


この記事ではそんな帯の結び方を、画像とともに解説していきます。
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

・着物の営業・販売を18年しています
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。
この記事では以下の6種の帯結びをご紹介します。
②一重太鼓(名古屋帯)
③角出し(袋帯)
④文庫結び(振袖)
⑤貝の口(男性着物)
⑥浪人結び(男性着物)
この記事を通して帯結びの種類とそのTPOがわかります。
読み進めてみてください。
目次
帯の結び方の種類【お太鼓結びを解説】

着物における帯結びといえばお太鼓になります。
まずはこの帯結びを見ていきましょう。
二重太鼓【留袖等にも使える王道の帯結び】


その帯結びが太鼓橋に似ていたので、『お太鼓結び』と言われるようになったんですよね。
二重太鼓は袋帯(長さが約4m20cm以上)を締める時の定番の帯結びで、フォーマル・カジュアル問わず、広く使われている帯結びになります。


綺麗にお太鼓ができるようになるために、ずいぶん苦労したわ。

後述する一重太鼓との違いはこの部分で、帯の長さがあるので太鼓の部分が二重になります。
一重太鼓【名古屋帯を使うカジュアルな帯結び】


その名古屋帯を結ぶと一重太鼓になるんです。




角出し【粋さがでる帯の結び方】




カジュアルで粋な結び方になるの。

帯の結び方の種類【豪華な振袖の帯結び】


この帯結びは非常に種類が多いのですが、ここでは一番シンプルな文庫結びをご紹介します。
文庫結び




帯の結び方の種類【男の角帯の結び方】


そんな角帯の結び方を2種類、ご紹介します。
貝の口(かいのくち)


二枚貝の口のように見えることからこの名がついています。


浪人結び(ろうにんむすび)


これも結び目が固定されるので、使いやすい帯結びです。



粋な雰囲気になるので、着物の雰囲気に合わせて使うといいわ。
まとめ
ということで、帯の結び方の種類をまとめてきました。

帯結びを工夫することによって、着物の楽しみは大きく広がります。
そんな着物の楽しみ方を知ってもらえたなら嬉しく思います。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y