どんなことを心がけて営業をしていけばいいのかなぁ?


その前に、少しだけ自己紹介を…

・着物の営業・販売17年
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は独立し、着物の制作にたずわっています。
この記事では以下の2点で話を進めていきます。
・『営業を辞めたい』その時のための情報収集
営業の仕事の基本的なフローと、営業の仕事での悩みの解決にこの記事を活用してみてください。
目次
実体験・新入社員の営業の話【営業って過酷】


それは華やかさとは程遠い、地道で終わりのない仕事でした。
一日中やっていた名簿獲得
営業に重要なことに『お客様名簿の獲得』があります。
『営業の仕事』は、その対象がなければ始まりません。
なので、『名簿』の獲得は営業パーソンの必須課題です。

駅にはたくさんの人がいるので、そんな人達に『アンケート』をお願いするんですね。
僕たちはどんな炎天下でも、着物を着て『アンケート』をひたすら取り続けます。

皆さんも駅前でアンケートをお願いされても、大体答えないでしょ…
それでも一日『20枚』くらいのノルマを与えられ、ひたすら名簿獲得に奔走しました。
まあ、毎日毎日頑張りました。
「こんなつらいことがあるのか」という日々でしたが、とにかく一生懸命頑張ったのが思い出です。
ただ『名簿』だけが増えても、売上にはつながりません。
今度は、集めた名簿に電話をかけるんですね。
『動員(=集客)』の始まりです。
集客は肉体労働です
その集めた名簿に対して、チラシを送って集客を行います。
その当時は『ニーズ(必要性)』が全盛期でした。
なのでチラシの内容は
②振袖→これは言わずもがな、成人式の定番ですよね。この需要を掘り起こすために、アンケートには家族構成を書く欄がありました。うまくできています。
③留袖→これも定番なのです。結婚式にお母さんが着る着物ですね。
などなど…
ニーズの商品で固められたチラシで、我々は『受話器』を片手に集客にいそしみます。
当時は携帯電話がようやくみんなが持ち始めた時代。
家の固定電話や携帯に、とにかく『電話をかけまくる』のが僕たちの仕事でした。
この数を追うやり方は、今も変わらない集客の王道です。

名簿獲得と集客は、それこそ終わることのない日々に日課だったのです。
営業の花形の『商談』【その輪に入るのには1年以上の歳月が】
そうやって、名簿を獲得しお客様を集客してようやく、着物の販売が始まります。
当然、全てのお客様が着物を買ってくれるわけではありません。
でも、なにせ自分で獲得し集客したお客様、その販売には期待が高まります。

商談がまとまるのを願うしかないんです。
自分がその輪に入ることができたのは、1年以上の歳月がかかります。
修行中の身なので仕方がないのですが、『どこにやりがいを持てばいいのか』わからなくもなるんですよね。
営業を辞めたいとき【思いと後悔】





仕事は辛くても頑張らないといけないという固定観念もありましたし、そう教えられてもいました。

情報の不足は一番の行動の妨げ
今ならわかりますが、行動ができない一番の理由は情報の不足です。
情報が不足している状態では、現状を変えることが非常に難しいんです。
不安しかないですもんね。


それがわかるから、行動を起こす勇気も湧いてきます。
本当に知るって大事なことなんです。
仕事を辞める辞めないに関わらず、鮮度の高い情報を仕入れ続けるのはとても大切です。
それが営業力の向上にもつながります。
漫然と仕事をしている人はどうしても見つからないんです。
自分の人生のためにも、積極的に情報収集を行なって欲しいんですよね。
最後に【営業の仕事で得れるもの】

へこたれない心と対人スキルです。
全てが完璧とは言いませんが、営業の仕事を通して社会人としての強さを得ることができたと思っています。
このことは、自分の人生に確実にプラスになっています。

そしてその経験をさらに高めるために、情報の収集を怠らないことも大事なんです。
最近のコメント