着物の種類で有名なものとは?【義務教育で習う着物の種類】

着物の知識
着物好き男子
着物の種類で有名なものって何なんですか?
着物好き女子
確かに、着物におけるメジャーってどういうものなのか気になるわね。
さとし
ということで、この記事では着物の種類の中でも特に有名どころを考えていくことにします。
着物好き女子
でも、何をもって『有名』となるんですか?
さとし
確かに、そこは重要なところだね。
ということで…
この記事では『有名の基準』を中学校の歴史の教科書に載っている、と定義して話を進めていこうと思います。

内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

さとし
私、さとし。
・着物の営業・販売を17年しています。
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は独立し、着物の制作にたずさわりながら、全国各地で着物の提案活動をしております。

ということでこの記事では、この中学生の歴史の教科書を使いました。

歴史の教科書
さとし
日本では中学校までが義務教育になります。
その歴史の教科書に出てくるものなら、基本的に日本人なら知っているというスタンスで話を進めていきます。
そうしてこの教科書をくまなく調べた結果、以下の着物の種類を発見しました。
中学校の歴史の教科書の中に記述されていた『着物の種類』
・紅型(びんがた)
・西陣織(にしじんおり)
・上田紬(うえだつむぎ)
・藍染(あいぞめ)
・紅花染(べにばなぞめ)
・米沢織(よねざわおり)

これらで上がった着物の種類や、その技法をご紹介していきたいと思います。

着物の種類で有名なものとは?【義務教育で学ぶ着物の種類】

着物の種類で有名なものとは?【義務教育で学ぶ着物の種類】

それでは紹介していきます。

紅型(染めの着物)

紅型
さとし
紅型は、『琉球とアイヌの人々の暮らし』の章で紹介されています。
琉球(今の沖縄)はかつて、琉球王国として日本から独立していた存在です。
その中で、様々な文化があるんですよね。

紅型とは、琉球染色・沖縄を代表する伝統的な染色技法です。

紅型の紅は『色全般』を指し、型は『様々な模様』を指しています。

染色技法なので、着物以外のものへの染めもあります。

着物好きマダム
着物としては華やかなイメージがあるわよね。

西陣織(の着物や帯)

さとし
西陣織は、『安定する社会と諸産業の発達』という江戸時代の国内産業に関する章で紹介されています。

西陣織とは、京都の先染め織物をまとめた呼び名です。

帯が有名ですが、西陣織の着物もあります。

応仁の乱で西軍(山名宗全側)の本陣があった場所にちなむ京都の地名で、応仁の乱後、様々な職人がその地に集まり、新しい技術などを取り入れ京織物が発達していきました。

着物好き女子
確かに、西陣織ってその名前自体が有名で、高級なイメージがあるわよね。

上田つむぎ

さとし
上田つむぎは西陣織と同じく『安定する社会と諸産業の発達』という江戸時代の国内産業に関する章で紹介されています。

上田紬とは、長野県上田市周辺で生産されている紬織物になります。

長野県周辺は当時信州と呼ばれ、上田紬だけでなく様々な絹織物の産地でもあり、まとめて『信州紬』と呼ばれています。

着物好き男子
信州上田といえば『真田幸村』ですよね。
上田つむぎはシンプルで丈夫という幸村のイメージそのままですよね。

藍染(の着物)

さとし
藍染は、『貨幣経済の広まり』という江戸時代の工業の発展に関する章で紹介されています。

藍染は植物の藍を染料として用いた染物です。

タデ藍を発酵させて作った藍玉を用いることが多く、阿波藩で盛んに生産され、今の徳島においても藍染は非常に有名です。

着物好きマダム
ジャパンブルーと呼ばれる品のある青が、藍染の魅力よね。

紅花染(の着物)

さとし
紅花染は藍染と同様に、『貨幣経済の広まり』という江戸時代の工業の発展に関する章で紹介されています。

紅花染は、植物の紅花を染料とした染物です。

山形がその産地として有名で、紅花染めて作った紬などを生産しています。

米沢織(の着物)

さとし
米沢織は、『繰り返される要求と改革』という江戸時代の財政難に関する章で紹介されています。

江戸時代中期の財政難の中で、米沢藩の藩主上杉鷹山は大規模な商品作物の栽培を奨励し、財政改革に成功しました。

その商品作物で織物業を導入したのが、米沢織です。

米沢織の中で様々な紬も作り上げられます。

着物好きマダム
置賜紬、白鷹紬なんかも有名よね。

生糸(絹織物)の歴史

生糸(絹織物)の歴史

中学校の歴史の教科書では、日本の産業として生糸(絹織物)の話がよく出てきます。

その話を付け加えてきます。

さとし
着物(衣類)を作るためには生糸の存在は不可欠です。
日本では古くから養蚕と絹の製法が伝わっていましたが、品質は中国絹にははるかに及ばず、輸入物の生糸が大半でした。
江戸時代になると各地で養蚕や絹織物産業に力を入れ始め、日本の開国後には生糸が日本の重要な輸出品となります。

戦後、日本の絹産業は衰退します。

今では、日本で使われる着物など絹織物の生糸のほとんどを輸入に頼っています。

まとめ

ということで、着物の種類で有名なものとして、中学校の教科書で扱われている着物に関する項目をピックアップしてきました。

着物好き女子
こういう風な見方も着物を考える上で面白いわね。

着物には日本の歴史と伝統が含まれているんですよね。

こういうことを調べるのも着物の楽しみ方の一つになるんです。

では、よき『きもの』ライフを(^^)y