉しいです。
その悩みに応えていきたいと思います。
最高の着物男子を目指しましょう!

ということで、この記事は『男性着物を始めたい人向け』の入門編となっております。

着物好き男子
ただ、着物って高いイメージがあるんです。
できればリーズナブルに始めれるといいなぁ。
さとし
確かにそうですよね。

それも踏まえて、この記事は話を進めていくことにします。

その前に自己紹介を…

さとし
私さとし。
●着物の営業・販売歴16年
●着物の店舗運営11年(店長歴)
●現在は独立して着物の制作にたずさわっています

この記事では以下の3点で話を進めていきます。

①男性着物を着るのに必要なもの
→具体的価格とともに説明
②男性着物の着付の仕方
→動画を使ってわかりやすくしています。
③男性着物を着る場面
→TPOとレンタルの提案

知りたい項目まで飛ばしてもOKです。

さとし
私、さとし。
男性の『着物好き』を心から応援するものです。
読み進めて『きもの街道』を突き進みましょう!

『男性着物』入門のまとめ【必要なもの】

『男性着物』入門のまとめ【必要なもの】
さとし
まずは、ものがないと着ることは出きません。
なので、着れるようになるのに必要なものを抽出していきます。
価格は初心者価格(新品で安い)の目安を付けています。
素材は『正絹』にすると高くなるので、『化繊』にしています。

男性着物の入門のために必要なもの

1)着物(きもの)
2)帯(おび)
3)襦袢(じゅばん)
4)羽織(はおり)
5)羽織紐(はおりひも)
6)足袋(たび)
7)雪駄(せった)
8)肌着(はだぎ)
9)半衿(はんえり)
10)衿芯(えりしん)
11)腰紐(こしひも)
12)マフラー

これらを揃えると、男性着物を着ることができます。

補足していきます。

1)着物は当たり前に必要です

男性着物の場合はサイズが非常に重要です。

特に着丈が重要です。

着て確かめるのが一番ですが、目安としては自分の身長から27センチ引いたものが着丈になります。

ネットなどで買う時は確認してみてください。

2)帯は『角帯』と『兵児帯』があります

兵児帯の方がカジュアル用途で締めるのが簡単です。

3)襦袢は『長襦袢』と『半襦袢』があります

どちらでも結構ですが、初心者なら半襦袢が楽だと思います。

4)羽織は男性が着物を着る時に必ず必要です

羽織をはおらない着姿を着流し姿と言います。

家で着る場合はいいですが、外に出る場合は羽織は必須となるのです。

5)羽織を着たら羽織紐は必ず必要になります

羽織紐の説明

色んなタイプのものがあります。

房がついているものはフォーマル用途です。

6)足袋は履きやすいものを履きましょう

着物屋さんには足袋が売られています。

靴下の足袋(足袋ソックス)なんかは履きやすくて、カジュアル用途ならオススメです。

7)雪駄とは履物です

下駄でもいいですが、歩きやすさを考えたら雪駄の方がいいです。

8)肌着は洋服用でもOK

着物専用の肌着もありますが、見えなければいいのでVネックのTシャツなどを着るのがオススメです。

下半身はステテコが超オススメ、『汚れ防止』『歩きやすさ』『着心地』『防寒』の面で完璧です。

9)半衿は襦袢についています

半衿の説明

色は基本的に『黒』か『紺』です。

長襦袢についているはずです。

1000円くらいでいろんな半衿が売っていますが、自分で付け替えなければいけません。

10)衿芯は衿元を綺麗に見せる

先程の半衿の中に衿芯が入っています。

11)腰紐は着物や襦袢を仮止めするのに使います

着物を着るためには必須のアイテムですよね。

写真は布の紐ですが、ゴムになっているものもあります。

若干割高ですが、伸縮性があるので苦しさが軽減します。

12)マフラーは冬の防寒対策の必須アイテムです

洋服で使うようなマフラーで大丈夫です。

価格の目安

さとし
ネットでこんなセットが売っていました。

この6点セット、価格は18,000円ほどです。

内容は『着物』『角帯』『襦袢』『羽織』『羽織紐』『腰紐』の6点セットです。

セット価格18,000円の内訳を、一つ一つを紐解いてみます。

これは私さとしの経験による参考価格です。
1)着物=6,000円
2)角帯=3,000円
3)襦袢=3,000円
4)羽織=4,000円
5)羽織紐=1,500円
11)腰紐=300円

