【ついに来た⁉︎】仕事を辞めたいと相談された時の対応方法

仕事を辞めたい
●部下に『仕事を辞めたい』と相談された時の対応とは?
●仕事を辞めたい部下へ『言えること』とは?
●親しい人から仕事を辞めたいと相談されて『できること』とは?
さとし
さとし
上司にとって部下からの『仕事を辞めたい』という言葉は衝撃的なものです。
しかし上司たるもの、動揺している場合ではありません。
相手は、人生の大きな決断をしようとしているのです。
正面から向き合うことが、上司の力量でありその責務です。
この記事では、そんな『仕事を辞めたい』に対する対応方法をまとめてみました。

 

その前に少し自己紹介…

さとし
さとし
私、さとし。
・営業・販売の仕事を18年
・店舗管理(店長職)を通じて多数の社員を育成・教育
・自身も会社を退職して独立・起業した経験あり

 

この記事では、以下の内容をお話ししていきます。

間違ってはいけない『仕事を辞めたい』と相談された初期対応
・『辞めたい』と言う部下にあなたができること
・あなたにも『相談』できる人はいますか?
・親しい人からの『辞めたい』に対する姿勢とは?

この記事を読むことで『相談された時の対処法』を知ることがでます。

相談されるチカラを身につける事は、あなたの人生のスキルは格段にアップさせてくれます。

【上司必見】仕事を辞めたいと相談された時の対応方法

【上司必見】仕事を辞めたいと相談された時の対応方法
さとし
さとし
仕事を辞めたいと部下に相談された時の、基本姿勢は『そう思っているなら辞めたらいい』です。
人の人生の決断を、簡単に止めない方がいいし、思いは尊重するべきです。
それで、終わりってわけにはいかないんじゃないですか?
和夫くん
和夫くん
さとし
さとし
そうですね。

ということで、この基本姿勢を前提にした上で、具体的な話をしていきます。

【初期対応】仕事を辞めたいと相談された

さとし
さとし
まずは基本姿勢の通り、部下の辞意は『受け付ける』ようにしましょう。
開口一番否定するなんて、もってのほかです。

上司に『退職』の相談する部下は、それこそ悩み抜いてその行動を起こしています。

それを全否定をするのは、ある種のハラスメントとも言えるのですよね。

さとし
さとし
その上で、『どうしてそういう決断に至ったのか?』を聞いてみましょう。

それも話の腰を折らずに、耳を傾け『聞くこと』に注力してください。

聞いてくれるって嬉しいんですよね。
和夫くん
和夫くん

そうなんです。

とにかく『聞く』は冷静な対応には不可欠ですし、冷静に対応しないと確実に失敗してしまいます。

辞めたい部下にあなたができること

さとし
さとし
部下の『辞めたい事情』は様々です。
ここでは考えられる『辞めたい理由』についてのアドバイスについて考えていきましょう。

『人間関係』が原因で仕事を辞めたい場合

まず前提として、部下の『人間関係の問題』があなただった場合、あなたに相談はしてきません。
その場合は、自分の課題として受け止めることをオススメします。
部下のせいにしたら、あなたの成長はそこで完全にストップです。

『人間関係の問題』はいつも、仕事を辞めたい原因の上位に入ります。

さとし
さとし
しかし残念ながら、人間関係の問題は解決しません。
なぜなら『人を変えること』はできないからです。

その解決方法は『当事者となっている両者を離す』以外にはないんです。

これを前提とせずに…

さとし
さとし
相手のこともわかってやれよ…

なんて言ってはいけないんです。

これは絶対です。

さとし
さとし
多くの上司は『穏便に済ますこと』を考えますが、それでは根本的な解決にはなりません

とにかく何らかの方法をもって、両者を離すしかないんですよね。

それがお互いのためですし、結果『一方が辞めるのは致し方ない』と割り切ってもいいと考えています。

さとし
さとし
そうしないと問題は解決しません。
職場での人間関係は、深みにハマると組織自体が壊れてしまうこともあります。

仕事内容に問題があって仕事を辞めたい場合

今の仕事は向いてないと思うんです…
和夫くん
和夫くん
さとし
さとし
これもよくある『仕事を辞めたい』悩みですよね。
『向き不向きはすぐには判断できない』と言ってやりたくなりますが、本人にとっては深刻な悩みです。

問題は『向き不向き』ではなく、『好きか嫌いか』です。

『好きだけど向いていない』と感じているのであれば、サポートをするべきです。

『好きでなくて向いていない』と感じているのであれば、もうどうしようもありません。

さとし
さとし
仕事はその時だけでなく、長くやっていくものです。
なので、無理して仕事をし続ける意味はありません。
好きでもなく、向いていないものに人生の時間をかけてるのであれば、引導を渡して上げることも上司の責務だと思いませんか?

