●衿を汚さない着物の着方ってあるの?
着物を着ると必ずと言っていいほど、衿が汚れます。
その前に少しだけ、私の自己紹介を…
・着物の営業・販売18年
・店舗運営(店長歴)11年
・現在は独立して、着物の制作に携わっています。
この記事では、以下の3つのことをお話しします。
・衿の汚れがつきにくい予防法4つを紹介
・着物のクリーニングでファンデーション汚れを落とす
これができれば、着用後の衿汚れに対しての心配は無くなります。
目次
着物の衿がファンデーション汚れた【簡単にできる汚れ落とし】
【画像】ファンデーション汚れ落とし
ファンデーション汚れ落としには、ベンジンとタオルを2枚使います。
早速やり方を解説します。
その下にタオルを置きます。
もう一枚のタオルにベンジンをしみ込ませます。
時間が経てば経つほど、落としにくく(跡が残る)なります。
着物の衿のファンデーション汚れがつかないためには…?
どうしたらいいのかしら…?
ここでは、その予防方法を4点でまとめます。
【予防①】着物の脱ぎ方に注意
『脱ぐ時に衿が顔に当たってファンデーションがつく』、そんなパターンがあります。
着物は帯を緩めると下に落ちます。
【予防②】着物を姿勢よく着る
日本人は基本的に『猫背』と言われます。
姿勢よく着物を着ることは、衿汚れの予防となります。
着物を楽しむ上で大事なことね。
【予防③】衿をむやみに触らない
衿が開くような着方をすると、衿元が気になって触ってしまうことが多くなるの。
【予防④】ガード加工
ガード加工という水汚れをはじく撥水加工があります。
そんな人におすすめなのが、ガード加工スプレーです。
使い方も簡単です。
オススメです!
ファンデーション汚れを着物のクリーニングで落とす
ファンデーション『油性成分』なので、着物のクリーニング(=丸洗い)で落とすことができます。
丸洗いは着物の専門店や専門の業者、インターネットでも取り扱っています。
まとめと関連
✔︎ファンデーション汚れはベンジンを使って簡単に落ちる
✔︎ファンデショーン汚れがつかない4つの予防
→『脱ぎ方』『姿勢』『触らない』『ガード加工』
✔︎丸洗いを利用してファンデーション汚れを取ることもできる
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
放っておくと『変色・定着』するこの汚れ、この記事はその『予防と対策』を講じる試みになります。