

そんな節目の『入学式』を、着物で彩りたいと思うのは普通の事なのかも知れません。
今回は、そんな『入学式で着る着物』についてお話しします。
内容に入る前に、少しだけ自己紹介を…

・着物の営業・販売16年。
・着物の店舗運営11年(店長歴)
・現在は独立して、着物の制作にたずさわっています。
この記事では以下の2点をお話ししていきます。
②『入学式』に最適な着物3選
入学式に着る着物の参考にしてください。
着物の種類【入学式に着る着物】

では、入学式に着る着物をご紹介していきます。
『涙の卒業式』と『笑顔の入学式』
3月にある『卒業式』、これは「別れ」とか、「旅立ち」というイメージです。

それに対して『入学式』はこれから始まる「笑顔」のイメージが強いですよね。
なので着物も、そういう『式の色』に合わせるのがいいというのが僕の提案です。

特に小学校の入学式は、義務教育の始めということもあり、『めでたさ』いっぱいの装いがいいんです。

お母さんは一歩控えた、それでいて春らしい着姿にしてみて下さい。
入学式に最適な着物~3選~
TPO的にも『これさえ押さえておけばよい』着物の種類です。
訪問着
訪問着は着物の種類の中でも、華やかな装いの着物です。
読んで字のごとく『訪問するための着物』なので、入学式にお母さんが着る着物としては最適ですよね。
訪問着にも色々ありますが、入学式には春めいた色を着るのがいいんです。
具体的に言うと『ピンク』『クリーム』系ですよね。
桜との相性もばっちりなので、場面にうまく溶け込んだ装いになります。
付下
『付下』と『訪問着』の違いを説明するのは難しいです。
『訪問着』をより落ち着かせたのが、『付下』なんだと思ってください。
用途としては、訪問着と同じなんですが、訪問着より一歩控えた印象を出したいときにはおススメです。
『付下』は、【訪問着より控えて色無地より華やか】という絶妙なポジションで、人気のある着物の種類なんですよね。
色無地
万能着物『色無地』です。
色無地は『訪問着』『付下』と違って、柄がありません。
より一層、控えた装いになるんですよね。
帯次第でTPOを使い分けれます。
『入学式』も小・中・高・大と子供に年齢によってお母さんの立ち位置も変わりますよね。
そういった意味で、色無地は『使いやすい着物』といえるんです。
まとめ
ということで、『入学式に着る着物』を紹介しました。
せっかくの節目の時、自分らしさもありながら、失敗しない装いがいいですよね。
そういった意味でも、着物は絶対に喜ばれる装いです。
是非、着物を着て『入学式』に参列してみてください。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y