

その時の装いをどうするかは悩むところだと思います。
この記事ではそんな結納で着る着物について話を進めてきます。
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…

・着物の営業・販売を17年しています
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は着物の制作にたずさわっています。
この記事は以下の内容をお話ししていきます。
→正式結納と略式結納
・パターン別に解説・結納の時に着る着物
この記事を読むことで、結納についての基本的な知識と、結納の時に着る着物についての方向性が見えてきます。
読み進めて確認してみてください。
結納とは



プロポーズというのは本人同士の結婚の約束、言わば『口約束』なんじゃのう。
そして結納とは、両家で取り交わす正式な結婚の約束ということになるのじゃ。

これを結納品や結納金と言ったりするんですよね。

正式結納と略式結納
結納には正式結納と略式結納があります。




【パターン別】結納の時に着る着物の種類


正式結納の場合
正式結納の場合は仲人が、両家を行き来します。
仲人が新郎家に赴き結納品を預かり、それを新婦家に持っていき、受書を持って帰ってきます。

新郎なら『五つ紋付き羽織・袴』、新婦なら『振袖』の着用が最礼装となります。
両親も和装なら、父親は『五つ紋付き羽織・袴』、母親は『留袖』を着用するのがいいでしょう。
略式結納の場合

訪問着や付下、色無地などの準礼装の着物でも大丈夫です。



まとめ
ということで結納の時に着る着物の種類についてまとめてきました。
困った時にはこの記事を参考にして、着る着物を選んでいただけると嬉しく思います。
結納とは厳かな儀式ではありますが、将来を誓い合う2人のかけがえのない思い出の場面でもあります。
それを彩る装いにはこだわりを持って欲しいんですよね。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
一生に一回のことだし、相手もあることだし悩むのよね。