これで大体、18,000円ですね。

先程紹介した『必要なもの』12点の、半分がこれで揃いました。

残りの価格も参考値を出していこうと思います。

6)足袋=300円(ソックス系なら)
7)雪駄=1,500円
8)肌着=3,000円(VネックTシャツとステテコ)
9)半衿=500円
10)衿芯=200円
12)マフラー=1,000円

これで、全部揃えて25,000円くらいでしょうか。

さとし
あくまでも参考価格ですが、目安として知っておくといいと思います。

『男性着物』入門のまとめ【着付】

『男性着物』入門のまとめ【着付】
さとし
必要なものが揃えば、今度は『着付』ですよね。
自分で着ることができるようになると、着物を楽しむ範囲は一気に広がります。

まずは朗報なんですが、男性着物の着付はそれほど難しいものではありません。

手順を把握して、何回か練習すれば1時間くらいでできる様になります。

これは動画で見た方がわかりやすいので、参考にしてみてください。

入門編【男性着物の着方】

入門編【角帯の締め方】

角帯の締め方は2種類、紹介します。

貝の口

浪人結び

『男性着物』入門のまとめ【場面】

『男性着物』入門のまとめ【場面】
さとし
男性着物にもTPOがあります。
しかし、男性着物は女性のそれと比べて種類が多くないので、基本さえ押さえておいたら事足りるんですよね。

男性着物の種類【最低限の基本を把握】

TPOを2種類で分けると、『フォーマル』と『カジュアル』に分かれます。

男性着物のフォーマルは紋付羽織袴

黒紋付羽織袴

このイメージですね。

写真は色が『黒』、紋付の中でも最上格です。

特徴としては、着物と羽織が『同一素材で同一色』そして『5つの家紋』がはいり、袴をはき、基本的に小物は白でまとめる。

紋付羽織袴以外は『社交着』と『普段着』

男性着物には『社交着』と『普段着』がありますが、その線引きは複雑で見た目の違いもそこまでないのでここでの説明は割愛します。

さとし
『紋付羽織袴以外は、カジュアルの場面に着る』と知っておくと大丈夫でしょう。

男性着物のレンタルのススメ

さとし
男性着物の入門編の最後は『実際に着物を着てみる』ですが、まずは体験をしてみたいという人には『男性着物のレンタル』をオススメします。
着物好き男子
確かに!一度レンタルで体験してから、自分で揃えていくのもいいですね。

ということで、男性着物のレンタルをご紹介します。

さとし
まずは価格が『2,980円』!
※税抜き価格
※WEB決済での価格

これで1日レンタルできるのです。

着物体験がこの価格で始めれるなら、めちゃくちゃ安いと思いませんか?


【きものレンタルwargo】

それがこの『きものレンタルwargo』です。(※画像は女性ですが男性着物もレンタルしています)

場所は…

京都エリア
・京都駅前京都タワー店・京都清水寺店
大阪エリア
・大阪心斎橋店
関東エリア
・東京浅草店・銀座本店
北陸エリア
・金沢店・金沢兼六園店
着物が着やすい観光地ばかりなので、初めてでも気が引けません。

さとし
仲のいい友人と楽しむのもよし、着物でデートもよし、1日着物を満喫できるんです。

利用手順

さとし
きものレンタルwargo』の利用手順を解説していきます。
とっても簡単です。

まずは【きものレンタルwargo】のページに進みます。

男性着物レンタル手順①
さとし
ページを下にスクロールしていくと、メンズプランが出てくるのでクリックしてください。
男性着物のレンタル手順②
さとし
男性着物のレンタルする人数を入れ、予約に進みます。
男女のカップルプランもあり、それはやや割安です。
男性着物のレンタル手順③
さとし
次にレンタルする場所を選びましょう。
男性着物レンタル手順④
さとし
レンタルする日と、そこがレンタル可能かどうかがわかるので、日にちを決めていきます。
男性着物レンタル手順⑤
さとし
オプションプランが必要であれば選びます。

この後は決済画面なので、必要情報と支払い方法を選んで予約は完了です。

さとし
当日は、予約したお店に行って着付をしてもらい、そこからは着物でGO!です(^^)y[
【きものレンタルwargo】

まとめ

ということで、男性着物の入門編をお話ししてきました。

是非とも参考にしてみてください。

さとし
一番肝心なことは、『始めてみる』ということです。
最低限の情報だけ持っておいて後は楽しんでみる、そうすると自然にわかることが出てきます。
なぜなら着物は『ファッション』で、楽しむことが一番重要なんですよね。
☆この記事で紹介した着物レンタルサービス☆
【きものレンタルwargo】
さとし
では、よき『きもの』ライフを!