●着付けを始めたいんだけど何を揃えればいいの?
●着物に必要な小物の値段って?
何が必要なのか?やっぱり気になります。
内容に入る前に、少しだけ私の自己紹介を…
・着物の営業・販売の仕事を18年
・着物の店舗運営(店長歴)11年
・現在は着物の制作にたずさわっています
この記事で紹介する物の一覧は下記の通りです。
②袋帯(名古屋帯)
③長襦袢
④帯締
⑤帯揚
⑥腰紐3本
⑦伊達締め2本
⑧帯板
⑨帯枕
⑩コーリンベルト2本
⑪衿芯
⑫肌着(※肌着と裾除け)
⑬足袋
⑭タオル3枚
⑮草履
⑯半衿
※着物の種類やTPO、そして人によっては必要なもの
②後ろ板
③重ね衿
④和装ブラジャー
⑤和装ストッキング
⑥和装バック
⑦着物収納バック
そのあたりも、解説していきます。
さらにおおよその価格も示しておきます。(さとし調べです)
この記事を読むことで、着物を着る為に必要なものがわかります。
目次
- 1 着物を着るのに必要な小物の種類【一覧】
- 1.1 【着物を着るのに必要な小物の種類】着物(価格・まちまち)
- 1.2 【着物を着るのに必要な小物の種類】袋帯(名古屋帯)(価格・まちまち)
- 1.3 【着物を着るのに必要な小物】長襦袢(価格・正絹は幅広いが、二部式襦袢は2500円~)
- 1.4 【着物を着るのに必要な小物】帯締(価格・2000円~ 正絹のものは高い)
- 1.5 【着物を着るのに必要な小物】帯揚(価格・2000円~ 正絹のものは高い)
- 1.6 【着物を着るのに必要な小物の種類】腰紐(価格・モスなら3本500円~ 正絹で1本1000円~)
- 1.7 【着物を着るのに必要な小物の種類】伊達締め(価格・ゴムのものは1000円~ 正絹なら2500円~)
- 1.8 【着物を着るのに必要な小物の種類】帯板(価格・500円~5000円)
- 1.9 【着物を着るのに必要な着物の種類】帯枕(価格・500円~)
- 1.10 【着物を着るのに必要な小物の種類】コーリンベルト(価格・1000円~)
- 1.11 【着物を着るのに必要な小物の種類】衿芯(価格・2つで200円~)
- 1.12 【着物を着るのに必要な小物の種類】肌着(価格・1000円~)
- 1.13 【着物を着るのに必要な小物の種類】足袋(価格・500円~4000円)
- 1.14 【着物を着るのに必要な小物の種類】タオル(価格・あるもので)
- 1.15 【着物を着るのに必要な小物の種類】草履(価格・3000円~ 本格的なものは10万円以上も…)
- 1.16 【着物を着るのに必要な小物の種類】半衿(価格・300円~)
- 2 【着物を着るのに必要な小物の種類】時と場合によって必要な小物
- 3 まとめ
着物を着るのに必要な小物の種類【一覧】
それでは一覧で説明していきます。
【着物を着るのに必要な小物の種類】着物(価格・まちまち)
まずはメインとなる着物が必要です。
【着物を着るのに必要な小物の種類】袋帯(名古屋帯)(価格・まちまち)
『袋帯』と『名古屋帯』の違いは、フォーマル感です。
『半幅帯』もありますが、これはカジュアルです。
『カジュアルな簡易的な帯』と覚えて下さい。
半幅帯の場合は『この一覧の中で必要のないもの』もあります。
【着物を着るのに必要な小物】長襦袢(価格・正絹は幅広いが、二部式襦袢は2500円~)
着物の下に着るのが『長襦袢』です。
単に『襦袢』という場合もあります。
上と下がセパレートに分かれている『二部式襦袢』と呼ばれるものもあります。
【着物を着るのに必要な小物】帯締(価格・2000円~ 正絹のものは高い)
※『帯〆』『帯しめ』『帯締め』等の表記があります。
帯を支える、ベルトの代わりをするものです。
袋帯や名古屋帯で『お太鼓結び』をする時には必ず必要となります。
次の『帯揚』と一対で考えて下さい。
【着物を着るのに必要な小物】帯揚(価格・2000円~ 正絹のものは高い)
※『帯揚げ』『帯あげ』等の表記があります。
帯の『お太鼓結び』の上部を支える為のものです。
『帯締』と同様にこれが無いと『お太鼓結び』はできません。
『帯締』と一対で考えて下さい。
【着物を着るのに必要な小物の種類】腰紐(価格・モスなら3本500円~ 正絹で1本1000円~)
着物と長襦袢を着る時にしめるものです。
これには色んな種類があります。
・正絹素材のもの
・ゴムベルトタイプのもの
しめやすさと価格の違いがあり、その人に合ったものを選ぶのですが、安いものでも『着物』が着れないなんてことはありません。
3本は必要になります。
【着物を着るのに必要な小物の種類】伊達締め(価格・ゴムのものは1000円~ 正絹なら2500円~)
これも、着物と長襦袢を締めるのに使います。
伊達締は種類がたくさんあります。
