

だからこそ、お手入れや保管に関する悩みは尽きないんですよね。
この記事では、そんな喪服のクリーニングについて解説していきます。
内容に入る前に、少しだけ自己紹介を…

・着物の営業・販売を17年しています
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。
この記事では、以下の3点を解説していきます。
・喪服のクリーニングの料金の相場
・喪服のクリーニング後の保管
この記事を読むことで、着物の喪服のクリーニングについての知識を得ることができ、実際にクリーニングに出す時に悩まなくて済みます。
読み進めて確認してみて下さい。
目次
【決定版】着物の喪服をクリーニングするタイミング


本来は最礼装の着物でお祝い事にも着るんですが、現在では不祝儀と呼ばれる『通夜』『葬式』『法事』などの場面で着用するのが一般的です。


この着用頻度の低い喪服をクリーニングをするタイミングは『着用後に必ず』がいいんですよね。
着物の喪服をクリーニングするタイミング

喪服に限らず着物は着用後に『汗がついていたり』『化粧の汚れがついていたり』『食事や飲み物が飛んでいたり』するものです。
それを放っておくと、汚れが広がったり定着して取れなくなったりします。


母の喪服なんかは『何十年も放置していて』目にも当てられない状態になっていたわ。
こういうことにならないように、喪服は着用後に念入りにクリーニングしておく必要があるんですよね。
着物の喪服のクリーニングの必須事項


そのクリーニングとともに、『汗抜き』と『染み抜き(あれば)』をしておくといいでしょう。
『汗抜き』は、着物に付着した汗とその成分を水を吹きかけて落とす加工になります。
『染み抜き』は、ドライクリーニングでは取れないシミを、その成分に合わせたやり方でとる加工になります。

【徹底調査】喪服のクリーニングの料金の相場



これは私が独自に、『19社の着物のクリーニングをする業者の料金』を調べて平均を算出したものになります。
このクリーニングの料金に『汗抜きの料金』と『染み抜きの料金』を足したものが、喪服のクリーニングにかける料金の相場と言えます。

参考にしてみて下さい。

着物の喪服のクリーニングの後に…

着物は『湿気』に弱く『虫食い』の危険性もあります。
現代の住宅環境では、着物を保管する環境を整えられないことも多々あります。
そんな時には、次の便利グッズを活用してみて下さい。
袋に入れるだけで『防湿』と『防虫』の効果があります。
さらには箪笥などを揃えるより少ないスペースで保管することもできます。

ぜひ検討してみて下さい。
着物のクリーニングと管理がしっかりできたら、着物の困ったの半分は解決しますし、快適に着物を着ることができます。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
そして喪服の『クリーニング料金の相場』っていくらなのかも気になるわ?