●みんながいる前で、執拗に叱責された
●仕事でのミスや不出来を、人格の問題にされてしまう
こういった状況が日常的に続いていませんか?

あなたの『心を蝕んでしまう恐れがある』からです。
仕事を辞めるのはいいけれど、仕事ができなくなるのは絶対によくないんですよね。
まずは『モラハラ(モラルハラスメント)』の定義についておさらいします。
・暴言を言われる
→『死ね』などの言葉や人格に関する言葉
・陰口を言う
・仕事に必要な情報を与えない
→仕事が失敗(滞る)するように仕向けられている
・過少な業務しか与えない
・プライベートに過剰に介入する

基準は『自分が感じた』で構いません。
この記事では、モラハラを受けて苦しんでいる場合の『対応の仕方』についてお話ししていきます。
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

・営業・販売の仕事を18年
・店舗管理(店長職)を通じて多数の社員を育成・教育
・自身も会社を退職して独立・起業した経験あり
この記事では、以下の3点をお話しします。
・【意識】モラハラへの対応の基本行動
・【行動】モラハラからの逃走方法
対処法を知るということは、自分自身の防御力を高めることでもあります。
この記事を読んで、それを身につけて『絶対に自分を守って』ください。
目次
モラハラが原因で仕事を辞めたい【体験談】


最初にも言った通り『あなたの心が蝕まれる』ことが一番問題なんですよね。
モラハラをする人は、それが『クセ』になっています。

そして多くの場合、どんどんエスカレートしていきます。
基本的に仕事上の人間関係は『フォーマル』なモノでなくてはいけません。
モラハラをする人は『フォーマル』と『カジュアル』の境目が曖昧な人で、幼児性がある人と言えるんですよね。

そう思ってもらうためにも、少しだけ私の体験談を聞いて下さい。
間接的な叱責で攻撃してくる話

当時、営業成績が悪かった私は、会議に出るのが億劫でした。
営業の成果順に並ばされる会議は、生きた心地がしなかったんですよね。
会議には社長が来て話をするのですが、営業成績の悪い僕に話を振ってきます。
自信のなかった私は、明確な答えも出せずに会議は進みます。
そんな時の社長は、私には直接叱責をしたりしません。

『なんなんだあいつは!』と…
当然同じ部屋でのことなので、私はもちろんその場にいる全員がその光景を目の当たりにします。

ミスを見つけて完全な人格否定された話

自分をコントロールできない人は、あっさり人を傷つけるものです。
ある事務手続きに不備があったので、その担当上司から電話がありました。
その事務手続きは私の担当ではなく、直属の上司の担当です。
直属の上司は不在だったので、その旨を伝えると明らかに不機嫌になっていきました。
それで電話は終わったのですが、1時間くらいで再度電話がありました。

ある記入漏れを指摘されました。
そこから『どうしてなんだ?』という展開になるのです。
記入漏れはミスなので、もう再度記入し直すしか手はないのですが、『どうしてなんだ?』の攻撃は終わりません。

遊びの延長で傷つけてくる人の話

遊びの延長線上で人を傷つけてきたりします。
ある上司から、『疲れていないか?』と聞かれました。
『疲れている』と言うと、それは『足に原因があるから治療してやる』と言うんです。
大丈夫だといっても、治療してやると言うんです。
そうして周りの部下を使って、私を羽交い締めにして太ももの上に乗ってきたんです。
本人は遊びのつもりなんですよね。

最終的に抗議をすると『治療してた』と言うんですよね。
話にならないんです。
モラハラが原因で仕事を辞めたい【対応の基本】



【モラハラ対応基本行動①】記録をつける
モラハラを受けたと感じたら、それをしっかり記録するようにして下さい。


『いつ』は、日時をできる限り正確に記録して下さい。
物事を時系列で記録しておくことは、いざと言うときに非常に有効なんですよね。
『誰に』は、モラハラをしてきた相手ですが、その時に周りにいた人達のことも記録しておくといいでしょう。
周りはモラハラを見ているものです。
『何をされた』は、モラハラの具体的な内容です。
これらを文字で書いておくと、客観的に自分がされたことを把握できますし、モラハラの証拠にもなります。
【モラハラ対応基本行動②】録音する

日々の『モラハラ』と思われる言動を録音するんですよね。
何度も言いますが、モラハラをする人はクセになっています。
『スマホ』で簡単に録音はできると思います。


録音された『モラハラの実態』は第三者が聞くと非常に衝撃的なものになります。
これもいざという時にあなたを助ける証拠となるんですよね。
モラハラが原因で仕事を辞めたい【具体的行動】


基本的にその人はモラハラを止めないからです。
『その人を遠ざける』か『自ら遠ざかる』のどちらかを選んでください。
【会社に残る場合】配置転換を希望する
会社に残りたいのなら、その人から離れる『配置転換』を希望してみて下さい。
会社の『人事部』などの部署に文書で、あなたの希望を伝えてみて下さい。

FAXとかメールとか、記録の残る形にして下さい。
『モラハラを受けているので配置転換を希望します』と伝えれば、絶対に対応してくれるはずですし、対応してくれない会社からは『即座に逃走』しかありません。

【会社を辞めたい場合】退職願を書きましょう
辞める場合は、退職願を書いて提出しましょう。

退職理由は『モラハラ』です。
これをやはり『人事部』などの専門部署に提出しましょう。
そうするとすぐに動きが出るはずです。
後はその意思を貫き通して退職しましょう。
どうしても退職を言えない場合は…
でも今すぐにでも辞めたい…


別に『辞めたい』と言うのがあなたでなくてもいいんです。

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退職代行を利用すると、次の日から仕事に行く必要はありません。
退職に関わる全てのことを代わってやってくれるのです。


まとめ


仕事は働きやすい環境で、本気で打ち込めるからこそ生産性が上がるんです。
あなたが現状、誰かの言動に苦しんでいるのなら、それは変えないといけないんですよね。
踏み出すことは、非常に勇気のいることかもしれません。
でも踏み出さねば何も変わりません。

あなたが変わって下さい。
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