締まりがいいのはこれだわ。
値段が手頃なのよね。
【着物を着るのに必要な小物の種類】帯板(価格・500円~5000円)
帯を締める時の土台となるのがこの『帯板』です。
それこそ種類がたくさんあります。
礼装用・喪服用・ゴムがついているもの・筒状になるもの等々です。
【着物を着るのに必要な着物の種類】帯枕(価格・500円~)
袋帯や名古屋帯で『お太鼓結び』をする時に、帯を持ち上げる為に使います。
この上に『帯揚』を被せてセットになります。
種類(枕の大きさと色)は様々です。
紐がついているものが使いやすいです。
【着物を着るのに必要な小物の種類】コーリンベルト(価格・1000円~)
着物と長襦袢の衿を綺麗に見せる為に使います。
これの種類は『サイズと色』です。
着物に1本、長襦袢に1本使います。
【着物を着るのに必要な小物の種類】衿芯(価格・2つで200円~)
着物の衿の中に入れます。
『衿芯』をいれることで、衿がしっかりします。
メッシュタイプのものもありますが、いずれも安価です。
【着物を着るのに必要な小物の種類】肌着(価格・1000円~)
長襦袢のさらに下に着る肌着です。
上下が分かれているものは『上が肌着』『下が裾除け』です。
一体になっているものが『和装スリップ』といったりします。
この違いを一概に説明するのは難しいですが、着付けをする場合はどちらでも大丈夫です。
【着物を着るのに必要な小物の種類】足袋(価格・500円~4000円)
『足袋』は見える部分なので、種類はたくさんあります。
色は基本は白ですが、カジュアルでは『柄の足袋』もあります。
『コハゼ』という足首の留め金があるものが正式で、4枚コハゼより、5枚コハゼのほうが格が高いとされています。
靴下のように、留め金がないものも最近は増えてきています。
楽にはけるので人気なんですよね。
【着物を着るのに必要な小物の種類】タオル(価格・あるもので)
着付け時に補正に使います。
女性は胸があるので、みぞおちにタオルをかまして補正します。
普通のタオルを使います。
3枚あると安心です。
【着物を着るのに必要な小物の種類】草履(価格・3000円~ 本格的なものは10万円以上も…)
草履も見える部分なので、種類はたくさんあります。
フォーマル、カジュアルと多岐に渡ります。
【着物を着るのに必要な小物の種類】半衿(価格・300円~)
長襦袢に縫い付けて使います。
白が基本ですが、白ベースに刺繍のついたものや色があるもの、そして柄があるものと多岐に渡ります。
安いものは安いですが、手の込んだものが10000円以上するものもあります。
衿は汚れやすいです。
【着物を着るのに必要な小物の種類】時と場合によって必要な小物
こちらからは、時と場合に必要になる小物になります。
三重紐(さんじゅうひも)【価格500円~】
※『トリプル紐』『トリプル仮紐』という表記もあります。
振袖の帯結びの時の豪華な飾り結びをする時に使います。
後ろ板【価格 800円~】
振袖の帯結びは、後ろで大きく飾り結びをするので、それを支える土台として使います。
『前板』と見た目がほとんど変わりませんが、『後ろ板』のほうが若干縦に太めです。
重ね衿【価格 2000円~数万円】
※『伊達衿』とも表記されたりします。
着物と半衿の間に挟むようにして使います。
十二単(じゅうにひとえ)の名残があり、着物の衿は重ねるほうが豪華で『フォーマル』になります。
カジュアル要素でも使います。
コーディネート用の小物ですよね。
和装ブラジャー【価格 3000円~】
補正に使います。
着物を綺麗に着る為には、胸は押さえつけたほうがいいのでそういう形状になっています。
和装ストッキング【価格 500円~】
足袋をはくので通常のストッキングは使えません。
足首まであるストッキングです。
着物は冬に着るとスカートと一緒で、下から空気が入ってくるので寒く、そういった時の為に使います。
和装バック【価格 ものによってまちまち】
これはいろんなものがあります。
フォーマル用のものは『草履』とセットになっていることが多いです。
着物収納バック
着物を持ち運ぶためのバックです。
上記のすべてを収納できるバックがあります。
出先で着物を着る場合は必須のアイテムです。
まとめ
ということで、着物を着るのに必要な一式をまとめてきました。
この記事にあるものを用意すれば、着物を着ることができるようになるでしょう。
何かの時に、この記事を振り返ってみて活用して下さい。
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
では、よき『きもの』ライフを(^^)y
①着物を着るための必要なもの
②その用途
③値段
を一覧にして解説していきます。