仕事を辞めたいと思う管理職の為に【4つの心得】

仕事を辞めたい
●管理職って本当に大変
●今の仕事を辞めて、次が見つかるの不安
●仕事の辞め方ってどうすればいいのか?

仕事の権限を与えられ多くの部下を抱える『管理職(中間管理職)』、仕事を辞めたいと思う人は多いです。

さとし
さとし
私自身、店舗運営の管理職(店長)だったことがあり、その時に仕事を辞めています。
だからこそ、同じ悩みを抱える人に寄り添えると思い、この記事を書いています。

その内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

さとし
さとし
私、さとし。
・営業・販売の仕事を17年
・店舗管理(店長職)を通じて多数の社員を育成・教育
・自身も会社を退職して独立・起業した経験あり

この記事では『仕事を辞めたいと考える管理職』の心得を、以下の4点でまとめています。

・管理職の孤独と責任【管理職の暗い部分】
・自分の価値の再確認【管理職の価値】
・行動指針の基本【管理職の心得】
・仕事を辞める作法【去る時は潔く】

この記事を読むことで、次の一歩を踏み出すことができたら嬉しく思います。

仕事を辞めたいと思う管理職の為に【管理職の孤独と責任】

仕事を辞めたいと思う管理職の為に【管理職の孤独と責任】
さとし
さとし
管理職って『責任』と『孤独』で溢れていますよね。

管理職の頭から離れない数値責任

さとし
さとし
管理職には『数値責任』があります。
自分だけの数値ではなく組織の数値です。
この数値の大きさと、プレッシャーは計り知れません。

合わせて求められることも大きくなります。

管理職は常に説明を求められその業務もこなし、さらに数値を求められ、成果を出すべく行動しています。

さとし
さとし
この責任とプレッシャーを共感してくれる人は、自分の組織にはいないでしょう。

部下は部下で自分のことで必死です。

上司は『理解』はあるかもしれませんが、共感はしてくれません。

さとし
さとし
これらを自分一人で受け止めて、打破するのが管理職の仕事なんですよね。

管理職の逃れることのできない『人』の責任

さとし
さとし
『数値』だけでなく、その組織で働く『人』にも責任があるのが管理職です。

人によるメリットは大きいですが、集まれば問題が起こるのも『人』です。

管理職はその様々な『人の問題の責任』も背負っています。

『人の問題』は、放置したら大きく広がります。

さとし
さとし
些細なことに目を光らせ、問題を先回りして布石を打つ管理職、非常に神経を使う仕事です。

『人の問題』は無くて当たり前とされ、問題が起こったら『管理職の問題』と結論づけられます。

さとし
さとし
それを理解する管理職は、問題の可能性を潰すという『評価されにくいが重要な仕事』を、いつもこなしているんですよね。

管理職の漠然とした不安

さとし
さとし
そして管理職の仕事は『ゴールが見えにくい』という特性があります。

『この責任がずっと続くのか』と思うと、漠然とした不安に襲われるものです。

もう『自分のことだけを考えたらいい年代』でもありません。

さとし
さとし
こうして不安を膨らませながら、諦めることが上手になっていくのかもしれません。

仕事を辞めたいと思う管理職の為に【自分の価値を確認する】

仕事を辞めたいと思う管理職の為に【自分の価値を確認する】
さとし
さとし
そんな『管理職』の暗い部分をお話ししました。
私自身もこんな思いに苛まれながら、終わることのない『管理職』の仕事をしていました。
だからこそ言える事があります。

あなたの『価値』について、です。

管理職の評価されるべき『強さ』について

さとし
さとし
管理職の孤独と責任とプレッシャーに耐え抜いた人は、『非常に強い人』です。

仕事というものは『ストレス』抜きにして語れません

管理職は長い時間をかけ『ストレス耐性』を身につけているんです。

さとし
さとし
『ストレス耐性』は、一定の時間をかけないと身につかない『能力』であり、仕事を任せるに必要な『価値』でもあります。
『仕事をやり抜く担保』を持っていると言えるんですよね。