労働環境に問題を抱えていて仕事を辞めたい場合

労働環境が『仕事を辞めたい』原因になっている場合は…

さとし
さとし
素直に謝罪しましょう。
労働者の権利を奪っていたのですから…

この問題は解決しないと、『仕事を辞めたい』と言う人が後を絶たないでしょう。

あなたで解決できる問題なら、すぐに動き出すべきです。

あなただけで解決できないような労働環境の問題ならば、これはあなた自身にも降りかかっている問題なのです。

さとし
さとし
これは放っておいてはいけません。
自分事として、本気で改善に取り組んでください。
正しい労働環境で働くことは、結果的に全体の生産性を上げることになります。

あなたには『相談できる人』がいますか?

さとし
さとし
『部下の仕事を辞めたい』という問題は一人の上司だけで抱えるものではありません。
自分一人だけで抱えずに、共有して問題の解決にあたりましょう。

基本的には、自分の上司に当たる人に相談するのがいいでしょう。

上司と部下の関係性は、上司とその上司の関係性で決まる

さとし
さとし
部下の『仕事を辞めたい』という相談を、あなたの上司に相談したら、どんな反応を示すでしょうか?

親身になって問題解決に動き出すか?それとも責任をあなたに押し付けてくるか?

さとし
さとし
こういったあなたの上司との関係性は、あなたの部下との関係性にも反映されます。
もし後者の場合、だから部下は『辞めたい』と思うのかもしれません。

『退職問題』は会社全体の問題です。

これを『ある一人に押し付ける組織』は、そもそも欠陥があるんですよね。

さとし
さとし
こんな組織は、『仕事を辞めたい』と思う人の悩みを根本的には解決できません。

組織のあり方を考え直す必要があります。

【傾聴しよう】仕事を辞めたいと『親しい人』から相談された

【傾聴しよう】仕事を辞めたいと『親しい人』から相談された
さとし
さとし
上司と部下という関係ではなく、親しい人から仕事を辞めたいと相談された場合はどうしたらいいのか?
まず基本姿勢として大事なことは、やはり『話を聞く(傾聴)』ことです。

家族から仕事を辞めたいと相談された

家族から『仕事を辞めたい』と相談された場合は、繰り返しになりますが、その事情をしっかり聞くことから始めましょう。

さとし
さとし
そして、しっかり受け止めることが大切なんですよね。

そこで見極めるべきは『精神的に追い込まれているか否か』です。

仕事によって、心のバランスを崩す人はたくさんいます。

さとし
さとし
あなたの大切な家族がそうなっていないか、まずは見極めて下さい。

もし追い込まれている状態なのであれば…

仕事について追い込まれている状態であれば、そこから抜け出す方法を一緒に考える必要があります。

さとし
さとし
壊れてしまっては元も子もないからです。

そんな時は以下の記事を参考にして下さい。

友人から仕事を辞めたいと相談された

友達から、仕事を辞めたいと相談されてるんですよね。
和美さん
和美さん
さとし
さとし
友人関係でも、深刻度を見極める必要があるのですが、気軽な存在のあなたに『聞いてもらいたい』という要素が強い場合があります(家族の場合もそうですが)。

こういった場合も自分の意見を言うより、話を聞くというスタンスで臨むことが大切です。

人に話すことが自分の考えを整理することにもなるので、そのお手伝いをしてあげてくだいさい。

確かに、話を聞いてもらったら自分の進みたい道が見つかりそうね。
和美さん
和美さん

まとめ

今回の記事をまとめると…

①仕事を辞めたい相談には『聞く』姿勢が最も大切
②『辞める』という選択肢を肯定しながら話は聞くべき
③自分だけではない意見を参考にすることも大事

というところです。

さとし
さとし
『仕事を辞める』という最終決定は、どうあれその本人が下すものです。
相談を受けた人は、その意思を尊重するという姿勢でいるのが重要なんですよね。