独立を決意しました!【37歳サラリーマンの挑戦】

独立物語
さとし
さとし
私、さとし。
着物の営業・販売の仕事をしています。
この道15年、お客様とともに着物の輪を広げてきました。

このブログでは、私の『着物の知識や経験』を活かしたあれこれを綴っています。

さとし
さとし
2020年、私さとしは『独立』の道に進むことを決意しました!!

今回はこんな発表から始めさせていただきます。

 

大学を卒業し着物業界にはいって15年、お客様とともに着物の輪を広めてきました。

これからは活動の場所を変えて、そして個人で『着物』を広げていこうと決意しました。

 

今の会社を辞めて、自分で起業するということです。

 

改めまして、今回はそう決意した僕の自己紹介と、これからの展望についてお話していきたいと思います。

 

よければお付き合いください。

現状、準備段階のことも多くあり、すべてを語れるわけではありません。ご理解くださいませ。

私、さとしのこれまでの『きもの街道まっしぐら』

この業界で働いていると、よく「ご実家(家業)が着物屋さんなんですか?」と聞かれます。

 

そんなことありません(^^)

僕はごく普通のサラリーマンの家庭で生まれ育ちました。

 

そう言うと「着物が好きで、この世界に入ったのですか?」と聞かれます。

 

そうでもないんです(^^)y

両親の『すねをかじりまくり』ながら、大学生になっていた僕は、就職活動でたまたま出会った呉服業界に入る事となります。

 

『着物が好き』というより、『営業の仕事』に魅力を感じたという感じです。

 

なので、着物のことを特に知らないままに、この業界に飛び込んだというわけなんです。

『超』体育会系な呉服業界

僕が入った『呉服業界(あえてこの表現にしています)』は、着物の持つ『雅』な印象とは裏腹に、『超』がつく体育会系なところでした。

 

逆らうことのできない『気合と根性』、上手くいくまでの『訓練の嵐』、そして毎晩『終わる事のない飲み会』。

とにかく、精神力と行動力だけは鍛えられたように思っています。

 

あの時代でしか味わうことのできない経験だったと思うので、それはそれでよかったんじゃないでしょうか。

ヘンな癖がついてしまって、それを取るのに苦労をしましたが・・・
さとし
さとし

 

そんな感じで、日々を懸命に楽しく過ごしていました。

 

でもある日、勤めていた会社が突然、倒産してしまいます。

『青天の霹靂』とはこのことですよね。

 

僕たちもショックを受けましたが、なによりもお客様を傷つけてしまったというのがショックでしたね。

『倒産』というのは、『会社が死ぬ』ということです。

その従業員である我々は、ほとんど何もできなくなってしまうんですよね。

 

ずっと続くと思っていた日々が、突然終わることを知った24歳の夏でした。

心機一転

そのままこの業界を去るという選択肢もあった僕ですが、縁あって今の会社に誘われることになりました。

 

僕はまだまだ若かったし、特別なにかやりたいこともなかったので再度、着物屋さんとしてスタートします。

 

その会社にもう13年ほどお世話になっています。

 

今の会社でやっていくにあたって、自分なりの『スタンス』を持つことを決めました。

さとし
さとし
①自分らしくあり続けよう
②お客様に安心感を届けよう
③楽しいを提供しながら、自分も楽しもう

以上の3点です。

 

会社の倒産という、『すべてが一瞬で無くなってしまう』という現実を学んだ僕なりの理念なんです。

これからも大事にしていこうと固く決意しています。

店長として

最初は販売員(営業パーソン)としてのスタートでしたが、27歳の時に『店長』を任せられます。

当時では結構早めの出世でした。

 

その分『苦労をした』のも事実です。

 

『苦労をした』と言えば、なにか美談のように感じるかも知れませんが、そんな生易しいものではありませんでした。

 

 

店長職というのは、人としての総合力が試される職種です。

自分の力の無さが、すべて自分に返ってくるんですね。

 

誰も許してはくれませんし、状況を打開するのも『自分』なんです。

本当に苦しかったですし、それこそ『自殺』なんて文字がちらつくほど、追い込まれた時もありました。

 

でもそれでも、そんな経験が今の自分をつくっているんだと思います。

 

僕も今は店長歴10年のベテランです。

苦労がないわけではないのですが、困難への対処の仕方と、その忍耐力が身に付いたんですよね。

これはキャリアです。

キャリアに驕っては絶対にいけませんが、大事にしていくべきでもあります。

 

この店長だった10年間の経験は、僕にとって最も『かけがえのない思い出』なんですよね。

私、さとしのこれからの『きもの街道まっしぐら』

2019年あたりから、ある思いが自分の中で芽生えてきました。

『独立』という2文字です。

 

この会社で仕事をこなしていけば、出世することもあるかもしれません。

 

そんな中、自分に初めて『挑戦してみたい』という気持ちがわいてきたんですよね。

独立への思い【ブログがもたらした未来への可能性】

この独立へのきっかけをつくったのは、今書いているこのブログだと思います。

 

ブログを始めたことで、得たものをまとめます。

①新しい考え方
②新しい人との出会い
③人生を生きる為のやり方
④正しい努力の方向性

本当に、ブログ(自分の発信)をするというのはすごいことだと思います。(自分で言うのもなんですが…)

 

こうなってくると、僕の『独立して挑戦したい』という思いは、どんどん強くなっていくんですよね。

もう、止められないないんですよね。

 

決意しました。

これからの展望

では、具体的にこれから何をしていくのか。

 

僕は、着物の世界からは離れません。

 

これからは、『着物のものづくりに』携わっていこうと思います。

短期的なビジョンは『自己ブランド』をつくることです。

 

その為に業界内の人たち、さらには業界外の人たちとも、新しい挑戦の可能性を模索しながら動いています。

ある程度の『方向性』は見えてきたので、今はそれにむかって進んでいるところです。

 

大変なことも多いし、すべては自分の責任というプレッシャーもあるのですが、これが楽しいんですよね。

 

なぜなら、自分のしたい事をしているからなんだと思います。

 

『夢を持つ』って、やはり大事なんだと思うんですよね。

まとめ

冒頭にも触れましたが、今は準備中で、全てをお話しはできません。

ただ、夏くらいからは始動する手はずで進めています。

 

このブログでも、途中経過をご報告できたらいいなと思っています。

 

本当に自分勝手なお願いだとは思っていますが、このブログを見ている皆様、なにとぞ応援をよろしくお願い申し上げます。

皆様にも、何か『ワクワクするようなコト』を届けれるように、頑張ってまいります。

 

2020年3月7日
きもの街道まっしぐら さとし

では、よき『きもの』ライフを(^^)y