あなたが持つその『価値』には、自信を持っていいんです。

【管理職が知っておきたい】10000時間の法則

さとし
さとし
一つの分野で10000時間かけたらその分野(仕事)では一流となれるというものです。

長い時間が全てだとは言いませんが、積み上げたキャリアには間違いがありません

さとし
さとし
あなたはその道の『プロフェッショナル』です。

これは、今後も仕事を続けていく上で『自信』として下さい。

自分の価値を再確認する事は、次の行動に移りやすくしてくれるんです。

仕事を辞めたいと思う管理職の為に【行動指針の基本】

仕事を辞めたいと思う管理職の為に【行動指針の基本】
さとし
さとし
仕事を辞めるか辞めないかは、あなたが決めることです。
ただその中で、考えないといけない『行動指針』があります。
ここでは2つ紹介します。

愚痴を言うことを止める決断を

さとし
さとし
まずは、『愚痴』を言うことを止めることです。

管理職は『愚痴の宝庫』です。

さとし
さとし
気持ちはわかります、大いにわかりますが、『愚痴』はマイナス要素しかありません。

せっかく築き上げたあなたの『価値』を下げる可能性も大です。

なので、ここはグッと自分を抑えてコントロールしなければいけません。

このことは非常に重要です。

意識をしていないと『愚痴』はやっぱり出てしまうものです。

さとし
さとし
愚痴を言わない人はそれだけで『価値』があります。

自分を高く売ることを意識する

日本人は自分を高く売る事が苦手です。

『謙虚さ』と言えば聞こえはいいですが、自分の力で道を切り開く場合、『謙虚さ』は大きな障害です。

さとし
さとし
意識としては、自分を売る時には自分が思う価値の『2倍』を提示をするべきです。

大きく自分を売ることに不安があるかもしれません。

さとし
さとし
でも安心してください。
自分を高く売ったら、それに見合う働きをやり切るという『ストレス耐性』を管理職の皆様はお持ちです。

大きな行動を取ることをオススメします。

仕事を辞めたいと思う管理職の為に【辞める作法】

仕事を辞めたいと思う管理職の為に【辞める作法】
さとし
さとし
いざ『仕事を辞めよう』と決断する時が来たとします。
その時の作法を最後にお話しします。

『後任を決めないといけない』この思いは不必要

『辞めるなら後釜を見つけてから』、そう言われたりすることもあります。

しかし、自分の後釜を完全に作り上げるのは、どれだけ時間があっても足りません

さとし
さとし
自分の時を思い浮かべてもらいたいのですが、人は大きな仕事を与えられ背伸びをし、その仕事に見合った自分になっていくものです。

後任を育てるのではなくて、後任にすることでその役職に馴染んでいくと考えるべきです。

人間は責務を与えられたら成長します。

後任には『あなたが退くことで成長のチャンス』を与える事ができると思えばいいし、その通りなんです。

去り際は潔く

仕事を辞める時は、潔く去ることをオススメします。

これは思い立ったら、即行動というわけではなく、準備と行動を積み上げた上で、気持ちよく仕事を辞めるという作法です。

さとし
さとし
この事が『去る人』『残る人』両方にとって一番いいんですよね。

何よりも家族の理解を

管理職が仕事を辞める時は『職場の理解(事情)』を最優先に考えがちですが、理解を得ないといけない一番は『家族』です。

ここには全力をかけて、話し合うべきです。

このことは説明不要です。

『順番は間違ってはいけない』という事をお伝えして『心得』とさせていただきます。

まとめ

☆この記事で話したこと☆
✔︎管理職の辛さを確認して強みとせよ
✔︎管理職は基本指針を間違えるな
✔︎管理職の去り際は潔く

人生を一つの仕事で全うする時代は終わりました。

今は新しい価値を創り出す時代です。

あなたの知識と経験を待っている人はたくさんいるんです。

さとし
さとし
それを『役立てるか』『そのまま使わないか』はあなた次第なんですよね。