

これは『僕の感覚』ですが、人間の体は大体80%以上が文句でできています。
とにかく憤っているんですよね。
それだけ、この世は矛盾だらけなのかもしれません。
ただ、よく言えば『文句を言う人』は『問題意識』が高い人でもあります。

これは間違いない事です。
リーダーは『純粋に成果を目指せる環境』をつくらないといけませんよね。
でも、『文句』は無くなりませんし、『文句を言う従業員』もいなくはなりません。

逆転の発想ですが、これができるといいですよね。
この記事では、そんな方法を考えていこうと思っています。
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

・営業・販売の仕事を17年しています
・店舗運営(店長歴)が11年
・現在は独立・起業し全国で営業活動を展開しています。
今回は『文句』をプラスにもっていくやり方(実践編)を以下の3点でお話しします。
②【根回し】『文句を言う人が多いこと』に理解を示す
③【リレーションシップ】ガス抜きの場を設ける
すぐに使える仕事術です。
これを実践して、仕事の効率化を図ってみて下さい。
目次
仕事術とは①【自分自身の『文句を言う習慣』をなくす】

まずは基本かつ、最難関な心構えの話です。
自分自身が『文句』を言うのをなくすことですよね。

ということです。
注意するべき『自分から出る文句』
まずはまとめます。
以下の『自分から出る文句』には注意をしてください。
②会社(所属している組織)への文句
③親しい(はずの)身内への文句
組織の人にまつわる文句は言わない
同僚や上司や部下、そんな人達に対しても『文句を言いたい事』ばかりかもしれません。
でも個人への文句はそのうち『ブーメラン』のように、自分に返ってきます。
『Aさん』が『Bさん』と二人で、『Cさん』の文句を言ってます。
すると『Bさん』は必ず『Cさん』に『Aさんが文句言ってたよ』と言うんです。
直接的な言葉は使わないかもしれませんが、何らかの形で『伝え』ます。
こうやって組織は、どんどん居心地の悪いものになるんですよね。
会社の文句って意味がない
自分が所属している会社や組織への『文句』はこの世に溢れかえっています。
しかし、この場合の答えは

しかないんですよね。
『いやいや、それは極論でしょ!』と言われるかもしれませんが、自分でその会社(組織)を選びその上で『文句』があるのなら、そうするしかないんですよね。
そうすると、『文句も言わずに黙っているしかないのか?』となるかもしれません。
違います。
『文句』を言わずに、正当に抗議し改善を要求するんです。

なぜなら、その『抗議』と『要求』は、会社(組織)の為になるからです。
これを『受け付けない会社(組織)』なのであるのなら、本当に辞めてしまうしかないんですよね。
というより『決断の時』です。
親しい(はず)の身内の文句を言っている人はその人間性を疑われます
一番多いのは『配偶者』の文句ですよね。
確かに夫婦のことは色々ありますから、そこに立ち入ることはできません。
ただ、そういう文句を『誰彼かまわず』言う人は、やはりその『人間性』が疑われてしまうんですよね。
絶対にやめたほうがいいと思います。
文句を言うならでっかいことで
まずは、『自分から出る文句』をなくすという話をしました。
でも、『文句』=『問題意識』でもあるんですよね。
『問題意識』を持つことは大事なんです。

そういうことに『立ち向かっている自分』をつくり上げてみて下さい。
そういうリーダーがいる組織は強い組織なんですよね。
仕事術とは②【効果的な文句に対する牽制のやり方】

『文句』で充満している組織があります。
そんな組織を構成する人全員が、集まる時がありますよね。
その時にそれは一発でわかります。

いわゆる『ギスギスした空気感』ですよね。
特に外から来た人はよくわかるものです。
そういった組織は『何か大きな問題』があるので、その改善に努めるべきなのですが、応急処置的な『文句の抑制方法』があります。
『文句(不満)を持つこと』を認めてみる

僕も間違いなくそうなんです。
『憤ること』っていっぱいありますよね。
でもそれって『問題意識の高さ』でもあるんです。
でもイヤになっちゃいますよね。
それで『文句』だけ言っちゃっててもあんまり意味ないですもんね。
みたいな話です。
こういう話を効果的に使うことで、『文句をとめどなく言っている』状況が少しの間解消します。
手順としてはこうです。
②ただ、自分もそうだということで緩和する
③『文句』を『問題意識』にすり替えて正当化する
④その上で『問題意識』はいいが『文句』はよくないと否定する
こうやって『文句を否定』することで、『文句を言いにくい環境』をつくるんですよね。
『文句』が『問題意識』になると、改善しないといけないという思いになるので、しかるべき改善方法を選んだりします。
例えば『上長に報告する』という正当な手続きを踏み出すんですよね。
こうなると『文句ばっかり言ってる』より、相当生産性が高くなるんです。
仕事術とは③【時にはコミュニケーションの中で】

とはいえ、人が集団で一定のルールの中で暮らしていると『不満』は出てくるものです。
『完璧な組織』というのもないんですよね。
なので、定期的に『ガス抜き』をするというのも大切です。
リーダーは集中力をもってその場面に参加することで、『組織の改善点』が見えたりもします。
そして腹を割って話をし『お互いを理解』できたら、『文句』も言いづらくなるものですよね。
組織のコミニケーションの場は計画的に
こういう『コミニケーション』の場は定期・定例であるべきです。
よく思い立って、いきなり『コミニケーションの場』を設けようとする人がいますよね。

というやつです。
これのよくない点は、『相手が準備をできていない』というところなんです。
いきなり『コミニケーションの場』が始まると、本当に思っていることが言えなかったりするんですよね。
そして、『本当に思っていること』を言ってこなかったので、『文句はないんだ』と安心してしまう状況になります。
これって『コミニケーションの場』が効果的に使われていないんですよね。
これを効果的にするためには、『事前に決めておく』が大事になります。
そうすると、『生きた情報(鮮度の高い思い)』を集めることができるんです。
もうちょっと気軽に接していくことってダメなのかなぁ。


そもそも職場の人間関係というのは、ある程度の『フォーマル感』が無いといけない。
『親しき中にも礼儀あり』ってやつ。
気軽に接する『関係性』は職場ではなく、友人に求めればいいし、その『気軽さ』が『文句の温床』になるんだよ。
これが私の結論です。
まとめ
組織は『生き物』です。
人と人がその組織をつくるので、その『生き物』はいろんな形に成長していくんですよね。
組織のリーダーはその『生き物』が正しく成長しているかをチェックし、改善していかないといけないんですよね。
そうしていくことで、『組織の成果』は上がりやすくなるんです。
このことは息の長い仕事術ということもできるんですよね。
このスキルはずっとあなたの役に立つことになるでしょう。
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